2013年12月30日月曜日

昼間の皇居、その後ロッキー化

1月に大会を控えているので、皇居ランをしました。皇居の一周は約五キロ。タイムは計らなかったけれど、結構きつい残り2キロでした・・・・

スタートは竹橋のRun Pit。今年最後の営業だからか、意外とにぎわっていました。ランナーも予想よりたくさんいました。そして外国人観光客も多かったように思いました。

久々のランだったので、竹橋から首都高入り口付近まで歩いて、ランスタート。1週してからは千鳥ヶ淵を武道館近くまで歩いて竹橋に戻りました。低い角度からの日差しを浴びて石垣の上を歩くのは気持ちよかった。やっぱり土の上を歩くのは(たまにコケそうになる現代人だけど)気持ちよいですね。

昼間に皇居を走るのはいつぶりだろう。千鳥ヶ淵のところの塀があんなに高かったのか!日向の柳はもう新芽が出ているのか!それとも狂っているのか?ユリノキって葉っぱが落ちた後は実がつくのか、日陰の池は氷が張っているし、霜柱も残っている、堀の水面に写っている刈り込まれた芝生がちょっと東山魁夷の絵のようだった、皇居内の厩舎の馬臭がしなかったななどなど発見が多かったです。

その後、大丸でちょっとお茶をして帰ったのですが、大丸内のトイレに行ったとき、外国人の女性2人に声をかけられました。なんとパスポートの入った小さなポーチを無くしてしまったようで、ホテルに問い合わせしたいのだけれど日本語で電話かけてくれないか、と頼まれました。電話して、確認してみると「その部屋はチェックアウトして掃除も入ったけれど、忘れ物は無かった。今日の忘れ物はTDRのチケットだけです」との回答でした。「残念だけれど、無いって言っているよ」と2人に伝えはしたのだけれど・・・・異国でパスポートを紛失するのは「serious situation」だよな・・・見つかればよいけど。

やっぱこれですよ、この音楽!うぉー!生卵飲んで、肉を殴るぜ~大丸から駅まで走ったぜ~砂浜はどこにあるんだ~

2013年12月29日日曜日

シュークリーム 覚書

パゴダが通う保育園のクリスマス会のために作ったシュークリーム、うれしいことに好評でした。作り方を忘れないうちにポイントを覚書。(レシピではない)

・シュークリームは材料がシンプルなので作りやすい
・カスタードはトラディショナルなレシピで作り、そこにホイップを加えてコクと柔らかさを出す
・一番のポイントはシューの皮をいかに上手に焼くか
・バター、牛乳、水は短い時間でしっかりと温度を高めて、そこに小麦粉を投入する
・木ヘラで手早く小麦粉を纏め上げ、全卵を投入していく
・卵の投入量は、木ヘラで生地をたっぷりすくって落としたときに、
薄く三角形(そう、まるでクチコのような)が適当。全卵が足りないときはカスタードで
あまった卵白を使う
・電気オーブンのため、190度で15分、その後180度で10分、160度で10分焼き上げる
・クリームは面倒でもナイフで上をカットしてスプーンか絞り袋を使うのがやりやすい
・カスタードは火の通し具合が重要。粉に火を通しつつ、卵の香りを残すようにする
・ホイップは5分立て位が混ざりやすい。分離直前までホイップして、ヘビーな味に仕上げるのも良い
・粉46g、水と牛乳各45gの場合は12~16個のシュー皮ができる

といった感じです。今回は一口サイズのシューを16個×4回焼きまずまず膨らみました。なんとなく
コツがつかめてきた。しかし、お菓子は10回くらい作らないとレシピのどこがどのように重要かをつかめないことがわかりました・・・

今聞いているのは、Stina Nordenstam[I see you again]なんとなく、雨とか雪とかの時に聞きたくなります。

2013年12月20日金曜日

シュークリームのためのメモ

まだまだ研究段階なのですが・・・・パゴダのクリスマス会のために作ろうと思っています。忘れないようにメモ書きです。

・今回は小ぶりのシューを4回焼く、カスタードは2回作る
・カスタードはホイップクリーム(6分立て)を混ぜ、ゆるめのクリームにして絞り袋から入れる
・シューをうまく作るためには、粉を加えるときの液体の温度、
・生地を混ぜているときの温度
・絞った生地の柔らかさ(水分量)と高さ
・霧吹き
がポイント(のような気がする)

知り合いからカスタードが田舎くさくて・・・という話を聞いたのだけれどたしかにシンプルなカスタードはそんなものかも知れない。特に今の世のシュークリームはほとんどが生クリーム配合されたカスタードを使っているからギャップを感じやすいのだと思う。

グラニュー糖を黒糖系に変えるとコクがでる。今回は作成上の都合があって柔らかめのカスタードに仕上げるのだけれども、カスタードに分離直前まで泡立てた生クリームを配合すると・・・・驚くほど力強いクリームになる(しかもしっかりと混ぜずに、カスタードとホイップの両方の味を楽しめる程度にしておく)。カスタードに不満があるならばこれは試してみる価値があると思います。

シュークリームは奥が深い。
今聞いているのは Vashti Bunyan [If I were] 寒い季節に聞くのに良い曲だ。

2013年12月13日金曜日

2013年中にやりたい5つのこと

1.本をあと5冊読む
2.年賀状を20日までに投函する
3.パソコンの画像データのバックアップをとる
4.体重を2キロ落とす
5.5キロジョギング×2回
(おまけ 自己採点80点以上のシュークリームを作る)

とりあえず、こんなレベルで・・・

今聞いているのは、Claude Debussy[もう家の無い子供達のクリスマス]


2013年12月2日月曜日

小さくジャンプ

たいていの子供はジャンプが好きだ。我が家のパゴダも階段をはじめ、小さな段差でもれなくジャンプ。手すり付の階段では手すりを使ってスルスル滑り降りるような感じで遊んでいる。大人からすると無駄に走ったり、無駄にジャンプしているように思えるのだが・・・・大人(僕)も階段でジャンプしてみたら・・・これが結構楽しい。階段1段分のジャンプなんだけれど、子供時代の常にわくわくしていた感情が少しよみがえってきた。

 しばらく前に、保育園の園長の愛子さんが言っていた「未就学児はいっぱい遊んで、楽しい経験を積んで、大人になったときにまた戻ってこれる心の故郷を作るのが大切」をジャンプしたときに実感として感じた。大人の世界にどっぷりはまっていると忘れてしまう感情が、ジャンプひとつで思い出せるのでなんともいいじゃないか。

 というわけで最近、小さな段差を見てはジャンプしています。ここでいうジャンプは利き足で踏み切るジャンプではなくて、両足をそろえてのジャンプ!です。少し恥ずかしいので、誰もいない階段で是非(骨やヒールを折らないように)試してみてください。子供時代の感じが少しだけよみがえってくるかも知れません。

