2014年12月28日日曜日

クリスマス 2015

個人的に、宗教に関してはかなりニュートラルなのでNHKの朝のニュースで今日はクリスマスです!と浮かれて言っていたりすると、どうなっているのだ?と思ってしまうのだけれど今ではすっかり日本に取り込まれているクリスマスですね。

経済効果も馬鹿にできないので、今後日本のクリスマスが衰退していくことは無いでしょう・・・

子供が、サンタの存在を信じ、純粋な気持ちで祈っている姿を見ると、自分には無い美徳をみているようでなんとも複雑な心境です。クリスマスケーキは自分では作らずに・・・・「スワンベーカリー」で冷凍ケーキを買って(買わされて)います。5年位前のケーキはずいぶんとひどい内容で、冷凍焼けしかけていたり、形が微妙だったりだったのですが、毎年味も形もレベルアップしています。
数年前からは普通の店のケーキと遜色なく美味しく、今年はかなりいい線いっていました。

世の中浮かれるクリスマスですがスワンベーカリーは「焼きたてのパンやケーキのおいしさで障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現を目指しています。」という理念のもとに運営されていて、そこの商品を買うというのはクリスマスにふさわしく、少し良い気分です。

そのケーキにろうそくを立て、火をつけて、クリスマスの歌を妻と子の3人で歌ったのですが、保育園で歌っている「もうすぐクリスマス!ツリーを飾ろう!・・・」と5番まである歌を歌いました。その間ロウソクのろうがケーキに垂れそうでドキドキしてしまいました。

また、雰囲気作りのために購入したシャンメリーを飲んだ息子は「こんなに美味しいものは初めて飲んだよ!」とハイテンションで言っていました。僕はコップいっぱい飲むのがやっとの、不味い代物だと思いましたが・・・・。来年はスパークリングブドウジュースにしようと心に誓いました。

今聞いているのは、J.S.バッハ [トッカータとフーガ]ストコフスキー編曲オーケストラ版
NHK-FMで聞いたのだけれど・・・・オケ版も良いね。

2014年12月17日水曜日

本の感想

1:村田エフェンディ滞土録 梨木 香歩
これは名作です。明治初期の日本から土耳其(トルコ)への(トルコの)国費留学生の日々が
描かれています。ドイツ人、ギリシア人、イギリス人、トルコ人の共同生活の中では、さまざまな
価値観が入り乱れているのですが、それぞれがそれぞれを受け入れていく様がなんとも面白い。
グローバル化とか言われている昨今ですが、それは今も昔も同じことのようです。

最終章の「日本」は何度か読み返してしまった。それほどしみじみと心に染み入る内容です。
数年ぶりの再読なのですが、この時期に読んでよかった。


2:海うそ 梨木 香歩
昭和初期の九州地方のとある島を舞台とした小説。その島独特の宗教と自然か複雑に
絡み合い、その謎にひかれた地理学者のフィールドワークの話。
梨木さんは江戸末期から明治時代にはまだあった、人間の外の世界(あるいは人間が自ら作った自分以外という意味の世界か)に興味が尽きないのだろう。神様、もののけ、怪しきもの・・・。


3:天の梯(そらのかけはし) 高田 郁
ついに完結です。前号、前々号と辛い涙ばかりだったのですが、最期は円満でおわり。
友のことも、恋のことも、そうなるとはわかっていたのですが、そういうふうに話が進んだか!
長い間楽しませてもらいました。


4:江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 原田 実
江戸しぐさとは「江戸時代に当たり前だった相手のことを思った作法」というようなもので、
一部教育現場や企業にも導入されていたりするのだが、その出所がトンデモ系の
でっち上げだっだというのが本書の内容。ノンフィクションで、確かに江戸しぐさはトンデモだと
思えました。身近に江戸しぐさがある方、本書を読んでどちらが正しいか判断してください。


5:丹生都比売 梨木 香歩
丹生都比売を含めた梨木さんの短編集。しかしどうだろう。梨木さんの短編はあまり世界に
なじめなかった。これは川上弘美のときと同じ感じなのだが、短編小説のなかで作られる強烈な
世界観には波長があって、そこが同調しないとうーんって感じている間に読み終わってしまう。

梨木香歩を集中して読みましたが、2014年中に5冊読み終わった!

今聞いているのは、John Lennon [Happy Christmas(War Is Over)]
キリスト教徒ではないし、クリスマスといってもさほど楽しみではないのだが、
子供がクリスマスを楽しみにしている、というのは純粋さがあってほほえましい。
この曲、今年はまだラジオ、テレビでは聞いていないな。
ジョン レノンのLegendというCDに収録されているけど、この次の曲が
「Give Peace A Chance」・・・。これは切ない。

2014年12月6日土曜日

2014年のうちにしたい、10のこと

今年は難易度をぐっぐっとさげ、達成率100%を狙うことにしました。
ロールケーキは2回作ってみるということです。

1:本を5冊読む
2:年賀状を25日までに投函する
3:体重を1キロ減らす
4:NISAを始める
5:ロールケーキを焼いてみる
6:もう一度ロールケーキを焼いてみる
7:パゴダとサイクリングへ行く
8:写真のバックアップをする
9:交響曲をスコアみながら聴く×3曲
10:CDをタワレコのリアル店舗で2枚買う

ちなみに2011年の内容は
1:本を10冊読む。
2:絵画の展覧会に行く
3:5キロを3回走る。
4:髪を切る
5:TDLに行く
6:ダイエットして57キロを切る
7:休日に1日パゴダと過ごす
8:パソコンのバックアップを取る
9:CDを2枚タワレコで購入する
10:12月20日までに年賀状を投函する
でした。

今読んでいるのは、梨木果歩[村田エフェンディ滞土録]
土はトルコ、エフェンディは留学生といった意味です。
明治期に国費でトルコに留学した村田何某の体験記ですが、
小説なのでフィクションです。設定が面白く読み進んでしまいます。

2014年12月5日金曜日

PC修理

安物の電源搭載のBTOパソコンを使っていたので、ついにこの日がやってきたという感じではあったのですが、電源が不安定になってしまいました・・・・。そこで何回か電源入れて、途中で落ちてというのをやっていたら・・・マザボまで壊れてしまった!!

