2015年10月29日木曜日

久しぶりに泣いた

この世の常として、どんなことが起きてもおかしくないのだが、想像できないようなことは、きっと自分には起こらない、と思うことによって日々の平和な日常は成り立っている。

ごくごく近しい存在の人が身罷ってしまった。あまりにも突然で、頭で理解できるほど冷静に受け入れることもできなくて、少しの時間が経ってしまった。近しい人のいきなりの死は、自分の中にあるその人とのごくごく普通の思い出を、空っぽの虚無のようなものにしてしまう。そのあっけなさと、彼があちら側へ持っていってしまったものの大きさがしみじみと悲しい。僕よりももっと彼に近い立場にいる人々のことを考えると、胸が痛む。




彼の魂の安らぎのために・・・・Maurice Ravel [Trois beaux oiseaux du paradis]
モーリス ラヴェル作曲 3つのシャンソンより[天国の美しい3羽の鳥]


2015年9月9日水曜日

僕は人殺しの子供の子供だった

つまりそういうこと。これは事実であって、その殺人が行われたのは、今からたった70年ほど前の話だ。人殺しの子供とは僕の父であり、母であって、人殺しとは僕の二人の祖父である。つまり祖父は二人とも太平洋戦争に従軍していた。

戦後70年経って、戦争当時若年兵といわれた人でもすでに90歳近い。当時現役だった20~40歳の人々はすでに鬼籍に入り直接話すことは出来ない。70年前と言ってもたった2世代前の話だね。

以前父にそれとなく聞いたことがあるけれど、祖父は戦争中の体験をほとんど語っていないようだ。それはそうだよね、自分が人を殺したり、仲間が殺されたり、そんな話を家族、ましてや子供には出来ないよね。しかしたった2世代前の僕の肉親はそれを目の当たりにしていたわけだ。


戦後70年ということで、今年は節目の年らしい。8月には主にNHKで戦争特番が放送されるのだが、今年僕は2本の番組をみた。

「カラーでみる太平洋戦争」

「終戦から7日目 戦争は終わった」

8月になると毎年少し戦争の勉強をするのですが、日本における第二次世界大戦といえば、
・中国と戦争
・ハワイの真珠湾
・東南アジアで戦争
・原爆
・敗戦
・戦後
という切り口が多いなと感じた。僕の祖父たちがどんな場所でどんな戦いをしていたのかというのは、テレビ、新聞といったメディアにおいては「軍部の妄信により補給も無いまま、物量に勝るアメリカと戦っていた」という切り口ばかり。

前線のこっちとあっちにの両方に同じ人間がいて、イデオロギーのために、国の命令によって人を殺しあっていたというひとつの事実に行き着くのは容易ではない。戦争反対というのは、自分が殺されるのはまっぴらだという正当な理由の他にも、人殺しになるのはごめんだぜという素朴な理由もあって、そうならないためにどれだけの努力を重ねるのかということではないのだろうか。

自分で出来ることも少しはあるはずだ。まずはそこを考え、実践していこう。

今聞いているのは、Maurice Ravel [Le Tombeau de Couperin-V-Menuet]
演奏はSamson François。この曲は第一次世界大戦に従軍したラヴェルが戦死した知人ジャン・ドレフュスの名前が冠されています。とても良い曲です。


2015年5月3日日曜日

Erbarme dich J.S.Bachのマタイ受難曲より

音楽は何かを予兆させるものだけれど、この曲の冒頭のバイオリンソロほど、
私の心をかき乱すものはありません。キリスト教徒ではないけれど、これが音楽が持つ力か・・・

スコアをみたいマニアックなあなたはこちらから。
184ページからです。

J.S.Bachのマタイ受難曲 第39曲アリア、「Erbarme dich(憐れみたまえ、わが神)」は年に何度か深く聞き込んでしまう名曲なのだが、今回は特に収穫があった。YouTubeでこの曲を探していたら・・・・ これを発見しました。

Nathalie Stutzmann - Recording Bach aria "Erbarme dich"


