2012年4月26日木曜日

気持ちいのは良い事だ

NHK-FMの「気ままにクラッシック」という番組が好きだったのですが、新年度を迎えて「きらクラ!」という番組にかわりました。前の番組の笑福亭笑瓶が好きだったのでとても残念な終了だったのですが、後続番組のパーソナリティが「ふかわりょう」というのはどうでしょう・・・。

2回ほど番組を聴いた限りでは、イメージ通りの空気読めないような発言も多く残念な印象でした。ふかわりょうを積極的に好きっていう人、はたして多少なりともいるのか疑問。

さて本題。風呂上りに声に出して「あー気持ちよかった!」というと爽快感が倍増することが(個人的な経験により)実証されました。省エネで暑さが予想される今年の夏は「アー気持ちよかった」で乗り切りましょう。

今聴いているのは、Flipper's Guitar[星の彼方へ]
ご存知、パーフリ!。 おやすみなさい。

2012年4月23日月曜日

好きな曲ラヴェル「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」

iPodを聴いていたら久々にこの曲がかかりました。現在、iPodにはラヴェルの曲を入れていなかったのですが、ドビュッシーと一緒に入っていたのです。久々に聞いても、何度聞いてもしびれる曲だ。

Maurice Ravel 「Sonata for Violin and Cello 1mov Allegro」
ラヴェル「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」

この曲のスコアはこちらです。
この曲のお薦めの演奏はこちら。

この第一楽章は素晴らしい。ヴァイオリンとチェロという弦楽器2本の音楽の可能性というものを感じます。この動画の演奏は素晴らしいというほどでもないのだけれども、ボーイングや掛け合いなど演奏している姿を見ることによって分かることは非常に多い。スコアを出力して、映像を見ながら音符を追いかけてみてください。

渋すぎるこの曲の魅力が分かるはず・・・・

おやすみなさい!

2012年4月19日木曜日

夜の風を感じながら・・・

生活のサイクルに組み込んでいたパゴダ(息子)と夜21時過ぎに寝て、早朝起きてちょっといいこと(仕事とか、ブログ更新とか)するということができなくなってしまった。

その理由は朝起きれないからでそうなった要因は現在の職場が気の抜けない場所であることと、花粉症で眠りが浅いことと、寝ているときにパゴダが頭突きをしてきて安眠を妨害されているからである。

なんとなく夜型にシフトしてきているので一度生活をリセットしなくては、目の下の隈は取れそうに無い・・・

今、窓を開けているのだが窓からじわじわと風が入ってくるのが心地よい。ここ10日くらいですっかり春の気配が強くなった。明日は太陽の下で読書でもしてみようかな・・・アイスコーヒーを持って。

今聴いているのはドビュッシー[6つの古代碑名 風の神パンの加護を祈るために]
 この渋い曲は6Epigraphes Antique の1曲目。なんか春の夜を感じませんか?
この動画は6曲を連続して演奏しています。最終曲の最後でこの曲の主題が演奏されるのですがこの弦楽器の繊細なひびきにやられてしまいます。14分40秒あたりです。

2012年4月18日水曜日

失恋した!

・・・手痛い失恋をしてしまった。心はズタズタ・・・・そう失恋です。



という夢を見ました。夢の状況設定が非常にリアルだったので、目が覚めたときドキドキしてしまったのですが、こういう感情も(結婚しているので)いまや昔のものとなっております。

その夢とは・・・

「恋人と思って付き合っていた人から、『もう情熱が冷めたので終わりにしよ』といわれ愕然とする。しかも自分が複数いる恋人の一人で、相手からするとはなから本気ではなかったということが別れの言葉と共に分かった・・・」
という状況です。

そういう経験は無いのですが、頭を殴られるほどのがーんショック!という感覚を味わうことができて非常に興味深い経験でした。なぜこんな夢を見たかというと、寝る直前に読んだ遠藤周作の「闇のよぶ声」にちょっと似た場面があったからです。寝る前に読んだ本、見た映画の状況などは夢に出やすくて楽しいですね。ちょっとしたトリップ体験です。

今聴いているのは、Simon & Garfunkel [Scarborough Fair - Canticle]
洋楽の中でも初期に聞いた曲です。せつない・・・

2012年4月14日土曜日

吹奏楽に目覚めた!

Uさんにお声を掛けていただき、吹奏楽の演奏会に行ってきました。仕事の都合もあって半分くらいしか聴けませんでしたが非常に良い刺激になりました・・・

半年前からNHK-FMの「吹奏楽のひびき」をたまに聴くようになり、自分のなかにあった吹奏楽のイメージが変わりつつありました。音楽とはオーケストラを通して付き合うことが多かったのであまりピンとこなかったのですが、吹奏楽の繊細さ、楽しさというのが良く分かりました。音楽の本質は「楽しい」ってことを久しぶりに意識しました。

お目当ての曲は「ディズニーメドレー」と「千と千尋の神隠しメドレー」です。冒頭から「星に願いを」。この曲はファンタジアとともに僕にとってのディズニーを代表する曲です。千と千尋は久石譲が作曲だけあって随所にクラッシックの名曲の名残を感じまた格別の演奏でした。

というわけで、久々に生演奏の舞台をみました。楽しそうに演奏し、(練習という努力あってですが)自分を表現できるというのはステキです。忙しい、といってあまり目を向けていなかった芸術系の感覚をちょっと研ぎ澄ませてみようと思いました。


今聴いているのは、 London PM[Truck out There]


2012年4月7日土曜日

ロシア味

さてスニッカーズでも食べようか…と裏をみてビックリ!