というわけでこれを機に、マザボ、ケース、電源を交換しました。すべてamazonで発注!ネットの相場程度で安く買えたし、休みの日にパーツがそろったので作業がとてもはかどりました。

パーツの交換自体はさほど手間はかからないのですが、マザボを変えると起動時にブルーバックになってしまって手間取りました。簡単に言うと、マザボ交換により、チップセットが変わるのでOSが管理しているHDD、SSDなどデバイスのドライバが無効となり、起動できないという内容でした。

タブレットでググるとレジストリの修正で何とかなるとわかりましたが、レジストリは正常値のままでした・・・。結局BIOSのIDE接続の設定を変更したらすんなり起動。それ以後安定しています。

ブルーバックは焦るけれど、マザボ交換はOS再インストールと紙一重だなと実感。電源も650Wにしたし、メモリも4枚させるようになったし満足の修理でした。

今聞いているのはRavel Sonata for Violin ando Violin Cello
この演奏は・・・かなりイイ!音質はあまり良くないが、二人の技量と
この曲のデュオならではの濃厚な絡み合いがなんともいえません。

2014年11月24日月曜日

煮干の話

数年前から考えが少し変わって「無添加っていうことが、特別良いってわけではないよね」という考えになっているのですが、不要なものを入れる必要は無いよねっていう考えはベースにあります。

これは保存料は少ないほうが良いけど、それによって食品の安全性や利便性がたかまっているメリットも大きいので、添加物を毛嫌いしないというスタンスです。
内容もそうですが、食べる頻度や量を気にするようにしています。


ここ一年くらい、自宅で作る味噌汁はいりこ(煮干)でダシを取っています。ズボラなので、味噌汁には煮干を入れたままで仕上げてしまい、その煮干も食べるので割りと小さい(中羽以下)の煮干を選んでいます。

東京は地方のアンテナショップがたくさんあって、それぞれの地域の自慢のいりこを買うことができます。今までで一番美味しかったのは広島の尾道のいりこでした。香川の伊吹島のいりこも美味しかったが大羽が中心で頭と腹をそのまま食べる場合は少し苦かった。現在は長崎のいりこを使っているが、80点くらいの味でもう少し美味しいのがありそうだと思ってしまう・・・。

次回は新橋の島根、香川愛媛のアンテナショップで購入してみようと思います。

今読んでいるのは、梨木香歩「冬虫夏草」
これはとても面白い本だ。「家守綺譚」の続編だけれど、ほんの少し前の日本では
自然と人間の世界が重なっていて、そこに怪しい物どもの存在する余地があったのだなと思いました。

2014年11月6日木曜日

紅葉の季節の訪れ

風の強い日に桜が葉を散らしていたが、今では赤や黄色に色を変えて紅葉で葉を散らしている。
桜の紅葉は美しい。晩秋に向かって、寒くなったときに、桜の木にわずかに残る葉は紅の色も深く、それは美しい(と思う)。

この時期になると、ちょっと興ざめなのが毎年のJR東海の「そうだ京都、行こう。」キャンペーンのCM。映像技術の進歩により、どんどん自然の美しさが損なわれ、不自然な感じになっている。
画面には「演出をしてある」と書かれている。ちょっと昔は綺麗な自然を撮ろうと思ったら前シーズンに撮影をしなくてはならず・・・という苦労の末の結果だったのに今のそれは興醒めだ、といったら言い過ぎか。

今聞いているのは、ゴンチチ[My Favorite Things]

2014年10月19日日曜日

たまには本の話を・・・

読書の秋、ということで本の話を。
最近読んでいるのは、高田郁の「みをつくし料理帖」です。江戸時代の今で言う定食屋の料理人の話です。しばらく前に読んだ池波正太郎の「鬼平犯科帳」、「剣客商売」が男世界の硬派江戸小説だとすれば、みをつくしは女世界の庶民江戸小説という感じです。登場する人々がポジティブなのは軽い気持ちで読む身としてはとても良いですね。料理に関する記述は、若干後出しじゃんけん的なところもありますが、基本的には面白いです。

息子のパゴダは寝る前にほぼ必ず本を読むのですが、ほとんどは図書館で借りています。父、母、それぞれ本の選択に大きな違いがあるので、パゴダも色々な種類の絵本に接することができるのではないかなと肯定的に考えています。そんあ最近僕のチョイスは外国の絵本。日本で育っている日本人のパゴダ。やはり日本の絵本の本がすんなりと話しに入っていけます。語られている話の世界観、ニュアンスをはじめ、絵柄などがあっているのだと思います。

変化球ということで外国の絵本を選んでいるのですが、この本は名作です。
にぐるまひいて ドナルド・ホール  (著), バーバラ・クーニー (イラスト)
満月をまって メアリー・リン レイ (著), バーバラ クーニー (イラスト)

バーバラ クーニーの素朴な絵は美しく、思わず細部まで見入ってしまいます。そして大人ならばその絵に少し懐かしさを感じると思います。

今読んでいるのは、高田郁の「みをつくし料理帖」。
次の巻で完結するのですが、どう完結させるのだろう・・・流れからいってハッピーエンドは間違いないと思うのだけれど・・・。

2014年10月14日火曜日

エルキュール ポワロ カーテン

昨夜、アガサ クリスティ原作の名探偵ポワロの最終回「カーテン」をみました。カーテンって本で読んだかな・・・と思っていたのだけれども、TVでみて読んでいない事を実感しました。大まかなあらすじは聞いていたので、どうやら勘違いしていました。

名探偵ポワロを知ったのは約20年前。NHKで夕方放送されていましたが、あのOP音楽、デビット スーシェのポワロの表情、そしてヘイスティング大尉!完璧な番組だったと思います。当時高校生でしたが、ポワロをみたいがために、チャリをすっとばして帰った記憶があります。

カーテンでは年老いたポワロといかにしてカーテン(終幕)を迎えるのかが一番の見所ですが、ポワロからのヘイスティングへの好意の表現には思わずうるっときてしまいます。
"Ah, Hastings, my dear friend, they were good days. Yes, they have been good days."
あぁ、ヘイスティングス、親愛なる我が友よ。共にすごした日々は素晴らしかった。そう、本当に素晴らしい日々であった。


モナミ!モナミ!モナミ!
これは日曜朝のNHK-FMでピーター バラカンが紹介していました。
ディランの定番ですが、とても良いカバーです。最近、カバー曲が好きです。

2014年9月25日木曜日

雑感

雑感。

ふなっしー
イッテQで宮川大輔とイタリアの祭り「石鹸祭り」でふなっしーの結構体を張ったロケをみたのだが・・・アレは本人が出場していたのかな?まさかね。ふなっしーってゆるキャラと捉えていたけど実は芸人ということでブレイクしたのだね。

しょこたん
昔も今もキワモノキャラって感じだけれど、この筋の通っている感じ、世界に入りきっているのはなかなか。そして・・・かなり体張ってるね~。・・・歌あんまり上手くないな。エスパー魔美の歌を歌っているのを偶然見てびっくりです。

夢見観音
近所に「この観音にお祈りして、それを夢にみたら、現実のものとなる」という夢見観音というのがあるのだけれど、たまに熱心にお祈りしている人がいる。この祈りというか宗教心といったもの、今の僕からはすっかり抜け落ちてしまったものだ。