今回はバイオリンソロの演奏に着目して良い演奏がないかな・・・と探していたのだが、
このバイオリンソロのせつなさはかなり好み・・・。どうやら日本人のようなのですが、詳細はまだわからず・・・。

そしてアルトの歌い手が個人的なツボ!アルトはナタリー・シュトゥッツマン(Nathalie Stutzmann)という人でした。この芯が通っている感じの声!深み!ビブラートの少なさ!やっぱ女性はアルトだね。


参考までに同じシュトゥッツマンですが、バイオリンソロが別人でオルガンが少しうるさいです。

2015年2月16日月曜日

thanks NHK-FM

僕の生活における音楽面を豊かにしてくれるのは主にNHK-FMである。クラッシック系の番組が多く、知らない作曲家を知る機会を得るからだ。ここ1年ほどでヴァスクスを知ったし、つい先日はスペインのバロック期の作曲家ビクトリアの宗教曲も知った。このような曲は自分で選んで聞く機会はほとんど無いだろうし、ネットによって放送中の曲を容易に調べられるということもあります。

ビクトリアの曲は聞いていたときにバッハの宗教曲とばかり思ってたのですが、バッハより前の時代のスペインの作曲家のようです。音楽が宗教の内側にあった時代の合唱というシンプルな響きの中には今の世の中では忘れてしまった、神の大いなる力の下にいる人間の祈り、というようなものを感じます。無心論者ではありますが・・・音楽を通して神の力の片鱗に触れようとする人間の努力とでも言うのでしょうか。少なくとも今も(それからこれからもずっと)僕の中で宗教心というものはつちかわれる事は無いでしょうから、宗教の中の音楽に神秘性を感じずにはおられません。


もうひとつNHK-FMの良番組はなんといってもピーター バラカンの「ウィークエンド サンシャイン」です。この番組を聴くために7時20分にラジオをONにする価値あります!
ロック、オルタナティブロックを中心に、ビートルズやデュランなど今だからあまり聞かれない曲やそのカバーなど選曲がとてもレベル高いです。洋楽ではタワレコのbounceも情報源でありますが、クラブシーン、アイドル、アニメなどサブカル系全盛の今、僕にとっては得るものが少なく、広告と連動しているのがあけすけな記事内容はすぐにおなかいっぱいになってしまいます。とはいえフリーペーパーなのでCDはタワレコで買うようにしています!


Tomas Luis de Victoria Tenebrae Responsories
日本語だと「聖週間のレスポンソリウム集」といったタイトルです。(まだあまり調べていないので意味とか、曲の構成とか良くわからない)バッハの宗教曲と共に、俗っぽい表現ですが「ごめんなさい」って謝りたくなるような曲です。



ペトリクス ヴァスクス
 

この曲はピーター バラカンが教えてくれました!


Keb' Mo' The times they are a-chaingin

2015年2月12日木曜日

冬のアイス

夏と並んで、冬はアイスの種類が充実する時期だと思う。

さて、2014-2015年のアイスですが、値上がりの余波をモロに受け主な価格帯は150~180円くらいにシフトしまった。僕としては130円、せめて150円くらいがアイスで買おうかなと思う限界なので残念な時代になりました。

今年はじめて食べた丸永製菓の「おいももなか」が意外と美味しかった。このサツマイモアイスの味、どこかで食べたサツマイモ菓子の味と同じなんだよな。なんの味か思い出せない・・・。
丸永製菓はエスキモーを吸収した森永製菓についで期待を寄せているメーカーです。

ほんとに美味しいアイスは180円ゾーンにあると思うのだけれど、そこまで出さなくても
板チョコアイスあいすまんじゅうモウの3品は楽しめます!

2015年1月3日土曜日

年末、年始の音楽

年の変わり目において、何の曲で年の終わりを向かえ、何の曲でその年が始ったかというのは大切なことです。

2014年の最後に聞いたのはClaude Debussy Cello Sonataでした。
ドビュッシーの室内楽の名曲です。




2015年に最初に聞いたのは、Maurice Ravelです。
ラヴェルの室内楽の名曲です。
!!!!!このチェロの人、知っているぞ!!!!


