2013年1月26日土曜日

備忘で記録しておく4曲

ちょっとYouTubeより備忘用。


JohnPlayford plays 「Bobbing Joe」

これこそネットとYouTubeのありがたみを感じる曲は無い。浜松の楽器博物館に展示されていたビオラ ダ ガンバのサンプル曲としてはじめて聞いた曲です。その後、色々調べたのだけれども作曲家がはっきりしない14世紀~の古い曲ということでなかなかたどり着けなかったのですが、ふとおもいついてイギリスのAmazonでCDを手に入れることができました。ネットの発達のおかげです。

Gabrielius Alekna plays 「Bruyeres」

2012年はドビュッシー生誕100年で盛り上がった年でしたが、この曲のようにあまり脚光が当たらなくてもステキな曲がたくさんあります。日本語のタイトルは「ヒースの荒れ野」で、荒れ野の曲かと思いきやシンプルなメロディが美しく、この響きはまさにドビュッシー。


BBC SHERLOCK Main Theme

最近、ふとみて面白かったイギリスBBCのドラマです。シャーロック ホームズが現代に生きていたら・・・という設定のドラマですがテンポのよさと、ロンドンという街並みが良いですね~。


PetShopBoys [Being Boring]

1990年の曲です。なんかこの1900年後半の雰囲気が伝わってくる曲だと思います。

2013年1月21日月曜日

レ ミゼラブルを観て来ました

映画のレミゼラブルを観て来ました。数年前に原作(大人版)を読んで感動した記憶があったのだけれども、映画でもやっぱり心動かされました。不覚にも目が潤んだ程です(こんな僕にも涙はあった・・・)。

色々な人が感想で書いているようにミュージカルというよりもオペラのような映画です。踊りが無く、豪華な舞台装置があって、セリフのほとんどが歌というのがオペラに良く似ています。どうやら歌の録音は演技と同時に行われアフレコではないということです。出演している人々、歌上手過ぎます。主演のヒュー ジャックマンとラッセル クロウ(あのグラディエーターの人・・・)がこんなに歌が上手いとは・・・。相当爺さん役のミリエル司教も歌が上手い。

物語の深さは当然原作である本の方があるのですが、行間に隠れている感情ややるせない雰囲気などはうまく歌が表現しているように感じました。普通のセリフではなく、歌だからこそ伝わる感情がありますし、少し癖のあるカメラワークと共にこの映画を印象付けていました。

最後の最後で原作と少し違う演出があったのですが、僕の記憶違いかもしれません。現在、本を読んでいるので最後がどうなるのかというのも少し楽しみです。

それにしてもジャベール役のラッセル クロウ眼差し、歌声、かっこいい制服がステキでした。

久々に映画と音楽を堪能しました!

今聴いているのは、 ベートーベン 弦楽四重奏曲 No14 op131より第6楽章
レミゼラブルのやるせない悲しい感じって、この曲が表現してくれます。


2013年1月14日月曜日

N'EX(成田エクスプレス)

パゴダへの2012年クリスマスプレゼントはLaQというブロックの一種でこれがまた面白い。これで遊ぶとレゴがまどろっこしく思えてくる程なのだが、大人の脳は結構疲れます。

クリスマスプレゼントは親の清く正しい知育玩具の一種という願望(?!)もあってLaQになったのですが、どうやらパゴダが一番欲しかったのはプラレールの成田エクスプレス(N'EX)だったようです。

というわけで新宿駅までN'EXを観にいってきました。




成田エクスプレスは確かにスマートでかっこよかったです。本数が意外と少ないので観るチャンスも少ないのですが、新宿駅の代々木よりのホームの端まで行ったので埼京線、湘南新宿ライン、総武線、中央線、山手線、かいじとたくさんの種類を観れたのが良かったです。パゴダも喜んでいました。いざ成田エクスプレスと一緒に写真を撮ってあげようとするとなぜかはにかんでフレームアウトしました。なにを照れているのだろうか・・・