イスラム国
首切り動画と危険な武装集団として有名となり、新聞では真っ黒な悪、という扱いだけれど確か木村太郎がニュースで「イスラム国はイスラム法を遵守しているという点では一貫していて、それが現地で評価されている」と言っていてなるほどと思った。どうやら首切りもイスラム法の処刑方法のようだし、そもそも故フセインが抑えていた勢力だったという話もチラホラ・・・。トマホーク撃っているアメリカの船舶の映像を見ていると、なんで中東で戦争してんだか・・・と思ってしまう。

コオロギ
小学生の時、鳴き声が好きなのでエンマコオロギを捕まえて飼っていたのだが、母に「ゴキブリみたいだから家の外で飼って!」といわれて「この鳴き声の素晴らしさをわからないとは・・・残念だ」と思った記憶があるのだが、今我が家の小さな虫かごにいるエンマコオロギは確かにぱっと見ゴキブリだ。

秋ってJazzの季節でもありますね。

2014年9月18日木曜日

ドリカムは歌が下手になったのではないか

ドリカム、好きですよ。今年はデビュー25周年ということで、あまりテレビを見ない僕でも、テレビでドリカムをテレビで見たりする。たいていはライブの映像だけれど吉田美和の歌声を聴いて思わず、「これ本人?もっと歌が上手かったような・・・」という感想を持ってしまった。

これが
・気のせいである。吉田美和の歌は今でも上手
・アタリ。吉田美和は歌が下手になった
・微妙。吉田美和の歌は変わらないが、他に歌が上手い人がたくさん出てきて相対的に下手に感じるだけ

うーん。CDを聞く分にはいい声だなあと今でも思っています。久々にドリカム聴くといい曲だなとしみじみ。おっさんとなった今では、電車の中で聴くのもちょいと恥ずかしい。

今聞いているのは、Dreams Come True[サンキュ.]

2014年9月13日土曜日

私製 洗濯指数

今をさかのぼること10年程前。一人暮らしを始めて、自分で家事をするようになると色々発見があった。その発見のひとつが洗濯物の乾き方に関して。天気の良い日が洗濯物が良く乾きそうな印象があるけれど、個人的な実感では
湿度 > 風 > 気温 > (天候)
が乾き方を決める要因の順番である。洗濯を干すということは、洗濯物の繊維が含む水分を空気中に蒸発させる、ということであることを考えるとこの順番であるのも納得できるのだが・・・

湿度:湿度は温度に関係するので絶対的な数値ではないのだが、カラッとした日には良く乾く
:風が強ければ、それだけ水を蒸発させるので乾きやすくなる
気温:気温が高いほど、水は蒸発しやすくなるのだが、気温が高くて湿度が低いという日はあまり多くない
天候:晴れとか雨とか天候は湿度、風、気温に大きな影響を与えるが、天候自体で乾きやすさが変わるわけではない。

我が家ではここ数年、夜に洗濯をし、夜に外干しをしているのだがこれが意外と良く乾く。湿度が低い風が吹いていればどんな季節でも良く乾き、昼前後には乾く。汚れ物も一泊せず洗うことになるので、汚れ落ちも良いような気がするのも良いところ。

今この季節、夜干しにはもってこい。涼しい風が良く拭き、カラリと洗濯物を乾かしてくれます。
ちょっと涼しい、湿度の低い夜風で乾かすのが好きです。


今聞いているのは、エリ [シャリオン]
懐かしい曲です。30秒のイントロの後、知っているメロディが始まります。

2014年9月8日月曜日

コクワ(大アゴ)を捕まえた!

先日、パゴダは保育園の友達の(カブトの育て方に詳しい)父親に「クワガタを冬眠させるために木の皮があったほうがいい。またクワガタを繁殖させるためには腐った(クヌギの)木が必要だ。シマチュウで買えるよ」という非常に良いアドバイスをもらってきた。

その数日後に風呂にてパゴダが「おとう、木でできた鎖って知っているか?」と聞いてきたので、うん?木の鎖??と思ったのだがどうやら木でできた鎖のことでなくて腐った木、腐り木(くさりき)のことだった。納得。

というわけで次の休みの日に、カブトを捕まえた公園へクヌギの木の枝を見つけにいく約束をしました。クヌギの枝や皮はシマチュウでも買えるのですが、わざわざ公園まで探しに言ったのは初めてだし、ちょっと苦労して自分で探したほうが面白いかな・・・と思ったからです。

クヌギの木のある場所は目星をつけていたのですが、割と手入れの良い公園で柵を乗り越えてここにも無い、これは桜の木だ・・・と雨上がりの林を散策していました。前回カブトを捕まえた木にたどり着き、どうせいないだろうけどと木をのぞく為にパゴダを抱っこすると・・・パゴダの腕に黒い虫があたって地面に落ちました。僕はサイズ的にゴキブリかと思ったのですが、よーくみるとそれはコクワガタ♂、デカアゴでした!

これはラッキー!公園に来た甲斐がありました。立派なコクワガタをゲットし、(たぶん)クヌギの枝も何とか手に入れたのでパゴダのテンションも上がっていました!良かった良かった。
拾ってきた枝は水に沈めて虫を出した後、虫ケースに入れることにしました。

ついでに虫ケースの腐葉土を追加したついでにカブトの幼虫の様子を確認すると・・・それっぽい幼虫が20匹くらいいたのですが、半数はハナムグリの幼虫のようでした。地表に置いたとき、背中を下にして前進する幼虫はカナブンかハナムグリ。ハナムグリの幼虫は良く動くけれど、カブトの幼虫はあまり動かず、しかもケースの底の方が好きな様子。さて、来年何がどれだけ出てくるでしょうか今から楽しみです。

今聞いているのは、宇多田光「誰かの願いが叶うころ」
誰かの願いが叶うころ、あの子が泣いているよ・・・(涙)




2014年9月4日木曜日

御前崎で磯遊び!

なめたらあかんのよ・・・海は(川も)。毎年お盆休みの頃になると、どこそこでおぼれて死んだ!というニュースが連日放送される。常に変化しているという危険があるからこそ面白いのが海です。

今年は浜松に帰省した折に、御前崎へ行き、磯遊びをしてきました。あいにく、この日は中潮、潮位75センチくらいで潮の引きがいまいちだったのですが、結果としてタイドプールで泳げたのでよかったです。大潮だったらもっと生き物がいただろうけれど、泳げないからな・・・



空はすでに秋の気配が満点でした。それにしても気持ちの良い風景です。

海に入るパゴダと従兄弟。この岩肌に小さなカニがいて二人とも夢中で採っていました。

干潮時間を過ぎましたが、まだ水はあまり動いていません。
駐車場から徒歩2分でこのロケーションはいいね!

タコゲット!従兄弟が網で捕まえ、間髪いれずつかむパゴダ・・・
毒のあるヒョウモンダコでなくてよかったね!