2014年12月28日日曜日

クリスマス 2015

個人的に、宗教に関してはかなりニュートラルなのでNHKの朝のニュースで今日はクリスマスです!と浮かれて言っていたりすると、どうなっているのだ?と思ってしまうのだけれど今ではすっかり日本に取り込まれているクリスマスですね。

経済効果も馬鹿にできないので、今後日本のクリスマスが衰退していくことは無いでしょう・・・

子供が、サンタの存在を信じ、純粋な気持ちで祈っている姿を見ると、自分には無い美徳をみているようでなんとも複雑な心境です。クリスマスケーキは自分では作らずに・・・・「スワンベーカリー」で冷凍ケーキを買って(買わされて)います。5年位前のケーキはずいぶんとひどい内容で、冷凍焼けしかけていたり、形が微妙だったりだったのですが、毎年味も形もレベルアップしています。
数年前からは普通の店のケーキと遜色なく美味しく、今年はかなりいい線いっていました。

世の中浮かれるクリスマスですがスワンベーカリーは「焼きたてのパンやケーキのおいしさで障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現を目指しています。」という理念のもとに運営されていて、そこの商品を買うというのはクリスマスにふさわしく、少し良い気分です。

そのケーキにろうそくを立て、火をつけて、クリスマスの歌を妻と子の3人で歌ったのですが、保育園で歌っている「もうすぐクリスマス!ツリーを飾ろう!・・・」と5番まである歌を歌いました。その間ロウソクのろうがケーキに垂れそうでドキドキしてしまいました。

また、雰囲気作りのために購入したシャンメリーを飲んだ息子は「こんなに美味しいものは初めて飲んだよ!」とハイテンションで言っていました。僕はコップいっぱい飲むのがやっとの、不味い代物だと思いましたが・・・・。来年はスパークリングブドウジュースにしようと心に誓いました。

今聞いているのは、J.S.バッハ [トッカータとフーガ]ストコフスキー編曲オーケストラ版
NHK-FMで聞いたのだけれど・・・・オケ版も良いね。

2014年12月17日水曜日

本の感想

1:村田エフェンディ滞土録 梨木 香歩
これは名作です。明治初期の日本から土耳其(トルコ)への(トルコの)国費留学生の日々が
描かれています。ドイツ人、ギリシア人、イギリス人、トルコ人の共同生活の中では、さまざまな
価値観が入り乱れているのですが、それぞれがそれぞれを受け入れていく様がなんとも面白い。
グローバル化とか言われている昨今ですが、それは今も昔も同じことのようです。

最終章の「日本」は何度か読み返してしまった。それほどしみじみと心に染み入る内容です。
数年ぶりの再読なのですが、この時期に読んでよかった。


2:海うそ 梨木 香歩
昭和初期の九州地方のとある島を舞台とした小説。その島独特の宗教と自然か複雑に
絡み合い、その謎にひかれた地理学者のフィールドワークの話。
梨木さんは江戸末期から明治時代にはまだあった、人間の外の世界(あるいは人間が自ら作った自分以外という意味の世界か)に興味が尽きないのだろう。神様、もののけ、怪しきもの・・・。


3:天の梯(そらのかけはし) 高田 郁
ついに完結です。前号、前々号と辛い涙ばかりだったのですが、最期は円満でおわり。
友のことも、恋のことも、そうなるとはわかっていたのですが、そういうふうに話が進んだか!
長い間楽しませてもらいました。


4:江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 原田 実
江戸しぐさとは「江戸時代に当たり前だった相手のことを思った作法」というようなもので、
一部教育現場や企業にも導入されていたりするのだが、その出所がトンデモ系の
でっち上げだっだというのが本書の内容。ノンフィクションで、確かに江戸しぐさはトンデモだと
思えました。身近に江戸しぐさがある方、本書を読んでどちらが正しいか判断してください。


5:丹生都比売 梨木 香歩
丹生都比売を含めた梨木さんの短編集。しかしどうだろう。梨木さんの短編はあまり世界に
なじめなかった。これは川上弘美のときと同じ感じなのだが、短編小説のなかで作られる強烈な
世界観には波長があって、そこが同調しないとうーんって感じている間に読み終わってしまう。

梨木香歩を集中して読みましたが、2014年中に5冊読み終わった!