なんとロシア産でした。今まではオーストラリア産だったのですがまさかのロシア!

味は少しだけカカオの風味が変わったような同じなような…

一番身近なロシアとなりました。

2012年4月3日火曜日

忘れられないミニクロワッサン、昔物語

つい数日前、銀座の松坂屋の無印良品に行ったら(なんと4月9日まで全品5%オフだった)、B1の食品売場にミニクロワッサンで有名なMiniOne.がありました。そうか、天板には4×6列で並べるのかという発見があったのは店がかなりオープンな作りだったからです。種類も僕がよく利用している池袋の店より多かった!

 今を遡る事16年前、今は亡き祖母が白内障の手術をするために病院に入院しておりました。小さいときから可愛がってもらっていたのでお見舞いに行こうと思ったのですが、お土産を何にしよう・・・と考え選んだのがMiniOne.のミニクロワッサンでした。当時、かなり流行の先端をいっていたチョイスだと思うのですが、僕にとって人生における量り売り初購入で相当びびりながら10個程購入しそれでも700円かからないほどだったのでお土産にしては安く済んでしまったという記憶が今でもあります。

購入してから20分後くらいに病室に着き、祖母にミニクロを渡し、月並みの世間話をして帰ったのですが、その後、祖母本人からも、祖母が亡くなった後には同居していた叔父叔母からも、何度も何度もその時の話を聞かせてもらいました。

手術前で心細かった時に、孫が、温かい食べ物を持ってきてくれたのが非常に嬉しかったようです。6人部屋だった気がするのですが、他の高齢の入院患者には見舞い客も少なく「藤田さん(祖母)はいいね」と同室の患者にもうらやましがられたのも喜んでくれた要因のひとつでしょう。

「持ってきてくれたパンがね、まだ温かくてね・・・。甘くてとっても美味しかったよ」と祖母は何度も言ってくれました。年を重ね、老衰で入院し、今際のちょっと前にも同じ言葉を言ってくれました。

当時も今も(金額的にも)たいしたことをしたつもりはまったくないのですが、それをここまで受け取ってくれた祖母の気持ちが最近になって少し分かるような気がしました。

とうわけで祖母ちゃん、幽霊になってどうぞ(ひ孫の)パゴダをいつでも見に来てください!

この1年くらい前から身近にあるMiniOne.でミニクロを購入する時はいつも思い出しておりました。ちょっとせつない思い出のあるパンです。

今聴いているのは、Claude Debussy [La Cathedrale engloutie]
YouTubeではミケランジェリの演奏でどうぞ。

舞台っていいですね、たまには観なきゃ


いとこの息子が出演する舞台を観に行ってきました。彼はなかなか律儀なヤツで出演する舞台があるとメールでお知らせしてくれます。今回は中野、下北沢と続いて3回目の舞台でした。だいぶ練習や経験を積んだようで良かった。世界に引き込まれます。

◆劇団る~びっく18/2ぶ(るーびっくきゅーぶ)・「月影に陰るは果ての世界」
・ストーリー
朝靄と腐敗する匂いに影が動く。ここは住み処、彼らの住み処。
境界線の向こうは飽食の街。人の心は表と裏の二面性。
テレビと物語は現実と理想の境界線。街からやって来た男の子の一言から
物語は動き出す『僕と、友達になってくれないかな?』

ミュージカルのキャッツを思わせるような舞台背景。そこに生きている人間と街の人間が織り成す生活には裏切り、憎しみ、犠牲、怒り、悲しみ、あきらめ、絶望、喜び、そしてさまざまな形の愛が語られている。

 一番のメッセージは「生きる」ということと、それと同等の意味を持つ「死ぬ」ということ。普遍的なテーマではあるけれど、舞台は観客との距離が近く、舞台の上の緊迫感を容易に共感することができ、画面を通したものとは伝わり力がぜんぜん違う。観ながら「そう、それでもやっぱり生きなくては」と何度も思いました。 生きるって言うのは時々せつない出来事にぶつかります。それでもやはり生きているだけで価値があるのだな、と当たり前のことを気がつかせてくれます。

舞台終了後の彼の晴れ晴れとした表情も良かったです。親戚でありながら会う機会は少ないのですが、彼の成長を実感でき刺激を受けました。

今聴いているのは、フォーレ[ピアノトリオ Op120 第一楽章]
舞台を観ている時の気分をあらわしている曲です。