タイドプールでワニ泳ぎ。子供にとっては波がなく、流れもあまり無いこれくらいの海が安心です。
太平洋だけあって水が綺麗で、主に東京の海で遊んでいるパゴダには驚きだったようです。

ここは僕が子供のときに何度も連れてきてもらった場所です。大潮だとヒトデ、ウニなどがたくさん見られるけれど、こんな風には泳げません。いつも大潮のときに連れて来てもらっていたんだな、とわかりました。結局干潮時刻くらいから遊び始め、3時間ほど御前崎を堪能しました。

2014年8月24日日曜日

Claude Debussy Piano Top11

今回は、Claude Debussyのピアノ曲にフォーカスしてみました。
個人的なドビュッシー ピアノ曲、好きな順です。
「タイトル」 含まれている作品名(英語もしくはフランス語:日本語訳)の順で記載しました。
なお、タイトルにはYouTubeへのリンクを張っていますので気になる曲は
是非聴いてみてください。

1:「Pagodes 塔」Estampes 1 版画 第1集より
我が子供のハンドルネームの由来となった曲。流れるような三連符とガムランの
音階とリズムがなんともいえません。

2:「Hommage A Rameau ラモー讃」 Images No.1 映像 第1集より
メランコリー系の傑作。冒頭のこのシンプルなメロディ、100%ドビュッシーを感じさせるっていうのが素敵です。

3:「 La Cathedrale engloutie. Prodondement calme 沈める寺」Preludes, 1er livre X. 前奏曲集 第1巻より第10曲
前奏曲集の中の名曲中の名曲。鐘を鳴らしながら水中より浮き上がって、そしてまた水没していくという伝説の寺院がモチーフです。ほんとにその映像が浮かぶ!と思いました。

4:「The little Shepherd 小さな羊飼い」 Children's Corner 子供の領分より
ゴリウォーグと迷いますが・・・この2分程度の短い曲ながらドビュッシーの子供への優しいまなざしを感じずにはいられません。

5:「1 Andantino 第1番」Deux Arabesques 二つのアラベスクより
CMでも盛んに使われ、非常に有名です。演奏者の手の動きを見ると、難易度の高い曲だなと思います。


6:サラバンド ピアノのため
この冒頭のメランコリーなメロディ、いいですね。


7:パスピエ ベルガマスク組曲
サラバンドといい、このパスピエといいドビュッシーの小品曲の中には秀逸なものがあります。
ベルガマスク組曲のメヌエットも素敵です。

8:アルペジオのための 練習曲集
ドビュッシー通ぶりたいのならば、この曲を好きな曲としておせば良いですよ。
この瞬間的なきらめき、今でこそ素敵な曲として認識されますが、当時はまさに時代の扉を開けた曲だったと思います。

9:レントより遅く 
タイトルがそのままテンポの指示ですが、演奏者によって速さはまちまちです。
個人的には4分をこえてくるゆっくり目の演奏が好きです。

10:トッカータ ピアノのために
割とテンポ早めの曲ですが、この音階をなぞるような進行が良いです。
このリンク先の演奏は個人的に好きなWerner Haasってところもお薦めポイントです。

11:牧神の午後への前奏曲
あまり音質が良くない演奏ですが・・・。牧神は管弦楽が有名ですが、
2つのピアノ(つまり4手)のためにDebussy本人が編曲しています。ピアノならではのきらめきがあります。最後にレア曲を紹介いたしました。

2014年8月18日月曜日

壊れている→なおす→なんとかやっていく

前提条件:壊れている状態は悪い状態という意味だとは思わない。正常とは違うというだけであって、数ある状態のひとつである。壊れているからといって終わりではないことは多い。

今日はだいぶ古い妻のママチャリのメンテを行った。といってもブレーキケーブルの交換と洗車だけだが・・・。たぶん6年位前に購入したのだが、タイヤカバーが少々さび付いているが、フレーム、
チェーン、クランク等の感触は悪くない。見た目はややボロだが、快適に使えそうな感じである。
(しかし安いグレードのチャリのメンテは総じて手間がかかる。自転車としてはちゃんと機能するが、設計思想が安かろう、ちょい悪かろうなのでしょうがないが、特にブレーキはMTBのちゃんとしたパーツと比較すると少し心配になるちゃちさである)

最近の世の中の風潮として、壊れる→悪いもの、という感じがより一層強くなっているが、人体を含めて壊れないものなんてないし、壊れたからといってそれで終わりではない。たとえ直ら(治ら)なくてもなんとかやっていける状態ならばそれはそれで良いと思うのです。

電子化、動力化されていない自転車は特に修理、メンテナンスを行えば長い期間良い状態を保つことができるので、なんとかやっていけるレベルは長く続きます。これは僕が自転車が好きな大きな理由のひとつです。

リサイクルよりも、リユース、リデュースを!これは10年位前からのポリシーです。

しまった・・・最近暑さにかまけて本を読んでいないな。
今聞いているのは、「やさしくしないで」かおりくみこ

2014年8月17日日曜日

ニュース、終戦などなど

8月に入ると日本では太平洋戦争のことが原爆、終戦と話題となります。現在5歳のパゴダは朝のNHKのニュースを朝食前に少し見ており、そこで時事問題!?系の知識を仕入れており、オバマとか、オスプレイとか、土石流などはニュースとその映像を通して知った言葉ですが、ウクライナ、イラクの騒乱に関係して「戦争って何?」と口にするので、どのように説明しようかと少し考えました。

子供にとって戦争≒たたかい、けんかといったのが一番身近なようですが、もっとスケールが大きく、残忍で、恐ろしいものだと伝えました。人が殺しあうのが戦争で、死んだらもう誰にもあえないのだと説明しました。

また、太平洋戦争では日本とアメリカが戦争状態であったのだけれど、現在では日本とアメリカは仲が良いというのもわかりにくいようです。自分の経験を思い出しても、ひとつの真実に異なるいくつかの側面がある、というものを理解できるようになったのは結構大人になってからだったなと思い出しました。

一方、僕の祖父の一人は戦死し、もう一人は戦争から無事に生還したのですが、生還した祖父は戦争の話を孫の僕にするはずはありませんでしたし、子である僕の父にも語っていないように思います。確かに自分の(合法的であるにせよ)人を殺した経験など家族には言わないでしょう。多くの人が無理やり背負わされたこの狂気の程を次世代につなげていかなければなりません。


今聞いているのはモーリス ラヴェル「天国の美しい3羽の鳥」
これは第一次世界大戦に出征した経験のあるラヴェルの歌曲です。
歌詞はこちらのサイトからどうぞ・・・。戦争の歌です。

2014年7月29日火曜日

少し大げさに言えば、ライフスタイルを変えたもの「ナルゲン」

しばらく前に購入した、NALGENE(ナルゲン)のボトルが非常に使い勝手が良い。
1:軽い
2:丈夫
3:パッキンが無く洗い易い
4:漏れることはほとんど無い
5:においも付きにくい