今聞いているのは、John Lennon [Happy Christmas(War Is Over)]
キリスト教徒ではないし、クリスマスといってもさほど楽しみではないのだが、
子供がクリスマスを楽しみにしている、というのは純粋さがあってほほえましい。
この曲、今年はまだラジオ、テレビでは聞いていないな。
ジョン レノンのLegendというCDに収録されているけど、この次の曲が
「Give Peace A Chance」・・・。これは切ない。

2014年12月6日土曜日

2014年のうちにしたい、10のこと

今年は難易度をぐっぐっとさげ、達成率100%を狙うことにしました。
ロールケーキは2回作ってみるということです。

1:本を5冊読む
2:年賀状を25日までに投函する
3:体重を1キロ減らす
4:NISAを始める
5:ロールケーキを焼いてみる
6:もう一度ロールケーキを焼いてみる
7:パゴダとサイクリングへ行く
8:写真のバックアップをする
9:交響曲をスコアみながら聴く×3曲
10:CDをタワレコのリアル店舗で2枚買う

ちなみに2011年の内容は
1:本を10冊読む。
2:絵画の展覧会に行く
3:5キロを3回走る。
4:髪を切る
5:TDLに行く
6:ダイエットして57キロを切る
7:休日に1日パゴダと過ごす
8:パソコンのバックアップを取る
9:CDを2枚タワレコで購入する
10:12月20日までに年賀状を投函する
でした。

今読んでいるのは、梨木果歩[村田エフェンディ滞土録]
土はトルコ、エフェンディは留学生といった意味です。
明治期に国費でトルコに留学した村田何某の体験記ですが、
小説なのでフィクションです。設定が面白く読み進んでしまいます。

2014年12月5日金曜日

PC修理

安物の電源搭載のBTOパソコンを使っていたので、ついにこの日がやってきたという感じではあったのですが、電源が不安定になってしまいました・・・・。そこで何回か電源入れて、途中で落ちてというのをやっていたら・・・マザボまで壊れてしまった!!

というわけでこれを機に、マザボ、ケース、電源を交換しました。すべてamazonで発注!ネットの相場程度で安く買えたし、休みの日にパーツがそろったので作業がとてもはかどりました。

パーツの交換自体はさほど手間はかからないのですが、マザボを変えると起動時にブルーバックになってしまって手間取りました。簡単に言うと、マザボ交換により、チップセットが変わるのでOSが管理しているHDD、SSDなどデバイスのドライバが無効となり、起動できないという内容でした。

タブレットでググるとレジストリの修正で何とかなるとわかりましたが、レジストリは正常値のままでした・・・。結局BIOSのIDE接続の設定を変更したらすんなり起動。それ以後安定しています。

ブルーバックは焦るけれど、マザボ交換はOS再インストールと紙一重だなと実感。電源も650Wにしたし、メモリも4枚させるようになったし満足の修理でした。

今聞いているのはRavel Sonata for Violin ando Violin Cello
この演奏は・・・かなりイイ!音質はあまり良くないが、二人の技量と
この曲のデュオならではの濃厚な絡み合いがなんともいえません。

2014年11月24日月曜日

煮干の話

数年前から考えが少し変わって「無添加っていうことが、特別良いってわけではないよね」という考えになっているのですが、不要なものを入れる必要は無いよねっていう考えはベースにあります。

これは保存料は少ないほうが良いけど、それによって食品の安全性や利便性がたかまっているメリットも大きいので、添加物を毛嫌いしないというスタンスです。
内容もそうですが、食べる頻度や量を気にするようにしています。