↓夏の終わり頃、保育参加したときのパゴダ。何か言いたげな表情です。


2013年11月10日日曜日

今一度、再スタート

 今日、保育園の仲間たち(選手40人程+家族と応援)と多摩川の駅伝大会に出ました。今回は4人ショートの部(5km-3km-1km-3km)の1区でした。今まで駅伝は2区、3区しか走ったことがなかったので、今回のスタート1区は久々に緊張しました。なんだかんだで練習もあまりできず、体重も自分の平均体重よりも4キロオーバーという個人的には悪いコンディションでしたが、駅伝特有の応援パワーもあって5キロ30分を切れたのは励みになりました。

地点名スプリット順位
1区00:28:45333
トランジションエリア00:29:17331
2区00:44:50299
トランジションエリア00:45:25299
3区00:51:21310
トランジションエリア00:51:58312
4区01:11:18344


 走っているときの、全身の脂肪の振動といったら・・・・。久々に我に返りました。クリスマス、年末もあるので、食生活を見直し、適度な運動を取り入れ、健康的な体を取り戻さなければ!自分の体に向けるまなざしというのは、日々の呼吸のように完全に無意識の配下に隠れてしまう。ちょっと意識を向けるだけで、だいぶ変わるのだけれども、それを継続させるというのが僕にとっては難しい(試練)なのです。

ともかく、とても楽しい1日でした。
久々に聞いたこの曲。ボブ マーリーですが、歌詞が・・・エロい。というか卑猥。

2013年11月4日月曜日

ちょいモッサでスタート

長年契約していたフレッツ光を解約した。最近の携帯電話の新規加入or機種変でもそうなのだけれど、長く使っている人のメリットの薄い料金体系で、なおかつ2年割という2年縛りした際の割引料金が月額105円という、とても渋~い設定にムカついたからである。

フレッツの次はどうしようかなとしばらく考えていたのだけど、固定電話は不要、そこそこ早いネット環境(5M程度)という条件があってADSLにしようかなと思ったのだけれど、思うことあってWiMAXを選びました。決め手は月額1980円という料金と、買おうと思っているタブレットが使いやすい家庭内LAN環境、テレビをネットにつなげられる点です。

テレビをネットにつなぐと、メッシュ天気などが表示されるようになり、スマホでない僕には結構便利。電話線がネットの発端となるADSLやフレッツって意外とテレビと接続するのが難しい。WiMAXをテレビの近くにおいて、無線ルーターでLANを設定すれば結構な自由度。ネットワークHDDはただつないだだけだけれど、もしかしたらテレビで認識されるのかな・・・・。DLNAがどうのこうのでうまくいくのかな・・・・。

というわけで本日とりあえず環境は構築しました。適当な状態で2M程度の速さが出ているので結構期待できます!速さの実感としてはちょいモッサ。YouTubeくらいの動画ならばストレスはありません!コストパフォーマンスを考えると良い選択だったのではないでしょうか。


2013年10月24日木曜日

台風が来ている

最近では被害も結構あるから大声でいえないのだが、台風が好きだ。

台風が接近してくるときのあのワクワク感といったら・・・・。 
まず風向きが東風になる。通常慣れ親しんでいる風とは反対の風が吹き始め、雲がその風に引き寄せられる感じがまだ遠くにいる台風を意識させる。台風は風の向きと海にまず兆候が出るのだけれど、外海が近くにない東京ではやっぱり風で台風を感じます。 

雨がいつ降るのか、風はどのくらいか、進路は、速度は・・・天気図の予想進路を見ながらそんなのを考えるのも楽しいものです。

 簡単に言って台風は進路の右側で風が強く、中心の北から東側で強い雨が降り、中心気圧が低いほど風が強く、進行速度が遅いほど強風と雨の時間が長くなり・・・という傾向がある。後は雨雲レーダで雨雲の動きを追えば意外と自分がいる場所の天候の変化はわかります。

風が吹き始め、雲が東へ流れ、雨が降り出し、暴風雨になり、雨が上がって天気が回復し、強風だけが残る。

こんな大きな気象の変化が短い時間にあるので、台風が来るとちょっとソワソワしてしまうのです。 


今聞いているのは、Fifth Dimension [Aquarius]
聞き馴染んでいたのはジャズシンガー アンテナのカバーだった。


2013年10月13日日曜日

三羽の美しい天国の鳥

まずは再生してください。



Trois Beaux Oiseaux du Paradis
美しい三羽の極楽鳥
天国の美しい三羽の鳥

日本語(コーラスで使用している訳詩)
極楽鳥たちよ
(恋人はいくさに)
三羽の鳥たちは
ここを通って行った

澄みきった空より青く
(恋人はいくさに)
次は雪のような白
三羽目は鮮やかな赤

極楽鳥たちよ
(恋人はいくさに)
極楽鳥たちよ
何を運ぶの
紺碧の眼差し
(恋人はいくさに)
心からの口づけを
白いひたいに贈る

真っ赤な鳥たちよ
(恋人はいくさに)
真っ赤な鳥たちよ
何を運ぶの
真っ赤な鳥たちよ
美しい心を
凍りつくような
わたしの心も


英語(フランス語からの対訳)
Three beautiful birds of Paradise
(My friend he is at the war),
Three beautiful birds of Paradise
Passed by here.

The first was more blue than sky
(My friend he is at the war),
The second was color of snow,
The third red vermillion.

"Beautiful little birds of Paradise
(My friend he is at the war),
Beautiful little birds of Paradise,
What do you bring here?"

"I bring a look color of azure.
(Your friend he is at the war)
And I, on beautiful face color of snow,
A kiss must place, still more pure."

"Bird vermillion of Paradise
(My friend he is at the war),
Bird vermillion of Paradise,
what carry you thus?"

"A handsome heart all crimson,
(Your friend he is at war)"
"Ah! I feel my heart which grows cold...
Take it away too."


そして原語のフランス語
Trois beaux oiseaux du Paradis, 
(Mon ami z'il est à la guerre) 
Trois beaux oiseaux du Paradis 
Ont passé par ici. 

Le premier était plus bleu que ciel, 
(Mon ami z'il est à la guerre) 
Le second était couleur de neige, 
Le troisième rouge vermeil. 

"Beaux oiselets du Paradis, 
(Mon ami z'il est à la guerre) 
Beaux oiselets du Paradis, 
Qu'apportez par ici?" 

"J'apporte un regard couleur d'azur. 
(Ton ami z'il est à la guerre)" 
"Et moi, sur beau front couleur de neige, 
Un baiser dois mettre, encore plus pur" 

"Oiseau vermeil du Paradis, 
(Mon ami z'il est à la guerre) 
Oiseau vermeil du Paradis, 
Que portez-vous ainsi?" 

"Un joli cœur tout cramoisi ... 
(Ton ami z'il est à la guerre)" 
"Ah! je sens mon cœur qui froidit ... 
Emportez-le aussi".