僕が持っているのは0.5L、黒いキャップに本体が水色のもの。これに緑茶の茶葉4gほどをお茶パックに入れて水を入れる。3時間位から飲むことができ、200ml位は水を注ぎ足しても美味しい。
このスタイルを確立してから、ペットボトルのお茶を買わなくなりました。

綾鷹がアンケートしたって、ペットボトルの均質化され、殺菌されたお茶は美味しいとは思えない。
100gで800円ほどの茶葉を使ったとしても1回あたり32円。暑い時期だと日中に500ml以上は水分を
補給するのであっという間にボトル代も回収したし、ペットボトルというゴミが出ないのも良い気分にさせてくれます。

ただ、ナルゲン、カラの状態だと蓋が重くて必ず倒れるんですよ。これが唯一の欠点です。

静岡県出身の誇りにかけて?お茶は美味しいものを飲みたいなと常に思っているのですが、
麦茶にも結構こだわっております。最近ではスーパーでは丸麦の麦茶をほとんど見なくなって
しまった。多くが水出しできる粉砕麦or麦茶エキス使用。これでは麦茶の甘い香りと
切れのある後味は出てきません。今年はどんな麦茶と出会えるかな(といっても美味しい麦茶に
出会える割合は低い・・・)。

誰かお薦めの粒のままの麦茶がありましたら是非教えてください!



今聞いているのは、フランスの作曲家、ラモーの「一つ目の巨人」です。
ピアノで演奏されるのもみますが、オリジナルはクラヴザン(チェンバロ)の曲です。
このちょっとノイジーで音と音が絡みつく感じはピアノでは出ないですよね。名曲!
この曲を聴くたびに、岩の陰から遠くにいる一つ目の巨人(サイクロプス)をこわごわとみている気分になります。



2014年7月22日火曜日

おやるよ・・・・結果編

同じ子を持つ親の方々のFBでのコメント・・・強く共感いたしました。

結局、子供の満足度はしっかりと満たしてあげたい、親もいつもの公園ではなくて違う場所でリフレッシュしたい、ということで「おやるよ」は「代々木公園で自転車に乗る」となりました。

曇天の少し涼しい一日。おにぎりとちょっとしたおかずの弁当を持って、10時過ぎに原宿に到着。原宿駅のホームから見える明治神宮の森に「あの森に行くの?」とすでに興奮気味のパゴダ。「あの森は明治神宮の神様の森だから入ることはできないよ。隣の代々木公園へ行くのだよ」と説明をしながら改札を通過(大人と明治神宮へ行くと、明治天皇が祭られている神だから霊験なんて無いよねって必ず言うのとは大違いだ)。

新宮橋を渡る前に左手側の「あれが有名なポップコーンの店の行列で、そのずっと向こうが表参道だよ」とパゴダに言うも「ふーん」と気のない返事。当たり前である。


代々木公園は入ってすぐに花壇があって、まずはそこで虫採り。ターゲットはモンシロチョウとシオカラトンボ、ジージー鳴くセミですが、網を持ってきていないので、スレた都会では素手では捕まえられませんでした。それでも、トンボの数はここ1週間くらいでぐっと多くなったし、たぶんエゾゼミではないかと思われますが、鳴き声も小さな抜け殻もたくさんありました。木の根元にはハサミムシがいて、その姿を見て「ハサミムシって刺したっけ?」と僕が考えている間にパゴダは捕まえようとして指を挟まれ「イテッ、このハサミデカイなあ・・・」と言っていました。ふと隣を見るとチャリに乗っている子供が・・・これで本来の目的を思い出し、代々木公園の一番奥にあるレンタルサイクルセンターに行きました。

代々木公園はサイクリング専用コースがあって、一方通行、距離が長い、変化に富んでいるというかなり良いコースでした。1時間で4周することができましたが、パゴダは森の木が気になったのか余所見をして2回転び、唇から出血してしまいました。それでも「まだ乗るか?」と聞くと「うん」と答えたので、60分間サイクリングを楽しめました。大きな木の下を、少し涼しいくらいで走れたので、まるで高原でサイクリングしているようでした。


サイクリングを終え、お弁当を食べて13時前だったので、渋谷のNHKへ行って見ました。公園で遊ぶのもいいかなとパゴダは思っていたのですが、「ひつじのショーンを放送しているテレビだよ」というと興味をそそられたようです。いったことある人ならわかるのですが、NHKスタジオパークは典型的な残念施設で、入場料の200円と費やした時間がもったいなかった(とはいえ一度は行ってみたかったのだが・・・)。展示されている内容も、展示の方法も今となっては目新しさは無く、唯一番組収録中の山田邦子を見ることができたのが、微妙に安い入場料の200円と釣り合っていた。

パゴダはポコポッテイトのムテ吉のデッキブラシの現物を見ることができ、「本物はやっぱ汚れが良く落とせそうだなあ」と感慨深げにいっていたので笑ってしまいました。そのNHKではちょうど15時のオヤツということで、ソフトクリームを食べました。急いで食べていたので「・・・頭が痛くなるんだよな~」とか言っていました。ニッセイのソフトクリームはやっぱり美味しい。

その後渋谷から電車に乗ったので、タワレコを冷やかし半分、教育半分で、木村カエラの新譜を視聴させてあげました。家に帰って夕食後、急に大雨と雷が・・・。せっかくなので部屋の電気を消して、稲光(ライトニング)と雷鳴(サンダー)を楽しみました。何度か落雷(本当は地面から空に向かって稲光は動いているのだが、数々の刷り込みのせいか、落ちているようにしか見えませんね)の様子を見ることができて楽しかった。パゴダは微妙にヘソを気にしていたのがおかしかったです。

結局、代々木公園でほんの少しの鬼ごっこをしただけでしたが、父と子の中々良い休日でした。

今聞いているのは、Maurice Ravel [Ma Mere L'Oye 4 Les Entretiens De La Belle Et La Bete]。演奏はアルゲリッチとランラン。マ メール ロワ(マザーグース)の第4曲で美女と野獣の対話という曲です。アルゲリッチはこのラヴェルのピアノ曲でも連弾というマイナー曲を積極的に取り上げている演奏者ですが、結構音に深みがあって聞かせてくれます。



2014年7月20日日曜日

おやるよ

久々に日曜が休みだったので、パゴダに「一緒にやりたいこと、行きたい場所があったら、おとうは夜帰ってくるから、紙に書いておいて。夜読むから。」と昨日の夜伝えました。妻が言うには風呂を出た後におお!と思い出して微妙に手紙を書いたようです。そこには「さっかー(妻代筆)、おにごっこ(妻代筆)、かんけり(妻代筆)、おやるよ(パゴダ直筆)」と書かれていました。なるほど、サッカー、おにごっこ、かんけり「をやる」のか。まだ字を書く練習中なパゴダです。