ここ一年くらい、自宅で作る味噌汁はいりこ(煮干)でダシを取っています。ズボラなので、味噌汁には煮干を入れたままで仕上げてしまい、その煮干も食べるので割りと小さい(中羽以下)の煮干を選んでいます。

東京は地方のアンテナショップがたくさんあって、それぞれの地域の自慢のいりこを買うことができます。今までで一番美味しかったのは広島の尾道のいりこでした。香川の伊吹島のいりこも美味しかったが大羽が中心で頭と腹をそのまま食べる場合は少し苦かった。現在は長崎のいりこを使っているが、80点くらいの味でもう少し美味しいのがありそうだと思ってしまう・・・。

次回は新橋の島根、香川愛媛のアンテナショップで購入してみようと思います。

今読んでいるのは、梨木香歩「冬虫夏草」
これはとても面白い本だ。「家守綺譚」の続編だけれど、ほんの少し前の日本では
自然と人間の世界が重なっていて、そこに怪しい物どもの存在する余地があったのだなと思いました。

2014年11月6日木曜日

紅葉の季節の訪れ

風の強い日に桜が葉を散らしていたが、今では赤や黄色に色を変えて紅葉で葉を散らしている。
桜の紅葉は美しい。晩秋に向かって、寒くなったときに、桜の木にわずかに残る葉は紅の色も深く、それは美しい(と思う)。

この時期になると、ちょっと興ざめなのが毎年のJR東海の「そうだ京都、行こう。」キャンペーンのCM。映像技術の進歩により、どんどん自然の美しさが損なわれ、不自然な感じになっている。
画面には「演出をしてある」と書かれている。ちょっと昔は綺麗な自然を撮ろうと思ったら前シーズンに撮影をしなくてはならず・・・という苦労の末の結果だったのに今のそれは興醒めだ、といったら言い過ぎか。

今聞いているのは、ゴンチチ[My Favorite Things]

2014年10月19日日曜日

たまには本の話を・・・

読書の秋、ということで本の話を。
最近読んでいるのは、高田郁の「みをつくし料理帖」です。江戸時代の今で言う定食屋の料理人の話です。しばらく前に読んだ池波正太郎の「鬼平犯科帳」、「剣客商売」が男世界の硬派江戸小説だとすれば、みをつくしは女世界の庶民江戸小説という感じです。登場する人々がポジティブなのは軽い気持ちで読む身としてはとても良いですね。料理に関する記述は、若干後出しじゃんけん的なところもありますが、基本的には面白いです。

息子のパゴダは寝る前にほぼ必ず本を読むのですが、ほとんどは図書館で借りています。父、母、それぞれ本の選択に大きな違いがあるので、パゴダも色々な種類の絵本に接することができるのではないかなと肯定的に考えています。そんあ最近僕のチョイスは外国の絵本。日本で育っている日本人のパゴダ。やはり日本の絵本の本がすんなりと話しに入っていけます。語られている話の世界観、ニュアンスをはじめ、絵柄などがあっているのだと思います。

変化球ということで外国の絵本を選んでいるのですが、この本は名作です。
にぐるまひいて ドナルド・ホール  (著), バーバラ・クーニー (イラスト)
満月をまって メアリー・リン レイ (著), バーバラ クーニー (イラスト)

バーバラ クーニーの素朴な絵は美しく、思わず細部まで見入ってしまいます。そして大人ならばその絵に少し懐かしさを感じると思います。

今読んでいるのは、高田郁の「みをつくし料理帖」。
次の巻で完結するのですが、どう完結させるのだろう・・・流れからいってハッピーエンドは間違いないと思うのだけれど・・・。

2014年10月14日火曜日

エルキュール ポワロ カーテン

昨夜、アガサ クリスティ原作の名探偵ポワロの最終回「カーテン」をみました。カーテンって本で読んだかな・・・と思っていたのだけれども、TVでみて読んでいない事を実感しました。大まかなあらすじは聞いていたので、どうやら勘違いしていました。