2013年10月12日土曜日

パソコンを新しくした

今まで使っていたパソコンが、壊れそうになったのでパソコンを新しくしました。

もうたいしたこだわりはないのでコスト重視で選択しましたが、win7+Core-i5+SSDで非常に快適です。起動が早いのは非常によいです。

これを気に今まで途中で終わっていたデータのバックアップも進めております。新PC、旧PC、NASととりあえず3箇所に(主として子供の写真など)保存。フォルダがたくさんあるのでFile同期ソフトが便利でした。

あと、今回「LANケーブルでPCを直接つなぐ」という方法を知りました。でかいファイルはこれが早いです。無線LANでネットにつなぎながら、有線LANでIPを固定してPC同士をつなげる・・・・便利です。

ベースって不思議な楽器です。

2013年9月27日金曜日

深夜には下弦の月が出る、きれいな空だった

昨日の雨は、台風ではなかったが、今日は朝からとてもよい天気。

湿度の低い乾いた風が常に吹き、空の8割以上が抜けた青。低気圧が去った後の特徴的な色は濃くないが深みのある色です。半袖の時期は終わり、東京ではほんとに短い、長袖1枚の時期がやってきました。

この時期、この冷たい空気はなんともいえない物悲しさを帯びているように感じます。そんな風を感じなが、聴いている音楽はドビュッシーとラヴェルの室内楽。読んでいる本は、高村薫。直近で読んでいたのが石田衣良だったので、それへの反発も込めて高村薫の「冷血」を選んでみました。秋の夜長にはもってこいの本です。



2013年9月8日日曜日

食欲よりも・・・遊びたい

食欲よりも・・・遊びたい、これは4歳になるパゴダのこと。朝起きて、さぞ腹が減っているのではと思うのだが、朝食の前に「クワガタをさわって遊びたい」と言っていた。

少しさわってすぐにご飯食べるかなと思っていたのだが、なんだかんだで30分くらい遊んでおり、親は食事終了。その日は10時からカプラで遊ぶ約束をしていたので、「早くご飯を食べるように」と促すと、遊びを中断されたのが悲しかったのか、ウルウルと涙目になっていた。「遊びを中断されて悲しい」ってなかなか素敵な感情で、もう少し大きくなるときっと「分別、わきまえ」ができてこんな表情はしなくなるだろう・・・・なんてのん気に考えながらパゴダを説得していたのだがなんか感情論へと流れが行ってしまい、「おとうは意地悪だよ!嫌いだ!」と言われてしまった。それに正論で「おとうは意地悪なんてしていない。悪いのは親の言うことを聞かないパゴダだ!」というと、言い負かされて悲しくなったらしく泣きながら体当たりしてきた。

怪獣ごっこならやられ役を引き受けるのだが、ちょいとシリアスなのでひょいとパゴダの体を持ち上げて床に押し付けた。すると今度はもっと助走距離をとって体当たり・・・これも軽くいなすと、我が家でもっとも直線距離の長いところから全速力で体当たりしてきた。パゴダは本気なようなのでこちらも負けるわけにはいかず、パゴダを負かしたのだが、相当悔しかったらしくて人のいない部屋に行ってすねていた。押入れの前ですねていたので見た瞬間笑いそうになってしまったのだが、危ないところで我慢できました。

パゴダと生活をしていて、彼の心情を想像して複雑な思いをすることもあるし、自分の中にも発見することが多い。


今聞いているのは、ラヴェルの 「3羽の美しい極楽鳥(Trois beaux oiseaux du paradis)」なのですが、珍しい日本語版。フランス語版の方が美しいのだけれど、詩の意味が分かるとまた違って聞こえます。

2013年8月31日土曜日

ベーステクノロジー

 好きな映画にジェームズ キャメロン監督の「アビス」があるのですが、終盤で「水を自由に操れるテクノロジーを持っている」というセリフが出てきます。ノベライズを読むともう少し深い説明があって、面白い発想だなと思いました。映画ではちょっと分かりにくいのですが、小説には水圧をコントロールしているのが誰かというのがかかれています。

 さて、我ら人類におけるベーシックテクノロジーは今のところ「電気」であると思うのだが、wikiによれば電気が一般生活に普通に使われるようになったのは19世紀後半ということで、まだ200年も経っていない。このテクノロジーは基本的にはどんどん発達していくから、たとえば僕が平均寿命くらいまで生きたとしたら、今から想像がつかない世の中になっているだろうけど、その原動力は電気に違いない。

 素人目から見て、電気はそこら中にあふれていて、発生しやすい物質(?)のように思える。静電気しかり、雷しかり、体内に流れる電気しかり。また、水、空気、熱などの運動エネルギーから電気を作りやすいのも良い点に思える。いつか電気は非常に安いエネルギーになるかもしれない・・・

 最近のゲリラ豪雨の最中、雷が光るのを見てそんなことを考えていました。ゴロゴロという雷鳴を怖がる方は多いと思うのだけれども、あれは雷によって空気が猛烈に加熱されその時に発する音らしい。そら、絶縁体の空気を電気が通るんだもんね。体表に静電気が発生したときでも大きな音がするから、雷レベルだったら轟音だよね。

夏も終わりになって、ゲリラ豪雨、夕立も少なくなってきました。数日前に巨大なかなとこ雲を見ました。その下はきっと大雨だったのですが、あの存在感にはやられてしまいます。

今聞いているのは、Debussyの月の光。フェデリコ フェリーニの「そして船は行く」を思い出します。

 

2013年8月27日火曜日

だが、断る


これは五反田にいたミスタ。代々木には広瀬広一がいました。そして今朝偶然に乗った山手線がJOJOASBトレインでした。この電車は・・・ヤバイです。中吊広告がクール。JOJOオタということを考慮しても、斬新な表現方法だと思いました。さて岸辺露伴はどこにいるのか教えてほしい・・・・だが断る!!!

2013年8月24日土曜日

従兄弟どうし



従兄弟同士

出世大名家康くん、ちょんまげがウナギ



浜松は相変わらず住みやすい街でした。田舎と都会が適度に交じり合っていていろいろ楽しめます。

写真左側はトピアリーで作られた「出世大名家康くん」です。浜松駅北口、駅前バスターミナル入り口にあります。写真右は、ハゼ釣りの途中の従兄弟同士。日陰でジュースを飲んでいます。パゴダはぶどう味のジュースが飲みたかったのですが、辛いつまりは炭酸のものしかなかったのでダイドーの「梅よろし」を飲んでいます。渋い選択です。二人の会話をなんとなしに聞いていたのですが、「暑いね」「うん、暑いね」、「ジュース美味しいね」「美味しいね」、「とんぼいるかな」「オニヤンマがいるとおもうよ」といたって平和。平和の大切を強く感じた時間でした。

自分のことを思っても従兄弟同士というのはけっこう仲良く遊んでいました。親が3人兄弟なのでパゴダには従兄弟がいますが、パゴダの子供の世代にはどうだろう。従兄弟がいるって今ほど普通ではないかもしれません。

パゴダが4歳で、りっくんが3歳。体の大きさや、知っていること、しゃべり方などさまざまな能力は結構入り乱れており、これでは勝てるけど、こっちは負けるみたいな面白い感じでした。

今読んでいるのは・・・司馬遼太郎「竜馬がゆく」
ついに最終巻。竜馬は殺される、というのは知っているのだけれどどのタイミングでその事件が起こるのだろう。この本の次はカズオ イシグロを読んでみようと思っています。