久しぶりに上野に行って(可能ならば)国立博物館で国宝の日本刀(童子切とか)を見せてやろうかなと思っていたのですが、本人の希望は近所の公園で目いっぱい遊びたいようです。東京タワーの下にザリガニを釣りに行ったり、多摩川をチャリで走ったり、代々木公園へ行ったりしようかなと思ってたのですが、新しい場所へ行って世界を広げるのも良いのですが、彼の思いを具現化するもの良いかなと思いました。ささやかな願いだし。

一応、代々木公園でチャリ、という選択肢を朝出してみようかな・・・。

今聞いているのは
Mogan Fisher Peace(go slowly)/Tatsuya Jyo
これを聴いてピンと来る人、同じ時間を共有していましたね。

2014年7月15日火曜日

気に入らないな

最近の集団的自衛権に関して。なんかちょっと調べていくと「閣議決定」とは「政府全体の合意事項」ということであり、ここには国民の意見とかはあまり反映されないのは、そんなもののようだ。

たとえば北朝鮮への経済制裁の一部解除も最近閣議決定されたのだけれど、それに対して国民の意見は割れているだろうけど、まあ今回は経済制裁を解除する方向で決定しよう、いちいち国民の信任を取ってはいられない、というのも理解できる話ではある。

しかし一方で、「憲法」という本来国家権力を縛るための決まりが、結構あっさり「解釈の変更」で変化していく、その変化に関して国民の判断をなるべく受けないように進んでいる事態が気に入らないな。関連の法案も2016年の選挙で判断されないように、選挙後に日程が組むという話もあるし・・憲法の解釈って閣議決定レベルで変化できるのか?超コソコソしているな!

個人的には、改憲できるようにする→改憲するか国民投票で決めるが順序でないかなと思うわけです。ここんとこ、時間かけても良いと思うだが。集団的自衛権なんて拡大解釈を認めたら、「相手国からみたら日本から先制攻撃された!」という事が起きてしまうよね。

2014年6月21日土曜日

誰が言ったのか、誰が一票入れたのか、それが問題だ

東京都の都議会での野次が結構大きなニュースとなっている。野次の内容は質問している女性議員に対して「そんなこと言う前に、おまえが早く結婚しないのか!」「子供は産めないのか!」とのこと・・・・。

この手の内容は会社を始め社会の中のさまざまなコミュニティで、今時発言したらNGでしょって事はもはや常識だと思うが東京都議会、どうなってるのだ。地方議会ってこのレベルなのだろうか。普通の会社の会議でこんな発言は出ないよな。

ニュースを見て思ったのだが・・・
・自分がその女性議員だったら、この手の野次を受けたら「今言ったの誰だ?もう一度言ってみなさい。それとももう一度言う勇気はないのかね?」とその場で言って挑発したと思う。(慣例で野次に返事はしないのか?)

・自民党系の都議ではないかといわれているが、野次の発言者の特定はされるのだろうか?されなかったら東京都議会に失望。

・野次った議員が誰か判明したら是非とも「選挙区と当選時の得票数」を報道して欲しいものだ。国会議員もそうだけれど、失言問題のとき、民主主義の日本においては一票入れた責任もあるのだからそこも意識しないと根本的(つまり我々が選んだ責任を自覚すること)な問題が解決しないと思う。

・たぶん、議会の模様がネット等で中継されていたこともこの問題発覚に役立っているはずだ。地方議会といえど気が抜けませんね。

今聞いているのは、セクハラソング風(笑)。Suzanne VegaのStockingsです。
サビは"Do you know where friendship ends and passion does begin?
It's between the binding of her stockings and her skin."です。

2014年6月18日水曜日

The Beatles TOP11

サッカーにちなんで、個人的なビートルズ トップ11をピックアップしてみました。
この11曲の順位は関係ありません。どれも良い曲ですね~。ステレオが出始めた頃の
ちょっとステレオの使い方間違っているのではないか?と思ってしまうEleanor Rigby、
そう、人間って怠け者なんだよねと思うI'm Only Sleeping。雨っていいよ、雨ってRainと
あまり有名ではないけれども好きなのです。

Eleanor Rigby
I'm Only Sleeping
Norwegian Wood
While My Guitar Gently Weeps
Happiness Is A Warm Gun
Something
Blackbird
Things We Said Today
Rain
P.S. I Love You
Michelle

このあたりの曲はいつの時代も僕の胸にグサリと刺さる歌であり続けています。好きな曲はどちらかといえばダウナー系の曲であまり「恋って最高!人生楽しいね!」曲は好みではないんだよな。

ポールの来日不発ニュース以来、ビートルズを聴く機会が増えました。一年に3回はあるビートルズ週間がまだまだ続いております。

なお、今聞いているのは Michelle アルバムRubber Soulから。今だとちょっとはずかしい気がするストレートなラブソングです。一番聴いたアルバムといわれればこのRubber SoulかWhite Album!

2014年6月11日水曜日

マウンテンバイクのメンテナンススキル習得

マウンテンバイクのメンテナンスが完了した。

 数年に一度、MTBのメンテナンス熱がくる。今回はメンテナンスにおいて大きな進歩があった。
それはディレイラーの調整方法をマスターしたことです。つまりシフトワイヤーの交換もできるようになりました。


・ブレーキシューの取替え前後(梅雨前ですからね・・・カンチブレーキだけれど):\550×2
・リアディレイラーの調整
・フロントディレイラーの調整
・シフトワイヤーのインナーケーブル、アウターケーブルの交換:\600
・ブレーキのインナーケーブルの交換、前後:\350
・チェーンの洗浄
・サドルの交換:\1000
・グリップの交換:\800

合計\3,850なり。安い・・・・感覚的に\5,000位投入した気がしたけれど。shimanoパーツの値上げが痛いのだが、Amazonで買うことにより安いパーツが簡単に手に入るようになった。ブレーキシューは5年位前に買ったやつだし・・・。しかも近所のチャリ屋で裸のインナーケーブル(shimanoのスタンダードより良いグレード、1本\250くらいの品)を1本\100で入手した。これはラッキーです。

 シフター内部でグリスが膠着していたことにより、リアのローギアにチェーンが入らなかったことも
今回のメンテナンスで改善しました。今乗っているMTBはフロントギアは3枚、リアのギアが7枚。変速が非常にスムーズに入るようになり、以前はほとんど使っていなかったフロントのミドルとローギアをストレス無く使えるようになりました。以前はMTBはスピード出して走るためにはトップギアが足りないなあ・・・と思っていたのですが、そんなにスピードを出さなくなったのとにより、東京は意外と山坂が多いということでMTBが重宝しています。またサドルを少し硬く長いのに交換した為、シートポジションがだいぶ変わりました。このMTBフレーム自体は1998年モデルと思われるのだが、まだまだパーツに互換性はあるし、街乗りならば今後も末永いお付き合いができそうです。