名探偵ポワロを知ったのは約20年前。NHKで夕方放送されていましたが、あのOP音楽、デビット スーシェのポワロの表情、そしてヘイスティング大尉!完璧な番組だったと思います。当時高校生でしたが、ポワロをみたいがために、チャリをすっとばして帰った記憶があります。

カーテンでは年老いたポワロといかにしてカーテン(終幕)を迎えるのかが一番の見所ですが、ポワロからのヘイスティングへの好意の表現には思わずうるっときてしまいます。
"Ah, Hastings, my dear friend, they were good days. Yes, they have been good days."
あぁ、ヘイスティングス、親愛なる我が友よ。共にすごした日々は素晴らしかった。そう、本当に素晴らしい日々であった。


モナミ!モナミ!モナミ!
これは日曜朝のNHK-FMでピーター バラカンが紹介していました。
ディランの定番ですが、とても良いカバーです。最近、カバー曲が好きです。

2014年9月25日木曜日

雑感

雑感。

ふなっしー
イッテQで宮川大輔とイタリアの祭り「石鹸祭り」でふなっしーの結構体を張ったロケをみたのだが・・・アレは本人が出場していたのかな?まさかね。ふなっしーってゆるキャラと捉えていたけど実は芸人ということでブレイクしたのだね。

しょこたん
昔も今もキワモノキャラって感じだけれど、この筋の通っている感じ、世界に入りきっているのはなかなか。そして・・・かなり体張ってるね~。・・・歌あんまり上手くないな。エスパー魔美の歌を歌っているのを偶然見てびっくりです。

夢見観音
近所に「この観音にお祈りして、それを夢にみたら、現実のものとなる」という夢見観音というのがあるのだけれど、たまに熱心にお祈りしている人がいる。この祈りというか宗教心といったもの、今の僕からはすっかり抜け落ちてしまったものだ。

イスラム国
首切り動画と危険な武装集団として有名となり、新聞では真っ黒な悪、という扱いだけれど確か木村太郎がニュースで「イスラム国はイスラム法を遵守しているという点では一貫していて、それが現地で評価されている」と言っていてなるほどと思った。どうやら首切りもイスラム法の処刑方法のようだし、そもそも故フセインが抑えていた勢力だったという話もチラホラ・・・。トマホーク撃っているアメリカの船舶の映像を見ていると、なんで中東で戦争してんだか・・・と思ってしまう。

コオロギ
小学生の時、鳴き声が好きなのでエンマコオロギを捕まえて飼っていたのだが、母に「ゴキブリみたいだから家の外で飼って!」といわれて「この鳴き声の素晴らしさをわからないとは・・・残念だ」と思った記憶があるのだが、今我が家の小さな虫かごにいるエンマコオロギは確かにぱっと見ゴキブリだ。

秋ってJazzの季節でもありますね。

2014年9月18日木曜日

ドリカムは歌が下手になったのではないか

ドリカム、好きですよ。今年はデビュー25周年ということで、あまりテレビを見ない僕でも、テレビでドリカムをテレビで見たりする。たいていはライブの映像だけれど吉田美和の歌声を聴いて思わず、「これ本人?もっと歌が上手かったような・・・」という感想を持ってしまった。

これが
・気のせいである。吉田美和の歌は今でも上手
・アタリ。吉田美和は歌が下手になった
・微妙。吉田美和の歌は変わらないが、他に歌が上手い人がたくさん出てきて相対的に下手に感じるだけ

うーん。CDを聞く分にはいい声だなあと今でも思っています。久々にドリカム聴くといい曲だなとしみじみ。おっさんとなった今では、電車の中で聴くのもちょいと恥ずかしい。

今聞いているのは、Dreams Come True[サンキュ.]