2013年8月18日日曜日

パゴダは今、虫が大好き

実家に帰省したときに、パゴダには昆虫ブームが訪れていた。夏の初めに保育所でカブトムシのペアを分けてもらい、飼育ケースに入れて大事に飼っていたのがブームの始まりだと思う。その直前くらいまでは恐竜が大好きだったのだが・・・目の前にいる生きている生物の存在感の勝利ということかな。
残念なことに貰ったカブトムシは蓋をこじあけ逃げられてしまったのだが・・・


夏休みの前半は妻と一緒に兵庫県の日本海側へ帰省していたのだが、そこでカブトムシとクワガタムシを採ってもらい、東京まで連れてきて熱中に拍車がかかっています。パゴダにとっても強烈な体験だったようでそれ以後は「虫取り」が一番やりたい遊びになったようです。

浜松では家の玄関先に小さなコオロギがいたり、クモがいたりは日常茶飯事で、カマキリ、(ムシじゃないけど)トカゲ、チョウ、ガ、(目もくれないけれど)アリ、トンボ、セミといろいろ見れたようでした。

中でも竜洋町にある磐田市竜洋昆虫自然観察館はとても良い施設でした。昆虫の展示と、昆虫が集まりやすいように整備している敷地内の林があるのですが、訪れたときには企画展として世界のクワガタムシ(とカブトムシ)の展示をしていました。

名前は知っているものの、実際はどんな感じなの?っていうのが外国産の甲虫だったのですが、ほんとにデカイ。驚きました。ヘラクレスオオカブト、ネプチューンオオカブト、ゾウカブト、ニジイロクワガタなどなど。しかも枝にとまったそれら大物を持たせてもらえて写真まで撮れる!なんてサービスが良いんだ。昆虫好きなキッズにはたまりません。


2013年8月16日金曜日

実家にて

久しぶりにパゴダと2人で浜松の実家に帰省中。浜松、いい街です。田舎と都会が、やや田舎優勢にまじりあって気持ち良いです。

昨夜は早く寝て、本日朝5時前に目が覚めたので一人散歩してきました。母が野菜を作っている畑をのぞいて、余っている土地を利用してスタートさせて貸農園をチェック。1時間弱の散歩ですがであった人7人全員から「おはようございます」と声をかけられました。そのうち一人は新聞配達中のノーヘルでバイクに乗っているオッチャン・・・・。

釣りに行ったときにトイレと自動販売機を借りに入った高校の生徒からもこんにちは、と声をかけられました。子連れというのもあって警戒度が低いのだけれども、同じ高校の先生や寮の管理人からも同じように声をかけられました。片や学校の裏側でたばこを吸っている生徒二名を妹が目撃しましたが(笑)


東京には都会の良さがありますが、こういう感覚、東京にいると忘れてしまいます。

今、庭に椅子を出して、ノートパソコンでyoutubeで音楽を聴きながら更新しています。ドリンクホルダーには麦茶。目の前のサルスベリ(兄の幼稚園の卒園記念樹)の花がほろりと音もなく落ちました。

ふふっーん、パゴダだけでなく父も休日を満喫しています。

今聞いているのは、Maurice Ravel [Menuet] ソナチネより第2曲
この曲は前出の高校の寮から聞こえてきました。練習しているようでテンポはすこしゆっくり目だったのですが、音程は外していませんでした。結構練習したんだな。この動画と同じくらいのテンポで演奏しています。高校生でラヴェルの、ソナチネのメヌエットというちょっと渋めの曲をまずまず弾きこんでいる・・・。
どんな人だろう?と想像していました。

この動画もアマチュアの演奏なんだけれど、プロのうまい演奏だけではなく、音楽を楽しんでいる、
音を自分のなかに取り込んでいる感がよくわかる演奏なので聞いていて楽しいです。

2013年8月10日土曜日

頭を殴られた(気分になった)

今日もとても暑い、という天気予報が言っていたのでちょっと早起きして「秘密の湖」という展覧会を観てきた。場所はメトロ水天宮前駅近くのミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションです。

久しぶりに浜口陽三のカラーメゾチンとでも観ようかなと思って出かけたので、浜口作品が10点弱しかなっかのはとても残念だったのだけれど(パリの屋根もさくらんぼも観れなかった)、企画展の内容がよかった。

いわゆるコンテンポラリーアート、現代美術といわれる範疇なのだが、インスタレーション作品であった。中でも福田尚代の作品には頭をガツンと殴られたような衝撃を受けた。こんな考え方、表現方法をする人がいるのか・・・って世界観が広がります。

文庫本にある栞のひもをほぐして綿のようにした作品や、紙に小さな穴を穿つことで得もいわれる存在感を加えた作品、消しゴムや原稿用紙を素材とした作品・・・面白かったです。

このような現代美術と触れ合うと同じ時代を生きている幸せを感じますね。


2013年8月4日日曜日

日経新聞の一面、保坂和志の本、パゴダのアイス問答

新聞の情報はわりと適当、というのは意外と知られていないのだが、先日妻が勤務する会社の話題が日経新聞の一面に載っていて、その内容に関して「そのような事実は一切ありません」という通達がその会社内で出ていた、ということがあった。日経新聞は記事の確認に他の新聞よりも気を使っているという話を聞いていたのだが、日経よお前もか!

日経新聞の書評はあまり面白くないということで僕の中で評価は定着しているのだが、保坂和志「考える練習」という本が掲載されていて少し気になっていたので読んでみました。書評には「考えるということは、無意識のうちに言葉で考えているが、手を使う仕事であったり、スポーツなど体を動かすときにも考えをめぐらせており、これも立派な考えです」というようなことが載っていてひかれたからです。

保坂和志は2、3冊読んだことがある程度の芥川賞作家。日経の書評か・・・ということと保坂和志久しぶりに読んでみるかという読書スタート時のテンションです。

読んだ感想は・・・多少違和感もあったのですが面白かったです。考えるということはどういうことか、という本質的なことも書かれているのですが、印象としては保坂和志の頭の中をのぞいている感じです。そういう風に考えている(物事を捉えている)のかというのがわかりました。書評に載っていたように「体を使っても考えている」という話も面白いし、「NHKの100分でわかる文学というテレビ番組を引き合いに出して、名著がそんな短縮できるか」というような話も面白かったです。(余談だが、NHKも最近はこのようなミーハー、ハウツー的な番組が多くなったのだが、NHKだけあって良い子ちゃんの作った感が強く、つまらない)

ネットの持つ情報量が多くて、情報に埋もれがちなのだが情報量が考えの正しさを保証してくれるわけではなく、自分の発信の仕方、情報の捕らえ方にはもう少し気を配らなくてはならないなと思いました。

金曜の夜に近所の公園で地元の町内会の祭りがありました。妻とパゴダと3人でカキ氷を食べているとなんとアイスが振舞われるとのこと。振舞いのアイスがガリガリ君でした。パゴダが貰ったアイスを3人で食べたのですが、パゴダに「1つのアイスをどうやったら3人で食べられる?」と聞くと、「順番に一口ずつ食べればいいじゃん。まずパゴダでしょ、ママでしょ、おとうでしょ・・・」と応えました。なかなか良いアイディア、食べる順番も自分の欲望をあらわしていて良い感じです。


