2012年12月28日金曜日

なんちゃって湿潤療法

本日の夕方、満員の山手線に乗っていると・・・僕の背中をグイグイを後ろから肩で押してくるおばちゃんが・・・。しかも嫌味な視線をチラチラ僕に送ってくるではないか。

売られたケンカは割りと買うほうなので、ぐいぐいっとおばちゃんの隣に移動。ちょいプレッシャーを与えてやることに・・・ああ、僕も大人気ないと思うのだが、相手が僕よりももっと大人だからいいのだ。(年長者への敬意というものはあるのだが、その逆の年下への無礼な振る舞いは許されるというものには断固として意を唱えることにしている)

それでも不満げな視線を送ってくるならば、ここでの決めセリフ「おばあさん、満員電車に乗り慣れないならタクシーに乗ったほうが賢明ですよ」を言ってやろうかなと思っていたのだがおばちゃんは僕が隣に来たことでヤバって思ったようで下を向いていました。なーんだそれで終わりか。

さて本題。数日前に指の皮を傷つけてしまった。荷物を持っていた手を扉にぶつけ皮膚が3ミリ×5ミリサイズでめくれてしまった。血も出て治り難そうな感じだったのだが、水で綺麗に洗って(家に傷パワーパッドが無かったので)、傷を覆うように白色ワセリンを厚塗りして、ウォーターブロックのバンドエイドできっちりブロック。バンドエイドは毎日替えて5日目、失った表皮の代りのものが再生しておりました。痛くないし、治りも早いし、傷跡もあまり残らないだろう。意外と簡単にできた湿潤療法でした。

今聞いているのは・・・しばらくはたぶんこのブログで紹介したことの無い曲をお届け。
the Beatles [ask me why]
超テンションの上がっている恋愛絶頂期の歌ですね。ちょっと気恥ずかしいくらい。
「Ask me why, I'll say I love you and I'm always thinking of you!」

2012年12月27日木曜日

インスタントコーヒー

最近、割とインスタントコーヒーを良く飲む。インスタントなんて・・・と馬鹿にしていたときもありましたが、とても手軽というのと銘柄を選べば結構美味しいということが判明。微妙なドリップバックよりも割り切ってインスタントというのも悪くない選択です。

やはり美味しいのはネスカフェの「ゴールドブレンド」ではないでしょうか。香りと深いコクが良いと思います。濃い目に作ってカフェラテに使ったりできるのもインスタントコーヒーの魅力。味を犠牲にして便利さを選択という考えもありです。色々考え方って変るものですね。10年前ならばありえない変化ですが、缶コーヒーを飲む機会が少し増えてその不味さとのギャップでインスタントコーヒーの評価があがったのかもしれません。

今聞いているのは、Master Keaton[Licht]

2012年12月23日日曜日

個人の主義や主張は自由だが・・・

本日は割りと身近な場所で流血事件を目撃してしまった。たぶん、階段で足を滑らせたのが原因なのだろうが、頭から血が出ていた・・・大丈夫だったのかな(保護している人が居たので僕は関与していない)。

さて数日前、病院の待合室にいるとお婆さん2人がなにやら話をしている。そしてその話は結構盛り上がっている。その時読んでいた本が佐藤可士和の本だったので読みながら会話を聞いていると・・・なんと薬の袋が以前より大きくなったことについて盛り上がっているのでした。

本人たちは「薬の袋が大きくなってもったいない」という主張に怒りを混ぜて話しているのだが、
「こんな大きな袋を使っている薬局は無い」、
「もらう薬が小さいから袋が大きすぎる」、
「袋が大きいと原料の紙がもったいない」、
挙句の果てには・・・「袋が大きいと手を奥まで入れないと薬が取れなくて不便だ」(←ここで僕はにやけてしまった)

まるで芸人のコントを見ているようで結構笑える内容なのだが、その裏でしょうもないことに怒りを覚えるこの2人ってどうよって思いました。何とネガティブな行動をとっているのだろう。どの年代にでもよくある「とりあえず文句を言ってみる」思考な人なのですね。エリナ ジョースターも言っていたように「個人の主義や主張は自由」だけれども、人に不快な思いをさせているというのは少し自覚して良いと思うのですよ。

なんかボヤキっぽい内容となってしまった。

クリスマスといえば・・・

John Lennon [Happy Xmas(War is over)]



Claude Debussy [Noel des Enfants quin'ont plus de maisons.]



この2曲!