2014年9月13日土曜日

私製 洗濯指数

今をさかのぼること10年程前。一人暮らしを始めて、自分で家事をするようになると色々発見があった。その発見のひとつが洗濯物の乾き方に関して。天気の良い日が洗濯物が良く乾きそうな印象があるけれど、個人的な実感では
湿度 > 風 > 気温 > (天候)
が乾き方を決める要因の順番である。洗濯を干すということは、洗濯物の繊維が含む水分を空気中に蒸発させる、ということであることを考えるとこの順番であるのも納得できるのだが・・・

湿度:湿度は温度に関係するので絶対的な数値ではないのだが、カラッとした日には良く乾く
:風が強ければ、それだけ水を蒸発させるので乾きやすくなる
気温:気温が高いほど、水は蒸発しやすくなるのだが、気温が高くて湿度が低いという日はあまり多くない
天候:晴れとか雨とか天候は湿度、風、気温に大きな影響を与えるが、天候自体で乾きやすさが変わるわけではない。

我が家ではここ数年、夜に洗濯をし、夜に外干しをしているのだがこれが意外と良く乾く。湿度が低い風が吹いていればどんな季節でも良く乾き、昼前後には乾く。汚れ物も一泊せず洗うことになるので、汚れ落ちも良いような気がするのも良いところ。

今この季節、夜干しにはもってこい。涼しい風が良く拭き、カラリと洗濯物を乾かしてくれます。
ちょっと涼しい、湿度の低い夜風で乾かすのが好きです。


今聞いているのは、エリ [シャリオン]
懐かしい曲です。30秒のイントロの後、知っているメロディが始まります。

2014年9月8日月曜日

コクワ(大アゴ)を捕まえた!

先日、パゴダは保育園の友達の(カブトの育て方に詳しい)父親に「クワガタを冬眠させるために木の皮があったほうがいい。またクワガタを繁殖させるためには腐った(クヌギの)木が必要だ。シマチュウで買えるよ」という非常に良いアドバイスをもらってきた。

その数日後に風呂にてパゴダが「おとう、木でできた鎖って知っているか?」と聞いてきたので、うん?木の鎖??と思ったのだがどうやら木でできた鎖のことでなくて腐った木、腐り木(くさりき)のことだった。納得。

というわけで次の休みの日に、カブトを捕まえた公園へクヌギの木の枝を見つけにいく約束をしました。クヌギの枝や皮はシマチュウでも買えるのですが、わざわざ公園まで探しに言ったのは初めてだし、ちょっと苦労して自分で探したほうが面白いかな・・・と思ったからです。

クヌギの木のある場所は目星をつけていたのですが、割と手入れの良い公園で柵を乗り越えてここにも無い、これは桜の木だ・・・と雨上がりの林を散策していました。前回カブトを捕まえた木にたどり着き、どうせいないだろうけどと木をのぞく為にパゴダを抱っこすると・・・パゴダの腕に黒い虫があたって地面に落ちました。僕はサイズ的にゴキブリかと思ったのですが、よーくみるとそれはコクワガタ♂、デカアゴでした!

これはラッキー!公園に来た甲斐がありました。立派なコクワガタをゲットし、(たぶん)クヌギの枝も何とか手に入れたのでパゴダのテンションも上がっていました!良かった良かった。
拾ってきた枝は水に沈めて虫を出した後、虫ケースに入れることにしました。

ついでに虫ケースの腐葉土を追加したついでにカブトの幼虫の様子を確認すると・・・それっぽい幼虫が20匹くらいいたのですが、半数はハナムグリの幼虫のようでした。地表に置いたとき、背中を下にして前進する幼虫はカナブンかハナムグリ。ハナムグリの幼虫は良く動くけれど、カブトの幼虫はあまり動かず、しかもケースの底の方が好きな様子。さて、来年何がどれだけ出てくるでしょうか今から楽しみです。

今聞いているのは、宇多田光「誰かの願いが叶うころ」
誰かの願いが叶うころ、あの子が泣いているよ・・・(涙)




2014年9月4日木曜日

御前崎で磯遊び!