2013年7月26日金曜日

ザックを買った

とても久しぶりにザック(リュック)を買った。しばらくアウトドア的にアクティブな生活をしていなかったのだけれども、パゴダの成長に加えて、週末に保育所のキャンプがあるのでその用意としてである。

購入したのはパタゴニアの容量28Lのザック。本当は30L後半あると登山のときにも使えると思うのだが、まだそんな予定はないし、街で使うには30L以下が適当な大きさだと思う。

慣れるためにちょっと重いものを入れて背負ってみたのだが、背負いやすい。肩ショルダーのホールド感とサポート力は時代の流れを感じる。後は、ザックの一番の弱点であるジッパーの耐久性がどれほどかが気になるところ。こればかりは使い込んでみないとわからないな。容量の割りに軽くなっているのもいいですね~。自転車で図書館に行くときにも使えそうです。

今聞いているのは、Crystal Kay[Eternal Memories]
夏って感じがする曲です。

2013年7月23日火曜日

カチリとアズノール

意外と皮膚が弱いのは我が家の家系だと思うのだが、病院にて処方された薬がカチリとアズノール。

カチリはアセモ用、アズノールはヤケド用です。カチリはなんというかアクリル絵の具のようなもっさりとした軟膏なのですが、これを薄く手のひらで伸ばして背中のアセモに塗るとかゆみもおさまり非常に心地よい。基本的には汗を流すのがアセモの対策のように思うのだけれど、このカチリなかなかよいです。

もうひとつのアズノールは先日、料理をしていて腕にヤケドをおってしまった。そのときに処方されたのがアズノール。正直ヤケドに薬で効果はあまり期待していなかったのだが・・・この水色の軟膏を塗ると治る速度が2倍くらい早い。おお、こんなに治っている!と驚きました。ヤケド直後に十分に冷やしたというのもあるのだろうけれども、今までの感覚からするとだいぶ早い。

そのためだけにわざわざ病院へ行くほどではないのだけれども、何かのついでがあるならばこれらの処方薬はいいなと思ったしだいです。

Vnはグリュミオー。グリュミオー、いいね!この艶っぽい音とシンプルな弾き方が好きです。初めてグリュミオーを聞いたのはこの曲でした。


2013年7月21日日曜日

本が好き

私鉄からJRへの乗換の途中にある上り階段で、少し前を歩いている20代後半の男性が着ているデニムの尻ポケットには文庫本が入っていた。

少し見るに割りと厚めの本で(当然タイトルは不明だが)、布のカバーがかけられていたが、無造作に入れられている感じが「座ったらすぐに読もう」という雰囲気を出していた。手提げカバンを持っていたがそこに入れずに、尻ポケットというのがすぐに読みたい気分が伝わってきました。きっと夢中になって読んでいる本なんだろうな・・・と思った次第です。

最近、自分のなかで読書熱が高まってきているので人が読んでいる本にも興味がわきます。なにかお薦めの本がありましたら、ぜひ教えてください。ジャンルを問わずなんでも読んでおります!

今読んでいるのは、司馬遼太郎「竜馬がゆく」
そろそろ薩長同盟が結ばれそう。なるほど、宿敵同士の同盟だったのですね・・・。

2013年7月19日金曜日

参議院選挙2013

先日、この夏の参議院の期日前投票をしてきた。ネット解禁ということだけれども、個人的にはなにも変わっていない印象である。

平日の午前中の区役所出張所はとてもすいていたのでスムーズに投票できるのだが、建物の外にあるポスターの掲示板を見て、半分くらいポスターが張られていない、民主党の党名が出ていないというのが今回の特徴かと思いました。

掲示板のポスターってこんなに貼られないものなのかな。これでは選挙自体がやる気ないって言うメッセージのように見えてします。

選挙結果は自民党(もしくは協調路線をとっている公明党も)の圧勝だろうけれども、民主党は掲示板のポスターにはその党名をほんの小さくしか乗せていなかった。今回は民主党イコールマイナスイメージなのだろうけど、それってないだろ・・・・。逆風だろうが政党ってその政治家の拠って立つところではないのか、と思いました。そこを否定したら政党に所属している意味ないジャンって比例区の党名を書く記載台で思いました。

今、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んでいるのだけれども、幕末/明治維新はたったの150年前の出来事か。




2013年7月4日木曜日

パゴダ、キャンプへ行った

本日、4歳のパゴダは保育園の行事で平和島へキャンプへ行っています。初めて親元を離れ1夜を過ごしているのですが・・・・

一週間くらい前から楽しみにしてたのですが、親がキャンプへ同伴しないということが発覚するとあからさまに狼狽し「おとう、保育参加してよ」という有様。結構本気のようでした。

その後、夜に花火をしたり、カンテラを作ったり、干物を作ったりと楽しいことがこんなにたくさんあるんだよ!と教えてあげるとだんだんとテンションがあがってきたようでした。

保育士の話によると「たまに大泣きして、家に強制送還」みたいな子供のいるとのことだったので、
この時間、パゴダが無事にキャンプしているようで静かな家の中で感慨に浸っております。

今聞いているのは、Stina Nordenstam Murder In Mairyland Park

2013年6月28日金曜日

竜馬がゆくを読んでいる

 この都議会選挙がきっかけになっているのだが、最近日本の近代史に関する自分の知識の無さを自覚したので、遅ればせながら少し学ぶことにした。江戸後期、幕末-明治-大正-昭和初期へといたる150年間くらいがターゲットです。

 まずは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読み始めています。同じ流れで「坂の上の雲」を次に読むつもりです。

 尊王攘夷って言葉はなんとなく知っていたけれども、尊王とは、攘夷とは、倒幕とは、佐幕とは・・・微妙に言葉の意味が違っていて非常に複雑だと思う。けれど、長く続いた江戸という封建制度が大きく変化していく様は感慨深い。その結果の世の中が今の日本でもあるのを感じられる点も興味を引く要因だと思う。

 で、現在。この夏にも選挙があるのだが・・・。日本という国を動かしていくエネルギーは政治にはないのかもしれない。

というわけで今読んでいるのは司馬遼太郎「竜馬がゆく」

2013年6月18日火曜日

バッハ シャコンヌ

2週間くらい前だろうか、NHK-FMをそれとなしに聞いていたらバッハのシャコンヌが流れ出した。むむむ・・・この演奏・・・と思っているとやっぱりギドン クレーメルでした。



初めてこの曲をきいたいのがこのクレーメルだったので、かなり印象に残っている演奏である。演奏家によってだいぶ雰囲気が変わるので、聞き比べるのが好きなのだが、それは聞く手がどんなバッハが好きなのかということも関係してくる。

今は少し古い演奏が好きです。
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ハイフェッツも捨てがたいです。