2012年12月16日日曜日

壁男を観て来ました

去る12月9日、東池袋のサンライズホールという小さなハコでいとこの子供であるアキラが主演をした舞台を観て来ました。「壁男」というタイトルでかなり面白い設定で7人の舞台でした。





















状況はパンフの通りなのですが壁男(家電製品なので基本的に個体差は無い)が1人複数役で、それが舞台のテンポを引き締めていました。クローズアッ プされていたのは「コミュニケーション」、そして「生きる」ということと感じました。 アキラの舞台は今まで何度か観ているのですが、生きるというのはとても強く重要なメッセージなのだと毎回感じます。普段なんとなく生きているので!こうい う機会に生きるという感覚を思い出すのが刺激的です。

生きているならば、もう少し生きることを意識しようと思い、その感覚が段々と薄れていく。


同じ日の午前中に聞いた柴田愛子氏の講演とあいまって、 脳みそシェイクな一日でした。

たまにはジャズも聴きますよ。
今聞いているのは、 European Jazz Trio [The Big Blue Overture]

2012年12月13日木曜日

柴田愛子さんの講演会へ行ってきました

先週の日曜日、12月9日は非常に有意義な日でした。

午前中はパゴダがいる保育所が催した「柴田愛子」さんの講演会。世田谷で「りんごの木」という保育園をやっている方の大げさに言うと教育論です。

非常に共感できる点が多くて、妻もなんとなくうなずいていました。たくさんあったトピックの中で

・できないことは、できない
・避難場所を作ってあげる
・それがほんとに子供の側に立っている行為か考える
・激しく怒ることをはっきりと決め、感情的に怒る

といったことが記憶に残りました。

・できないことは、できない
 これは成長途中の子供が生理的、機能的に不可能なことが結構あってそれを理解したうえで付き合うということ。たとえば子供は声の大きさを調整する機能が未発達で上手にできない。小声でしゃべるのも上手ではない。だからうるさいのはしょうがない、ということです。
なるほど、納得です。急いだり、好きなことを途中で止めたりするということもできにくいのかも知れません。なお、柴田さんは3歳位まではサルレベルだから何ができて何ができなくても心配するだけ損といっていました。


・避難場所を作ってあげる
子供が辛いことに直面したときに、「ここに居れば安心」、「ここに戻ってくれば安心」と心から思える物理的や精神的な場所が必要ということ。主には親が避難場所なのだけど、トラブルの原因によっては保育園など家庭以外の場所にも避難場所は存在する。
そのような場所があって、傷が浅ければまた子供は外に出て行くということです。
ちょっとけんかした位だと、うぇ~んと泣いて、「どうしたの?大丈夫だよ!」というだけで泣き止んでまた遊びに行くといういかにも日常の様子が思い出されます。


・それがほんとに子供の側に立っている行為か考える
たとえば良い子の定義。「小さいこの面倒を良く見て」「大きな声で挨拶できて」「静かに待っていて」「好き嫌いせずたくさん食べて」「服を汚さず遊んで」「滑り台を逆から登らない」「公園では友達におもちゃを快く貸してあげて」・・・

これが全て自分の子供にあてはまっていたら確かに気持ち悪い。良い子というのは親の(特に他人に対するときの)願う子供像であるのだなと納得。その時々の子供の本心はどうなのか?というのに思いをめぐらせなければなりません。


・激しく怒ることをはっきりと決め、感情的に怒る
交通事故など子供には予想しにくい危険、人の尊厳を傷つける(差別、人を侮辱するなど)の時は諭すよりも、強く感情的に叱った方が伝わるという話。
個人的には強く叱るときにウルウルしているパゴダの目をみるとグラッとしてしまうのだが、直感的に自分が悪いことをしてしまったと思わせるのは大事ですね。

親としてパゴダとの接し方が少し変わるきっかけとなりました。

今聞いているのは、Beth Orton [Paris Train]

2012年12月4日火曜日

シュー皮は3回作りました、カスタードは1回。総合65点。

久しぶりの連休だったので先日シュークリームを作りました。シュークリームは手間はかかるのですが材料が割と少なく僕のような趣味のお菓子作りにはもってこい。

簡単に備忘レシピを。
参考にしたのは萩田尚子「大好き!シュークリーム」という本のレシピです。

【シュー皮】
薄力粉 30g、グラニュー糖 小さじ1/2
塩 少々、バター 30g、水 50g、牛乳 50g、全卵 2個

【カスタード】
牛乳 450ml、グラニュー糖 90g、小麦粉 30g
バニラエッセンス





1回目に作った皮は卵を入れすぎて、割れ目が無いダレた皮に焼きあがってしまいました。2回目は硬くしすぎて上手に膨らまず・・・・。3回目にして膨らみは上出来なものができましたが、天板に皮の生地を絞った時に量が少なく、プチシューになってしまいましたがこれはこれで食べやすかった。