1枚目は先頭車両を見て「イェーーイ!」といっているところです。2枚目はちょっと照れています。3枚目は都庁の南展望台の眺め。「綺麗な景色だね~」と言っていました。

トイレとか食事とかが自分でできるようになったので外出もだいぶ楽になりました。

ちなみに・・・プラレールの成田エクスプレスは妻の母から誕生日プレゼントで頂きました。やはりうれしかったようでうかれております。

今聴いているのは、 機関車トーマス より [事故は起こるさ]
この曲は音楽はもとより、英語も日本語も歌詞がステキです。
アークーシーデンーーント アンド インシデーーーーント

2013年1月11日金曜日

両手にいっぱいの・・・

しばらく前から良く考える話題。ここ10年位でインターネットと携帯に関する分野は予想以上の進化と生活への浸透ぶりである。学生時代にはポケベルがまだ流行っていた時代だったのに現在ではスマホでなんでもできそうな勢いである。
ナビもスマホに取って代わられそうだし、情報を調べるときに図書館で調べものという時代ではなくなった。ちょっと知らない単語が出てきたら使うのは辞書や百科事典ではなくて、パソコンの辞書サイトやwiki。目的の情報への到達スピードは格段に上がって、実際に得る情報量は昔と比べると格段に増えた。それに伴い生活自体もだいぶ変化している。一般的には世の中便利になったなという感想なのだが・・・。

しかし、きっと何かを失っているのだ。両手には10本の指しかないし、両手を使ってすくえる量には限界があり、その容量は昔からあまり変わらないように思えるから。たくさんの情報を扱っているように思えて、実はザバザバと指の間から流れている感じがしてしょうがない。
生きている時代は選べないからそこに反抗することはしないのだが、この世の中で何を選択し、何を選ばないのか、というのをもう少し考えないといけないのかもしれないと思うこのごろである。

これを考えるきっかけは、パゴダ(と現在の僕)が生きている世界は、僕が子供時代をすごした世界とはまったく違うので、たまに面食らってしまうことがあるからなのです。先日パゴダは「パソコンで買えばいいじゃん(ネットで注文して買えばよい)」と言いました。とりあえず「パソコンで買うにもお金が要るんだよ」って言っておきました。妙なことを理解しているようでなんか複雑な気分です。


今聞いているのは、ラヴェル クープランの墓より[トッカータ]
トッカータはラヴェルのピアノ曲でも難曲中の難曲で大好きな曲です。この疾走感がたまりません。
二つの演奏(いずれも巨匠)を聴いてみても失われた何か、得た何かを感じることができます。





2013年1月3日木曜日

空には猫の目のような月

そう、本日の月齢19の月は猫の目のような形です。

ふと思い出したのですが、昨年末にあったアメリカのコネティカット州での銃乱射事件の数日後にたぶんNHKのニュースで「もっと銃規制をしたほうがいいと答えた人は54%」と報道していました。アメリカのテレビ局の調査結果だし、そのニュース番組でもさらっと報道していたに過ぎないのですが、この数字の低さは僕の関心を引きました。

なんの予備知識を備えずに導いた答えは「やばいヤツが銃を持っているならば、こちらも銃を持たねば身を守れない」という考えが銃乱射事件後のアメリカでは少なからずある、というものです。あっているかな・・・。

日本だったら即「銃規制に反対する人は非国民」という風に世論が傾き、銃規制に賛成する人は80%を超えるような気がします。日本とアメリカそれぞれの社会と銃の関係がそもそも大きく違うので「銃規制に反対する」が日本とアメリカで意味が変わってきますが、色々考えさせられる数字でした。


今聞いているのは、Maurice Ravel [Piano Trio in A Minor]
ピアノトリオ(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)という編成での傑作です。一般的なラヴェルのイメージとは少し違うのではないでしょうか。CD買うならカントロフ、ミュレール、ルヴィエの演奏がお薦めです。



2013年1月2日水曜日

2013.01.01に聞いている曲は・・・

新年明けましておめでとうございます。

今年もこのBLOGとFacebookをよろしくお願いいたします。


今聞いている曲は・・・ Ravel ヴァイオリンソナタ(遺作)[Sonata for violin and piano "Posthume"]

遺作といっても最後の作品というわけではなくて、ラヴェルの死後発表されたという意味。時代的には初期の作品でラヴェルが作風を模索中の実験的要素の強い曲といわれています。ヴァイオリンのメロディーがとてもはっきりとしていて聴いていて楽しい。13分位と言う時間も良い感じです。