バッハは曲の始まりと終わりがとても美しいのだが、このシャコンヌもハイフェッツの演奏で10分~12分くらいまでのなんとステキなことか。

しかし、初めて聞いたときはDuoだと思ったんだよな・・・

2013年6月4日火曜日

小さなテロ

自爆テロとはいわないが、これは小さなテロであるように思える。

しばらく前、まだ渋谷によく行っていた時期に思ったこと。結構きわどいファッションの人が、渋谷とその周辺にはちらほらいるわけです。全身ブルーの服、ブルーの髪、ブルーの靴・・・・とその恋人は全身イエロー・・・・。思わずおおぅと思ってしまう。

いわゆるゴスロリというのだろうか、ゴスでロリなのだが全身真っ白。山手線の社内で「おうおうおう」というような視線を一身に浴びている。それでも己の信念に従って、主張をやめることは無いのである。

僕にとっては、これは小さなテロである。

R.E.M. Losing my religion
この曲って良いよね。僕は、もう失ってしまったけれど・・・

2013年5月31日金曜日

へへ屁

お久しぶりです。

先日、休みの朝起きてしばしぼっーとしていると少し催した気がした。パゴダがゴソゴソと起きている気配がしたので、思い切ってブヒッとオナラをすると、パゴダには予想外に受けた。

「ははははは!おとう、おならしたね~あッははははは~」

こんな感じでした。しかしオナラ一発でここまで笑いが取れるとは恐るべし。自分の父親もいっぱしのオナラ使いで、おもむろに人差し指を差し出してきたときは、その指を引っ張るとブヒッとおならが発射されていた。

それにしても子供たちは下ネタが大好きで、おなら、うんこ、しっこといえばそれはもう拍手喝采なわけです。なんなんだろうな。

みなさんももし屁を持っていたら、子供のまえで発射してください。人気ものになれますよ。

今聞いているのは、Ravel [水の戯れ] 辻井伸行
梅雨入りを祝って・・・。ちょっとゆっくり目の演奏ですが非常に美しい。

2013年5月10日金曜日

メタボ解消レース、出走のお知らせ

このたび、勤務先で「メタボ解消レース」が開催されたのでエントリーしてみた。ルールは簡単で6月30日までに現在の体重と比べて10%のダイエットを目標にしたレースだ。

僕は現在体重が重く64キロだったので、6.4キロを約40日で落とせばよい。結構ハードルが高いのだがそれくらいではなくてはね。今日は同じくエントリーしている人から餡ドーナッツ(罠)をもらったりと早くも足の引っ張り合いがスタートしているのが面白いのだが、ダイエットの基本、

体重の増減は食べる量と消費するカロリーにのみ関係している

ということを忘れずに10%減を目指したい。
今回、ターゲットとすることは
・水泳、ジョギング、健康的な食事
と至って普通。さて、明日から本気で取り組みます!

今聞いてるのは、Bjork [Play Dead]


2013年5月2日木曜日

落としどころ

日本の首相とロシアのプーチン大統領の会談のニュースを見ていたら「北方領土」の返還の話題として等分返還方式というのがでていて驚いた。なるほど、係争となっている土地を等分して両者痛みわけで解決するというわけですな。

北方領土に関しては、「きっと返還されることはないだろう」という前提にも似た諦めが長い間あったのでこの条件は非常に良いように思える。これは落としどころとしては良いのではないだろうかとおもっているのだが、元KGB出身のプーチンなので「やっぱさっきのは無しですよ!」位言いそうだなと思ってしまいます。

等分で戻ってきたら、日本にも地面の上の国境ができることになりますね~

2013年4月21日日曜日

自分で蒔いた種を収穫、難儀な収穫だった

ずーっと昔に設置していたWordpressをBloggerに移動しようということになったのだが、これがとてもややこしく、久々に難儀した。 

理由はいくつかあるのだが、Wordpressが共用サーバで動いていたので、バージョンアップを積極的にできず、超放置プレイとなっていた。いまやサポートもされていないWordpressのMEというバージョン・・・。xmlとかに簡単にエクスポートできるのかな・・・・と思ってBlogの移管に関してしらべていたらMEではエクスポート機能は実装されておらず、WP自体のバージョンアップが必要だった。

FTPでサーバにログインして、新しいバージョンのファイルを展開して、古いファイルから設定ファイルを抜き出し再アップロード。さらにDBの設定も少しいじって・・・・という僕にとっては手に汗握る展開となりました。 何とかバージョンアップはできたのですが、Blogger側のインポート機能が貧弱なので、WPからエクスポートで出力したファイルをすぐに読み込めず、ここでだいぶ迷ってしまいました。

 最終的にはWPでMT形式で出力したテキストファイルをhttp://movabletype2blogger.appspot.com/というサイトでBloggerが読み込めるxmlファイルに変換、その後でBloggerへのインポートが成功したのでした。

 盲点だったのは、movabletype2bloggerというツールがtxtファイルを読み込んでBloggerがインポートできるxmlファイルに変換してくれるということになかなか気がつかなかったこと。なんとなくxmlファイルを読み込むのかと思って躓いてしまいました。

 最終的にはなんとかBlogの移動ができたのだけれども、半日位使ってしまった(涙) 最終的にはこのサイトが参考になりました。

2013年4月7日日曜日

料理本 旭屋出版MOOK 「大全シリーズ」

旭屋MOOKの料理本、「~大全」シリーズが面白い。

今までに、ジャガイモ、牛肉と読んできたのですが現在ジビエ、サーモンを図書館で借りて読んでいます。マニアックながらも、個人的な感想ですが掲載情報はかなり正確です。情報に偏りが少ないのが好印象。サーモンってなんか気楽に調理していたけれども、もう少し真剣に取り組んでみようと思いました。


さて、本日は夏を感じさせる強い風の吹く一日でした。近所の桜祭りを冷かし、夕方前にパゴダと戸越銀座温泉へ行ってきました。16時頃に入ったのですが、相変わらず結構な人です。女子風呂も混んでいるのだろうか・・・

まだ明るい時間帯だったので、露天風呂から小さく見える空と雲の美しいこと。強風の賜物ですね。戸越銀座温泉は黒湯がやはり気持ちよいです。パゴダもここの風呂、好きなようです。

今聞いているのは、Janis Joplin Summertime




2013年4月5日金曜日

春の曲

出会いと別れの季節、春。そんな時に聞きたくなるというか、聞くとしみじみ春だなと思う曲が、このドボルザークの交響曲7番の第3楽章です。



演奏はなんとあのピエール モントゥ。フランス人の指揮者なのですが、結構好きなんです。
ドボルザークはちょっと毛色が違う気がするのは、ノイマン指揮、チェコフィルを聴き慣れているせいだろうか・・・。

あとはラヴェルの弦楽四重奏曲の第一楽章もきわめて春らしくて好きです。



2013年3月26日火曜日

卒園式と進級式がありました

23日の土曜日は4歳になるパゴダの保育園の卒園式と進級式がありました。昨年、昼ごはんが14時位と遅かったので、朝ごはんからがっつり食べていったら今年はプログラムに工夫が施されていて、なんんと11時過ぎに昼食の時間・・・。思わぬ誤算でしたが、料理が美味しかったので完食。