 次の課題はホイールの振れ取りとチェーンの交換です。

 知り合いのMTBを別れの餞に一緒に調整したのだけど、これでMTBのメンテは一通りできるようになりました。

今聞いているのは、スザンヌ ヴェガの99.9Fという曲。この曲、日本語タイトルが「微熱」です。
確かに99.9F(華氏99.9度)は摂氏37.7度ですが・・・。蒸し暑い梅雨にききたくなります。

2014年6月2日月曜日

Michael Jackson 「Xscape」

 5月のことだけれど・・・知り合いから銀座のソニービルでマイケル ジャクソンのイベントやっているよ!との情報をもらい行ってきた感想です。

 やっぱマイケルはすごいよね、いいよね。会場ではハイレゾ+8Kのサウンドとビジュアルでマイケルの新譜のプロデューサー談話、みたいのが流れており、オリジナルとリミックスの両方を比較しながら聞けました。その場ではリミックスかっこいい!って思ったけれども、じっくり聞いてみるとやはりオリジナルの方が素敵です。この点はamazonのレビューでもさんざん書かれております。

 今回の新譜は、いわゆる未発表音源を現代の複数のプロデューサーがリミックスしたものです。当然評価はいろいろあるのだけれども、それはそれ、これはこれとしてどちらも楽しめますが、メインはオリジナルの方です。

「Michael Jackson Xscape -CD+DVD/Digi-

今聞いているのは、Ain't No Sunshine。オリジナルはBill Withers。
この動画はマイケルのカバーバージョンです。ヤングマイケルだ!
この名曲はカバーがたくさんあるけれども、マイケルとレニグラがいいね!

2014年5月17日土曜日

久々に読んだ本の紹介。「原発事故と放射線のリスク学」

久々に読んだ久々に読んだ本の紹介。本の紹介。
中西準子「原発事故と放射線のリスク学」日本評論社 2014.3.11.

この中西準子という人は「言うことは言う!」系の研究者であり、日本において「リスク学(リスクコミュニケーション)」を起こした人でもあります。食品系の安全性の話題と関連して知ったのですが、このリスクコミュニケーションという考え方は実生活にも役立ちます。この本もリスク学なので、放射線がどの程度危険か、という話ではなくてこれくらいの危険があるので政策としてはこれくらいすれば良いのではないか?という感じです。

さてこの本には原発事故を由来とする放射線の危険は実際にどれ位で、どの程度の基準値を作るのが良いかといったことが主題として書かれており、実際の避難の基準、除染の基準だけでなく、コスト面にも言及しております。今行われている除染の基準は「年間の追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト(環境省)」より少なくなるようにという内容で、福島より遠く離れた場所に住んでいる自分にとっては実感のある数字ではありません。

しかし、税金を使っていたり、なにより東京電力の電気を使って生活している身としても、日本という枠組みの中でこの福島原発事故問題を扱っていかなくてはならないのだなと実感しました。今までは、当事者である福島県が決めればいいじゃん・・・的な考え方でしたが、世論レベルで福島の今後をどうするのかを考え始めなければならないなと思いました。

本を読んで学んだことは

・自然由来以外の放射線のリスクはしきい値無しで評価されている(化学物質より厳しい)
・放射線リスク管理の基準の元データは、広島、長崎の原爆のデータ、第五福竜丸、チェルノブイリなどであり、調査対象、期間も十分あり信頼できる。
・放射線はがんになるリスクを高めるが、がんのリスクは食事、運動、加齢、遺伝的要素などの要因のほうがはるかに大きい(だからといって放射線のリスクは無視しない)
・リスク=ハザード(危険性)×確率。放射線の場合、放射線の強さとそれを浴びる時間となる
・現在の福島原発事故に関する放射線測定値などは計算式上でかなり水増しされており、
現在の測定値と基準を守っていれば、食品、居住に関してのリスクはかなり小さい
・チェルノブイリで問題となった甲状腺がんは食品による内部被爆が要因だったが、今回の事故では内部被曝の影響は少ない。よって甲状腺がんの発生率に異常は起こりにくい。
・除染など居住者に対する支援だけでなく、移住を選択した人にももっと積極的に支援すべき

といったところでした。根拠も無く原発事故の影響って大丈夫かな・・・と思っていたところなので情報が少しすっきりしました。(もちろん、そんなのウソウソ、原発の影響はやばいよっていう人も居るだろうけど)


参考図書として菊地誠著の以下も読みました。初心者向けの本です。
いちから聞きたい放射線のほんとう: いま知っておきたい22の話 (単行本)

2014年4月2日水曜日

小さな別れに寄せて

3月最後の週末は保育園の卒園式と同時に行われる(自分の子供の)進級式に参加してきました。この保育園ではすべての行事が出席ではなくて参加!なのですが、卒園式は1年の締めの行事でもありぐっと来るものがありました。

この保育園が「共同保育」という、保育者と親と子供がうまくかみ合ったコミュニティであり、親同士、親と子供、子供同士、親と保育者、保育者と子供という関係が複雑に、面白く絡み合っています。当然さまざまな人間関係が発生するのですが、卒園ということでひとつの区切りになってしまうのはやはり寂しいです。

卒園式の個人的な一番の見所は「卒園する親の言葉」だと思って毎年楽しみにしています。子の親という共通事項はあるのですが、子供の個性も違えは、親の考え方、その他さまざまなことが違います。違いから見えてくる点と子育てというなかで共感できる点、その結果?!としての子供を見ることができ、思わずホロリとしてしまいます。

春、桜の花はいつも小さな別れをたずさえている気がします。
暖かい春の日差しを浴びた桜の花びらは、薄鈍い春の空を背景にして、かすかな桜色と感じられます。


この季節に毎年聞きたくなるのは、Claude Debussy [hommage à rameau]
ドビュッシーの「ラモー讃」です。
演奏はミケランジェリではなく、ミシェル ベロフ。このちょっとゆっくりなテンポと低音の響きが素敵。

楽譜はこちらから見ることができます。
IMSLPのサイトより(Debussy Images-hommage a rameau)


2014年3月7日金曜日

パゴダの名前の由来

 息子のネット上のあだ名を「パゴダ」にしているのですが、パゴダって何?って良く聞かれるので少々説明。これはClaude Debussy(クロード ドビュッシー)のピアノ曲のタイトルです。

Estampes(版画)の第一曲目がPagodes(パゴダ;塔)なのです。この曲は数あるドビュッシーのピアノ曲の中でも一番好き!なのです。インドネシアのガムランにヒントを得たといわれる、独特の浮遊感のある音階がなんともいえません。雨の降る日にこの音楽を聴くと・・・思わずうっとりとしてしまいます。
こちらの演奏はギーゼキング。ドビュッシーの弾き手としてはあまり好きではないけれど・・・
間違いのない名曲なのでぜひ、あだ名の由来の曲を聴いてみてください。