なめたらあかんのよ・・・海は(川も)。毎年お盆休みの頃になると、どこそこでおぼれて死んだ!というニュースが連日放送される。常に変化しているという危険があるからこそ面白いのが海です。

今年は浜松に帰省した折に、御前崎へ行き、磯遊びをしてきました。あいにく、この日は中潮、潮位75センチくらいで潮の引きがいまいちだったのですが、結果としてタイドプールで泳げたのでよかったです。大潮だったらもっと生き物がいただろうけれど、泳げないからな・・・



空はすでに秋の気配が満点でした。それにしても気持ちの良い風景です。

海に入るパゴダと従兄弟。この岩肌に小さなカニがいて二人とも夢中で採っていました。

干潮時間を過ぎましたが、まだ水はあまり動いていません。
駐車場から徒歩2分でこのロケーションはいいね!

タコゲット!従兄弟が網で捕まえ、間髪いれずつかむパゴダ・・・
毒のあるヒョウモンダコでなくてよかったね!

タイドプールでワニ泳ぎ。子供にとっては波がなく、流れもあまり無いこれくらいの海が安心です。
太平洋だけあって水が綺麗で、主に東京の海で遊んでいるパゴダには驚きだったようです。

ここは僕が子供のときに何度も連れてきてもらった場所です。大潮だとヒトデ、ウニなどがたくさん見られるけれど、こんな風には泳げません。いつも大潮のときに連れて来てもらっていたんだな、とわかりました。結局干潮時刻くらいから遊び始め、3時間ほど御前崎を堪能しました。

2014年8月24日日曜日

Claude Debussy Piano Top11

今回は、Claude Debussyのピアノ曲にフォーカスしてみました。
個人的なドビュッシー ピアノ曲、好きな順です。
「タイトル」 含まれている作品名(英語もしくはフランス語:日本語訳)の順で記載しました。
なお、タイトルにはYouTubeへのリンクを張っていますので気になる曲は
是非聴いてみてください。

1:「Pagodes 塔」Estampes 1 版画 第1集より
我が子供のハンドルネームの由来となった曲。流れるような三連符とガムランの
音階とリズムがなんともいえません。

2:「Hommage A Rameau ラモー讃」 Images No.1 映像 第1集より
メランコリー系の傑作。冒頭のこのシンプルなメロディ、100%ドビュッシーを感じさせるっていうのが素敵です。

3:「 La Cathedrale engloutie. Prodondement calme 沈める寺」Preludes, 1er livre X. 前奏曲集 第1巻より第10曲
前奏曲集の中の名曲中の名曲。鐘を鳴らしながら水中より浮き上がって、そしてまた水没していくという伝説の寺院がモチーフです。ほんとにその映像が浮かぶ!と思いました。

4:「The little Shepherd 小さな羊飼い」 Children's Corner 子供の領分より
ゴリウォーグと迷いますが・・・この2分程度の短い曲ながらドビュッシーの子供への優しいまなざしを感じずにはいられません。

5:「1 Andantino 第1番」Deux Arabesques 二つのアラベスクより
CMでも盛んに使われ、非常に有名です。演奏者の手の動きを見ると、難易度の高い曲だなと思います。


6:サラバンド ピアノのため
この冒頭のメランコリーなメロディ、いいですね。


7:パスピエ ベルガマスク組曲
サラバンドといい、このパスピエといいドビュッシーの小品曲の中には秀逸なものがあります。
ベルガマスク組曲のメヌエットも素敵です。

8:アルペジオのための 練習曲集
ドビュッシー通ぶりたいのならば、この曲を好きな曲としておせば良いですよ。
この瞬間的なきらめき、今でこそ素敵な曲として認識されますが、当時はまさに時代の扉を開けた曲だったと思います。

9:レントより遅く 
タイトルがそのままテンポの指示ですが、演奏者によって速さはまちまちです。
個人的には4分をこえてくるゆっくり目の演奏が好きです。

10:トッカータ ピアノのために
割とテンポ早めの曲ですが、この音階をなぞるような進行が良いです。
このリンク先の演奏は個人的に好きなWerner Haasってところもお薦めポイントです。

11:牧神の午後への前奏曲
あまり音質が良くない演奏ですが・・・。牧神は管弦楽が有名ですが、
2つのピアノ(つまり4手)のためにDebussy本人が編曲しています。ピアノならではのきらめきがあります。最後にレア曲を紹介いたしました。