卒園する子供の入園当時の写真から最近の姿までが順にスライドでスクリーンに映されるのだが、保育園の中で兄弟のように育った子供なので見ている僕でもぐっときてしまう。保育者や楽しく、時につらい日々を共に過ごした親ならば感慨はひとしおだろう。

日々、いちにちという時間は普通に過ぎていくのだが、さて去年と比べると子供のなんと成長していることか。(そして自分は・・・と思わずにはいられない)

パゴダも人間として本格的に感情や考えの伴った行動をとるようになりみていて面白い最近です。

今聞いているのは、[魔法のぬくもり] 魔女の宅急便のサントラより
これ、名曲ですよ。





2013年3月7日木曜日

暖かい空気にソワソワ

 本日の昼間の最高気温(東京/渋谷)はなんと18℃。体感温度もそれくらいだったので相当暖かく感じました。そして帰宅するときの夜道、なんとも空気が暖かい。

 季節の変わり目に「暖かい雨」と「暖かい夜の空気」を感じるととてもソワソワする。このソワソワの理由はやがて来る次の季節の記憶が(しかも過去の記憶が)甦ってくるからである。このとき感じるのは次の季節への期待ではなく、今までの人生でその時期におきたさまざまなことの漠然とした記憶だからそわそわするのである。

まだ暖かい雨は感じていないけれども、今、この時間に窓を開けて夜風を部屋の中に入れこむのもいい感じである。明日健康診断のため、夕食を抜いて空腹なことも感覚を鋭くしている。

今聴いているのは、Maurice Ravel [ヴァイオリンとチェロのためのソナタ]
この動画では2分10秒くらいから本当の演奏が始まります。弓を持っている右手をみれば分かるようにエマニュエル ベアールは弾いている演技をしているだけ。実際の演奏はカントロフ、ミュレールという最高の二人です。


2013年2月25日月曜日

最近読んだ本の感想

久々に読書熱が甦ってきた。忘れないうちに感想を残しておこう。

「レ ミゼラブル」 ビクトル ユーゴー
まだ読書中だけれど再読本なのでもう書いてしまう。冒頭の司教の説明の数十ページが唯一の苦痛。ほかはどんどん引き込まれる力があります。映画版のラストを確認するために再読中~

「アグルーカの行方」角幡唯介
副題は「129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」。フランクリンとはイギリスの探検家でヨーロッパからカナダ北部、北極圏を通ってベーリング海→アラスカ、アジアへ抜ける北西航路を探る途中で消息不明となった。その足跡を追う現代の旅なのだが・・・。現代人の極地旅行記は無事に帰ってきたという絶対的な安心感があるからあまりドキドキしない。一方で昔の話だとまさかここで死亡か?と考えたりしてドキドキするんだよな。

「犬の力」 ドン ウィンズロウ
アメリカの麻薬取締局とメキシコの麻薬カルテルの戦いの話(フィクション)です。CIAといい、DEAといい、アメリカの政府組織はやりたい放題ですな!暴力とそれを取り巻く力学(なぜ暴力をふるうのか)がリアルでしびれます。

「ジェノサイド」高野和明
どうやら直木賞候補となっていたようだけれども、ホントに?と思ってしまう内容。犬の力を読んだ後だったので戦争シーンとか主人公の表現の浅さを感じてしまった。しかし、僕がたまに考える「想像できないことは信じられない」というテーマを思い起こさせてくれた。

「予告殺人」アガサ クリスティ
初めて読むミス マープル。今となっては古き、良き時代の推理小説。推理とか生ぬるく感じたり、現代では科学捜査だよな・・・と思ってしまうが当時は最先端だったのでしょう。第一次世界大戦の雰囲気残る時代の話です。本よりも映像の方が楽しめるかもしれません。

今聞いているのは、ラヴェル [ステファン マラルメの3つの詩 第2楽章]
時間のある方は冒頭よりお楽しみください。時間の無い方は2分50秒から再生してください。


2013年2月20日水曜日

□字ック「タイトル、拒絶」を観てきました



知り合いが出演している舞台「タイトル、拒絶」を観て来ました。フライヤーの写真が示すように、舞台はデリヘルの待機場所(事務所)で、そこでのデリヘル嬢の人間模様が表現されていました。

なんとなく知っているデリヘルという言葉とその内容ですが、10分ほど観るとなるほどこういうふうな設定なのかと分かってきました。「俺がお前のこと、好きなわけ無いだろ、このブス!」とか言っていて、こういう言葉はもはやテレビレベルでは上品過ぎて放送されませんのでなかなか刺激的です。役者だけあって、なんとなくクズ男な雰囲気もでていて、言葉にリアルさがありました。


演劇って、観た直後よりも、観た後1週間くらいの間にジワジワと印象が強くなっていきます。それは、自分の人生と、舞台の上の世界とのつながりを感じることができるからです。デリヘル嬢と僕の生活は接点が無いけれども、そこに生きている人とのつながりは確かにあると感じるます。

この共感力の強さこそ、舞台の魅力だな。

この曲は、出演していた大数みほさんに。舞台のなかで一番ステキな声でしたよ。
[Much better down there]海がいい、沈めてくれ・・・







2013年2月6日水曜日

名曲発見!(バッハ)

僕がバッハに求めている音楽がまさにこれ!

 「音楽の捧げもの」 J.S.Bach Musikalisches OpferBWV1079




(ピアノでは無くて)チェンバロ、弦楽器、木管楽器も参加している、古典らしく若干のノイズ(チェンバロの響きというか、宗教曲にあるようなきっぱりとした割り切り感の無さ)というのが僕のなかでのバッハストライクゾーンなのですが、この曲はとても良い。バッハ特有のカノンというか無限にループしているようで変化していく様がいつまで聞いていても飽きないのです。

しばらくはiPodで通勤中にヘビロテ決定!

2013年1月26日土曜日

備忘で記録しておく4曲

ちょっとYouTubeより備忘用。


JohnPlayford plays 「Bobbing Joe」

これこそネットとYouTubeのありがたみを感じる曲は無い。浜松の楽器博物館に展示されていたビオラ ダ ガンバのサンプル曲としてはじめて聞いた曲です。その後、色々調べたのだけれども作曲家がはっきりしない14世紀~の古い曲ということでなかなかたどり着けなかったのですが、ふとおもいついてイギリスのAmazonでCDを手に入れることができました。ネットの発達のおかげです。

Gabrielius Alekna plays 「Bruyeres」

2012年はドビュッシー生誕100年で盛り上がった年でしたが、この曲のようにあまり脚光が当たらなくてもステキな曲がたくさんあります。日本語のタイトルは「ヒースの荒れ野」で、荒れ野の曲かと思いきやシンプルなメロディが美しく、この響きはまさにドビュッシー。


BBC SHERLOCK Main Theme

最近、ふとみて面白かったイギリスBBCのドラマです。シャーロック ホームズが現代に生きていたら・・・という設定のドラマですがテンポのよさと、ロンドンという街並みが良いですね~。


PetShopBoys [Being Boring]

