2011年2月28日月曜日

音楽との距離

CDが売れなくなった、というニュースや新聞のトピックは時々目にするのだが、自分の生活を振り返っても確かにCDを買わなくなった。音楽に対して一番お金を費やしていたのは17~25歳の時であった。音楽遍歴を疲労すると・・・

幼少時:アニメソング(ドライブの車でも、家でも、トイレでもアニソン絶叫でした)
小学生高学年:高尚なアニソン(つまり宮崎駿、風の谷のナウシカをさす)。初めてCDを買う。

中学:J-POPに目覚める。ドリカムってなんて大人な世界を歌うのだろう、とし
ばし呆然としてしまう。その曲とはシングルのEye To Me。兄の影響を受けバンド音楽を知る。

中学後期:何をきっかけとしてかは不明だがクラッシックにちょっと目覚める。
シバの女王、ラバーズコンチェルトなどソフトクラッシックから入り、なぜかピアノ曲の月の光を入り口にしてドビュッシーに行き着く。一方でthe BeatlesのCDをBoxで買う(その為に年末年始皿洗いのバイトをした)

高校:空前のスウェーディッシュPOPブームに乗り洋楽デビュー。そしてBjorkを知り、音楽のダークサイドに落ちる。

大学:クラブでオーケストラに入り、クラッシックにのめりこむきっかけとなる。演奏する曲は非常に詳しくなり、そのうちラヴェルの良さに気がつく。

大学卒業後:基本的にはクラッシック中心だが、Bjorkを収集するのもこの時期。図書館で借りられるCDを利用して、同じ曲を演奏家によって聴き比べるというマニア行為を覚える。

現在:子育ての中でアンパンマンの曲に詳しくなる。アンパンマン、何気にしっかりと曲が作られており面白いです。まさかアンパンマンにはまることになるとは想像だにしませんでした。
クラッシックをメインストリームに、Jazzなど気になっていけれどもあまり聴かなかった曲に手をだしています。

というわけで今聴いているのは、ドリーミング [アンパンマン体操]
タイトルはアレですが、歌詞と曲は秀逸。不意に聴くとグッと来ます。言葉のストレートさ、力強さをまざまざと感じます。これをパゴダがつたない日本語で歌うのですから・・・
「いいことだけ、いいことだけ思い出せ・・・アンパンマンはきみさ~(涙)」

2011年2月21日月曜日

アレルギー検査をしました

パゴダの生まれた病院では、小児科部長がアレルギー調査を行っており、そのプログラムに参加している。決められた時期に病院に行く手間はあるのだが、無料 でアレルギー検査をしてもらえるし、その結果も見ることができる。その調査によると実に25%程度の子供が何かしらのアレルギーがあるということで、自分 の周りのことを考えても実感できる数字である。


離乳食をはじめるにあたって、牛乳、卵、小麦など日常の調理で良く使う基本的な原材料を与えるのに気を使った経験は強く残っている。子供にとって食 べられるものに制限があるのは、なぜ食べてはダメなのかその要因をちゃんと理解できないため理不尽な制約に思えてしまうのだろう。しかし、親からするとわ りと生命に関わる問題なので神経質にならざるを得ない。

仕事で食品を扱っているのだが、お客に「この商品のアレル ギー情報は・・・」と聞かれたとき(当然アレルギー情報は規定通りPOPや原材料ラベルに書かれているの)は、「この商品には含まれていないが、調理器具 等は共用しているので微量の混入の可能性はあります」と伝えるようにしている。アレルギーの反応もまちまちなので、用心深い対応となってしまうのだ。

卵アレルギーの方々には申し訳ないが、以前はあまり食べなかったゆで卵をパゴダは最近気に入ったようで、鷲掴みして食べている様子は目を見張ってしまった。

今聴いているのは、Rachel Portman [Young Girl's Burial]
この写真はアレルギー検査と肺炎球菌の予防接種を終えたパゴダ。目線の先には鳩がいます。

2011年2月19日土曜日

インフルエンザ

今はもう治ったのだけれども、パゴダがインフルエンザにかかってしまいました。感染源は保育園だと思うだけれども・・・。シーズンの始めに予防接種を打っていたので重症化しかなったと感じました。また親も予防接種を受けていたので、パゴダの唾液、鼻くそ等の濃厚接触があるにも関わらず感染しませんでした。よかったよかった。

携帯のニュース速報によれば、2週間連続でインフルエンザの感染者数が前週を下回っており、それによって今回の流行は落ち着きつつあるということです。パゴダも流行に乗ってしまったわけだ(汗)。苦しかったのか「ばいきんまん、来ないで~」とか「ロールパンナいやだ~」とか寝言で言っていたのは切なくもありおかしくもありました。

病院ではムコダインなどの風邪薬(風邪の諸症状の緩和薬)とタミフルが処方された。顔なじみとなった調剤薬局ではいつもパゴダの好きなアンパンマンの薬袋に入れてくれる。風邪薬はシロップになっており、そのボトルにもアンパンマンのシールが貼られており、パゴダには「アンパンマンジュースだよ」と言って食後に与える。薬なので当然量が少なく、パゴダは「もういっかい」とか「もっと欲しいの~」と言っている。アンパンマンジュースは美味しいらしいです。重要な薬のタミフルは・・・プレーンヨーグルトにきな粉を混ぜ、そこに混入。こちらも何の疑問も食べております。あらかた自分ですくって食べた後はママに「あつまれ~」ってしてもらって全部ペロリ。極稀に大人も食べるのですが、このきな粉ヨーグルトなかなか美味しいですよ。

今読んでいるのは、水上勉[飢餓海峡]
舞台が敗戦直後。この時代を生きた人々は今や高齢者となっているのだが、隔世の感があるとはこのことではないだろうか。ミステリ、推理小説というよりは骨太の人間ドラマが主軸にある。貧しい寒村、という表現はすでに過去のものとなってしまたのだろうか・・・

2011年2月1日火曜日

パズル

新年のお祝い(お年玉)ということでパゴダはアンパンマンのパズルをゲットしました。セイカ(懐かしい!)の30Pの極めてオーソドックスなタイプで、アンパンマンと仲間が楽器を持って演奏しています。クリスマスのときにヴァイオリンを見たパゴダは「ジャムおじさんヴァイオリン、バタコさんヴァイオリン」とよろこんでいます。

パズルは絵柄を組み立てる遊びですが、ピースが枠にぴたっとはまる快感、どこにどのキャラがいるのかが楽しく「パズルする~」と良く遊んでいます。次にはめるピースを言葉で誘導してあげたり、はまっているピースが動かないように軽く押さえてあげるだけでずいぶんと上手にパズルを楽しんでおります。完成状態に執着は無いようで、出来上がるとすぐに壊してまた始めています。

そしてついに自分で30ピース完成できるようになりました。確かに、自分の子供時代を振り返ってもパズルって楽しかったなあ。

今読んでいる本は、水上勉[土を喰う日々]
軽井沢で自ら畑を耕しながら、料理をしていた水上勉のエッセーです。襟の大きなシャツにセーターで畑を耕す姿は素敵です。