カスタードは研究の余地が大いにあり。あっさり系でいくかプリン系でいくか迷う上に、今回はちょっと粉っぽさが残ってしまった。小麦粉に火を通す加減がカスタード作りのポイントに思えました。そして次回はバニラエッセンスではなくてバニラビーンズで勝負してみよう。

クリームはもちろん生クリームとのダブルクリームにしました!今年のうちにもう一度作ろうかな。それとも元旦に作るというのもオツなものかもしれないな。

皮70点、カスタード60点、総点65点の及第点ということで。

今聞いているのは、The Art Of Noise [Robinson Crusoe]
テレビを見ていたらいきなりこの曲が流れてきてびっくりしました。相当懐かしい曲で、今CM曲として使うのにはちょっと勇気が必要だったはずだ。

2012年11月28日水曜日

冬の月は天高く輝く

最近分かった月と地球、太陽についてのこと。備忘の為に。

・明日くらいが満月かな
・夏の月よりも冬の月の方が南中高度が高い
・部分的な月食は結構起こっている
・地球と太陽の距離は、日本が夏時よりも冬のときの方が近い
・北半球だからといって風呂や洗面台の渦が反時計回りになるとは限らない
・低気圧の中心は上昇気流(空気を吸い込んでいる)

 太陽は季節によって南中高度がだいぶ変わるな・・・とは思っていましたが月も時期によって南中高度が変わるようです。

同じ満月で比べると夏至の頃は低く、当時の頃がもっとも高い。そうだったのか。このような発見は面白い。

数年前と今では風の感じ方が違うようになってきました。昔は風を「吹き出してくる」ように、大きな空気の塊から吹きかけられるように感じていましたが、今は風というもは「引っ張られて動いていく」と感じます。ちょうど川の中で体が水の流れを感じるときと同じです感覚です。

特に台風のように低気圧に向かって流れていく風や雲は引っ張られている(事実ですが・・・)なあと強く感じます。あの雲の魅惑的な動きといったら何なんだろうか。

今聞いているのは、Claude Debussy [レント]忘れられた映像 より

2012年11月20日火曜日

すらすら読める土佐日記、読むべし

夜空に満つ空気が冷たくなると読書が楽しい。今読んでいるのは、林望「すらすら読める土佐日記」です。

「男もすなる日記というものを・・・」という冒頭と、紀貫之が女性という立場で書いた紀行文という解説は誰しもしることろです。この本は土佐日記の原文、現代語訳、背景の解説がほぼ同じページに書かれており、原文を読んで大和言葉の美しさを感じ、現代語訳で自分の古典の知識の無さを知り、背景解説で作品の奥深さ、当時の人々の生活を知ることができます。すらすら読めてほんと面白い。

冒頭に林望が書いているが、 古典といっても日本の古典であり、それは今現在でも綿々とつながっている物語。原文にも当たることができるし、1000年以上も前の作品ながら現代を生きる僕でも共感することが多い。

そして古今和歌集の選者の紀貫之だけあって和歌がまた良い。いとおかし、です。
今聞いているのは、Maurice Ravel クープランの墓より「プレリュード」
鏡の「洋上の小舟」も良いですが、今はクープランの墓の気分。このピアニストのアンジェラ ヒューイットはお薦めです。

2012年11月19日月曜日

シュークリームを取っておいた

2012年も残りが少なくなってきた。会社帰り、夜空を見上げると南の空にはシリウスとオリオンが明るかった。もう季節は冬です。

さて、今年のうちにやらなくてはならないことを考えてみた。
 (こちらは2011年の今年のうちにやららなくてはならないことリスト)

2012年のうちにやりたい8つのこと
・本を10冊読む
・体重を57キロにする
・絵画の展覧会に行く
・年賀状を12月20日までに投函する
(以上4点は2011年と同じ)
・携帯電話を機種変する
・パソコンデスクを片付ける
・パゴダと1日でっかい公園で紅葉を愉しむ
・そして最後にシュークリームを作る