1990年の曲です。なんかこの1900年後半の雰囲気が伝わってくる曲だと思います。

2013年1月21日月曜日

レ ミゼラブルを観て来ました

映画のレミゼラブルを観て来ました。数年前に原作(大人版)を読んで感動した記憶があったのだけれども、映画でもやっぱり心動かされました。不覚にも目が潤んだ程です(こんな僕にも涙はあった・・・)。

色々な人が感想で書いているようにミュージカルというよりもオペラのような映画です。踊りが無く、豪華な舞台装置があって、セリフのほとんどが歌というのがオペラに良く似ています。どうやら歌の録音は演技と同時に行われアフレコではないということです。出演している人々、歌上手過ぎます。主演のヒュー ジャックマンとラッセル クロウ(あのグラディエーターの人・・・)がこんなに歌が上手いとは・・・。相当爺さん役のミリエル司教も歌が上手い。

物語の深さは当然原作である本の方があるのですが、行間に隠れている感情ややるせない雰囲気などはうまく歌が表現しているように感じました。普通のセリフではなく、歌だからこそ伝わる感情がありますし、少し癖のあるカメラワークと共にこの映画を印象付けていました。

最後の最後で原作と少し違う演出があったのですが、僕の記憶違いかもしれません。現在、本を読んでいるので最後がどうなるのかというのも少し楽しみです。

それにしてもジャベール役のラッセル クロウ眼差し、歌声、かっこいい制服がステキでした。

久々に映画と音楽を堪能しました!

今聴いているのは、 ベートーベン 弦楽四重奏曲 No14 op131より第6楽章
レミゼラブルのやるせない悲しい感じって、この曲が表現してくれます。


2013年1月14日月曜日

N'EX(成田エクスプレス)

パゴダへの2012年クリスマスプレゼントはLaQというブロックの一種でこれがまた面白い。これで遊ぶとレゴがまどろっこしく思えてくる程なのだが、大人の脳は結構疲れます。

クリスマスプレゼントは親の清く正しい知育玩具の一種という願望(?!)もあってLaQになったのですが、どうやらパゴダが一番欲しかったのはプラレールの成田エクスプレス(N'EX)だったようです。

というわけで新宿駅までN'EXを観にいってきました。




成田エクスプレスは確かにスマートでかっこよかったです。本数が意外と少ないので観るチャンスも少ないのですが、新宿駅の代々木よりのホームの端まで行ったので埼京線、湘南新宿ライン、総武線、中央線、山手線、かいじとたくさんの種類を観れたのが良かったです。パゴダも喜んでいました。いざ成田エクスプレスと一緒に写真を撮ってあげようとするとなぜかはにかんでフレームアウトしました。なにを照れているのだろうか・・・

1枚目は先頭車両を見て「イェーーイ!」といっているところです。2枚目はちょっと照れています。3枚目は都庁の南展望台の眺め。「綺麗な景色だね~」と言っていました。

トイレとか食事とかが自分でできるようになったので外出もだいぶ楽になりました。

ちなみに・・・プラレールの成田エクスプレスは妻の母から誕生日プレゼントで頂きました。やはりうれしかったようでうかれております。

今聴いているのは、 機関車トーマス より [事故は起こるさ]
この曲は音楽はもとより、英語も日本語も歌詞がステキです。
アークーシーデンーーント アンド インシデーーーーント

2013年1月11日金曜日

両手にいっぱいの・・・

しばらく前から良く考える話題。ここ10年位でインターネットと携帯に関する分野は予想以上の進化と生活への浸透ぶりである。学生時代にはポケベルがまだ流行っていた時代だったのに現在ではスマホでなんでもできそうな勢いである。
ナビもスマホに取って代わられそうだし、情報を調べるときに図書館で調べものという時代ではなくなった。ちょっと知らない単語が出てきたら使うのは辞書や百科事典ではなくて、パソコンの辞書サイトやwiki。目的の情報への到達スピードは格段に上がって、実際に得る情報量は昔と比べると格段に増えた。それに伴い生活自体もだいぶ変化している。一般的には世の中便利になったなという感想なのだが・・・。

しかし、きっと何かを失っているのだ。両手には10本の指しかないし、両手を使ってすくえる量には限界があり、その容量は昔からあまり変わらないように思えるから。たくさんの情報を扱っているように思えて、実はザバザバと指の間から流れている感じがしてしょうがない。
生きている時代は選べないからそこに反抗することはしないのだが、この世の中で何を選択し、何を選ばないのか、というのをもう少し考えないといけないのかもしれないと思うこのごろである。

これを考えるきっかけは、パゴダ(と現在の僕)が生きている世界は、僕が子供時代をすごした世界とはまったく違うので、たまに面食らってしまうことがあるからなのです。先日パゴダは「パソコンで買えばいいじゃん(ネットで注文して買えばよい)」と言いました。とりあえず「パソコンで買うにもお金が要るんだよ」って言っておきました。妙なことを理解しているようでなんか複雑な気分です。


今聞いているのは、ラヴェル クープランの墓より[トッカータ]
トッカータはラヴェルのピアノ曲でも難曲中の難曲で大好きな曲です。この疾走感がたまりません。
二つの演奏(いずれも巨匠)を聴いてみても失われた何か、得た何かを感じることができます。





2013年1月3日木曜日

空には猫の目のような月

そう、本日の月齢19の月は猫の目のような形です。

ふと思い出したのですが、昨年末にあったアメリカのコネティカット州での銃乱射事件の数日後にたぶんNHKのニュースで「もっと銃規制をしたほうがいいと答えた人は54%」と報道していました。アメリカのテレビ局の調査結果だし、そのニュース番組でもさらっと報道していたに過ぎないのですが、この数字の低さは僕の関心を引きました。

なんの予備知識を備えずに導いた答えは「やばいヤツが銃を持っているならば、こちらも銃を持たねば身を守れない」という考えが銃乱射事件後のアメリカでは少なからずある、というものです。あっているかな・・・。

日本だったら即「銃規制に反対する人は非国民」という風に世論が傾き、銃規制に賛成する人は80%を超えるような気がします。日本とアメリカそれぞれの社会と銃の関係がそもそも大きく違うので「銃規制に反対する」が日本とアメリカで意味が変わってきますが、色々考えさせられる数字でした。


今聞いているのは、Maurice Ravel [Piano Trio in A Minor]
ピアノトリオ(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)という編成での傑作です。一般的なラヴェルのイメージとは少し違うのではないでしょうか。CD買うならカントロフ、ミュレール、ルヴィエの演奏がお薦めです。



2013年1月2日水曜日

2013.01.01に聞いている曲は・・・

新年明けましておめでとうございます。

今年もこのBLOGとFacebookをよろしくお願いいたします。


今聞いている曲は・・・ Ravel ヴァイオリンソナタ(遺作)[Sonata for violin and piano "Posthume"]

遺作といっても最後の作品というわけではなくて、ラヴェルの死後発表されたという意味。時代的には初期の作品でラヴェルが作風を模索中の実験的要素の強い曲といわれています。ヴァイオリンのメロディーがとてもはっきりとしていて聴いていて楽しい。13分位と言う時間も良い感じです。