2014年3月7日金曜日

パゴダの名前の由来

 息子のネット上のあだ名を「パゴダ」にしているのですが、パゴダって何?って良く聞かれるので少々説明。これはClaude Debussy(クロード ドビュッシー)のピアノ曲のタイトルです。

Estampes(版画)の第一曲目がPagodes(パゴダ;塔)なのです。この曲は数あるドビュッシーのピアノ曲の中でも一番好き!なのです。インドネシアのガムランにヒントを得たといわれる、独特の浮遊感のある音階がなんともいえません。雨の降る日にこの音楽を聴くと・・・思わずうっとりとしてしまいます。
こちらの演奏はギーゼキング。ドビュッシーの弾き手としてはあまり好きではないけれど・・・
間違いのない名曲なのでぜひ、あだ名の由来の曲を聴いてみてください。



今読んでいるのは、ガルシア マルケス [愛その他の悪霊について]
ノーベル文学賞作家を読むことは余りないのだけれど、この世界観、雰囲気が現在の日本とかけ離れすぎていて引き込まれます。登場人物は多くないのに、色々視点が飛んでちょっと「おぞましい」ものを見ている気分になります。