今読んでいるのは、ガルシア マルケス [愛その他の悪霊について]
ノーベル文学賞作家を読むことは余りないのだけれど、この世界観、雰囲気が現在の日本とかけ離れすぎていて引き込まれます。登場人物は多くないのに、色々視点が飛んでちょっと「おぞましい」ものを見ている気分になります。

2014年2月25日火曜日

とある動画を見て思ったこと

正しい行動、考え方って、頭の中ではわかっていてもそれが実際に行動できるか、というのはその時になってみないとわからないことが多いと思う。この動画をみて、思ったのは「『常識』といわれるような内容を判断するときに、反応しなかったり、無視することは結局その間違っているとわかっている内容を肯定してしまうとになる」ということ。暗黙の肯定が常識、世論、雰囲気みたいのを形成していくのですね。
はっきり、きっぱりと伝えないといけないのだなと思いました。

そして日本にはこの「すべての人に平等に権利が与えられるべき」という考えが希薄だなとも痛感。
自分にそいういう権利があって行使しなくちゃね、っていう考えも強くないかもしれないな・・・

http://dout.jp/152

良く聞くオーケストラ曲ランキング

良く聞くオーケストラ曲ランキング(良く聞くとは、iPodで自分で好んで再生するという意味)
2013年、年間ランキング TOP10、本人調べ

1 ドヴォルジャーク 交響曲第7番
2 チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
3 クロード ドビュッシー 交響詩「海」
4 ラフマニノフ 交響曲第2番
5 シューマン 交響曲4番
6 チャイコフスキー 1812
7 ブラームス 交響曲1番
8 ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」
9 ホルスト「惑星」
10 リムスキー コルサコフ 「シェエラザード」

結局、一度演奏したことがある曲を良く聞いているなと思いますが、全体の総プレイ数を100とすると、ドヴォルジャークの交響曲第7番だけで50くらいは聴いているほど突出しています。
ややマイナーな曲だけれど、誰が選曲会議に出したのだろう・・・センスいいな。

2014年2月18日火曜日

キット チョット ナイテ シマウ ダロウヨ

3月にパゴダが所属する保育園の卒園式(と進級式)が有るのだけれど、今年はきっと泣いてしまうだろう。昨年の卒園式で涙をこらえるのがやっとだったのだから、今年はもう我慢できないだろうことははっきりしています。

今年の卒園式は、自分の子供のことではないのだけれども、パゴダが1~5歳の今まで多くの時間を共有した仲間の卒園式であり、その子供の親ともかなり親しい付き合いをしているので、なんだか自分のことのように強く共感してしまう。あのときは大変だったけれど、よくここまで大きくなった!立派な姿ではないか!とまるで自分の子供のことのように思うのである。

これは不思議なことで、自分と同じような境遇の人に対して共感というものはどんな内容であってもほとんど感じないのに、子供の話題となると背景など抜きに感じ入ってしまう。ネグレクトによって亡くなってしまった4歳の子供もパゴダと同じような顔をして寝るときがあっただろうか・・・のように。これは人間という種を守るために、種全体で子供を守るようにDNAに刻み込まれている感情なのかと思ったりもしますが本当のところはわからないだろうし、重要なことではないように思われます。

卒園式の日まで1月ほどあるのですが、僕個人にとっても切ない日々の予感があります。

今聞いているのは、マイケル ジャクソン [Remember the time]
まさかこの歳にしてMJにはまることになるとは・・・もったいない人生を過ごしてしまった

2014年2月4日火曜日

パゴダも5歳になりました

この一月でパゴダも5歳になりました。子供を持って、自分の親の気持ちが良く分かるようになるというのは、、「その立場に立って良く分かるようになった」ということなのですが、感情的になる(いわゆる涙もろくなる)のは子育て特有かもしれません。

いい意味でも、悪い意味でも5歳のパゴダは知恵というものが発達してきました。2~3歳の発達が、本能的な、「自然に」成長している感じがあった一方で、4~5歳の成長は親を含めた周りの環境に大きな影響を受けつつのものである感じがします。そしてこの傾向はもっと強くなっていくでしょう。教育っていうと、勉強、学力と思ってしまうのですが、環境を整える=教育という考えが大事だなと思います。

さて、最近のパゴダを見ると・・・怒ったり、怒られたりしたときに拗ねるときがある。部屋の隅に行ったり、布団に包まったり。様子を見に行くと「触らないでよ!」と言うのだけれども、100%強がりなのがわかってそれが可愛くもあり、ツッコンでみたくもなります。彼が属する社会(保育園)で覚えてくるのですが、「このくそやろぉぅ、くそばばぁ、ばっか!」と言うのも今の時点ではその意味を理解していない点で可愛くもある。言われたこちらは、ぜんぜん悔しくないのである。

そんなパゴダの拗ねたり、場にふさわしい言葉を選ぶセンスは成長しているな~と強く感じるのは、己がダークサイドの人間だからだろう。バランスよくいろいろなことを覚えてほしいものです。


今読んでいるのは、中島らも[酒気帯び車椅子]
中島らもを知るきっかけとなったのは、朝日新聞の「明るい悩み相談」なのだけれど、20歳過ぎの僕はだいぶ読みました。世間的にはちょっとヤバイ人・・・という印象なのだろうけれどそれは彼の人生の後半のドラッグ、アル中、躁鬱病の印象なのだろう。酒の弱い自分がアル中になることは無いだろうが、らもの本を読んでアル中は恐ろしいなと心底思ったものです。

「ガラダの豚」、「こらっ」、「啓蒙かまぼこ新聞」なんかが面白いです。特に啓蒙かまぼこ新聞シリーズは中島らもの隠れた名作だと思います。「最後の晩餐」をリアルタイムで見ていた僕が言うのだから間違いありません!

2014年1月1日水曜日

新しい年の始まり

年々、新年を迎えることに対して特別な気持ちが少なくなっております。それはつまり同じ日々の連続であり元旦だから特別だとあまり思わなくなったからです。人ごみ嫌いもそれに拍車をかけているでしょう。

 特に今朝、六時台の山手線は、年明けTDL帰り、浜崎あゆみライブ帰り、その他詳細不明の徹夜明け(ズボンにゲロの跡あり)、グデグデッと醜く絡み付いているカップル数組・・・とかなりげんなりする状態でした。カウントダウンの渋谷は大丈夫だっただろうか。

 さて今夜はゆっくりと風呂に入って早めに寝ようと思います。一年の計は元旦にあり、を地味に実行です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今聞いているのは・・・新年らしい曲をセレクトしました。
Claude Debussy [Prelude] Suite Bergamasque
ドビュッシーのベルガマスク組曲の前奏曲です。この曲とチャイコの1819が個人的に新年っぽい曲です。一般的にはオペラを良く聴くのですが、そういえばオペラはあまり知らない・・・。