昨年と同じ内容はともかくとして、携帯は動きがやばくなってきたので早く手を打たねば。いつの間にか世の中はスマートフォン中心で回っているけれども、今の僕には旧携帯で充分。ライフスタイルと料金プランがあっていてなんと月額2000円程度なのです。20,000円払って機種変です。

パゴダといくでっかい公園はやはり新宿御苑が良いかな・・・。それとも駒沢公園とか僕にとってちょっとマイナーなところを攻めてみるかな。弁当はおにぎりがいいな。

シュークリーム。2012年のうちにパウンドケーキとスポンジケーキはまずまずのレベルで作れるようになったので、僕の中での難関スイーツのひとつ、シュークリームにトライしてみます。皮を上手に焼き上げるには結構コツ、経験が必要な感じです。

今聞いているのは、 Graffiti6[Annie You Save Me]

今、しし座流星群の流れ星が見えました。薄曇、家の中から窓も開けずに眺めていたけれども運よく見えました!ラッキー!



2012年11月13日火曜日

梨木香歩とパゴダの涙

梨木香歩
「エストニア紀行-森の苔・庭の木漏れ日・海の葦」 2012年9月30日新潮社 P177より引用

 肉体は現在にあるが、人の精神は、現実、(たとえば今この一瞬なら2012年)にコミットしているのはほんの一部分で、ほんとうは各自、他者の窺い知ることのできない遠い時代と密接に結びつきながら生きているのだろう(戦国の世の群雄割拠、国取り意識を生きている人もいれば、平安時代の恋愛至上主義を生きている人もいるだろう)。

読んでいてハッとさせられる。梨木香歩のエッセイはたびたびそんな文章と出会えるから好きだ。個人的には人間は死んだら終わり、何も無くなる、という考えの持ち主なのだが子供が生まれてからというもの今までの人生以上に複雑な感情を持つようになった。

 先日、パゴダ(息子、3歳)が悪いこと(人の顔に向けてブロックを投げる)をしたので、久しぶりにわざと大げさに叱った。大声を出し、大きく目を見開き、じっと睨みつけ説教をするのだが、パゴダの顔の表情が段々と変わっていくのを認識していた。

まずは驚き。きっと自分の想像以上に怒られているのでびっくりしている。
そしてはぐらかし。何とかしてこの説教を切り抜けようとする(多くの場合はここで僕は負けて怒るのをやめてしまう)。
次はショック。予想以上に怒られ、お得意のはぐらかし作戦も不発で、説教パワーに負けてしまって何もできなくなる。
というわけで最後は号泣。まだ小さな目に、いきなり大粒の涙があふれる様をみるのは、これが正当な説教であってもやはり悲しい。
ある意味こちらも試されているのだと実感・・・。


七五三の撮影をしたときのパゴダ。刀を持たせてもらって得意顔です。

2012年11月8日木曜日

渋谷のこぼれ話・・・

渋谷駅すぐ近くにある「東急プラザ」を知っていると、表参道の一等地に東急プラザが新しくできたというニュースを聞いてソワソワしてします。いや、ソワソワというよりも大丈夫か・・・という冷や汗だったりもする。

それくらい僕が知っている東急プラザ渋谷店はカオスの建物なのだ。もっともカオスなのは丸鮮渋谷市場というB1にある生鮮食品のフロアなのだがこのエネルギッシュさ、シニア層の多さには度肝を抜かれました。対面の鮮魚店、生肉店(内臓専門店もあり)、金物屋、韓国食品などなどがゴチャゴチャとあるのです。そして結構混んでおり、勢いもあります。ここは若者の街?って一瞬思ってしまいます。雰囲気的には新大久保とか御徒町です。

さて、本日渋谷で聞いた街頭ですれ違いざまの言葉。

「おお、ちょうど死人に口無しってことことだな」

20代前半の男性が携帯電話に向かって言っていました。ほんとに使い方あっているのだろうか・・・犯罪性は無いのだろうかと少し心配になりました。

今聞いているのは、「ジョジョの奇妙な冒険 オープニングテーマ その血の定め」
とてもかっこいい曲です。ジョジョのことを知っているとこの詩がたまりません。アニメが始まるときに5秒くらいマンガのカットが映るのですがそれをみるとマンガを読みたくなる・・・。

2012年11月3日土曜日

ジョジョ敗北、コンビニ勝利?

平日の午前中ならば余裕でいけるぜ!と思っていた森アーツセンターで開催中のジョジョ展(荒木飛呂彦原画展)はチケット完売につき行くことができないことが確定・・・・。自称ジョジョオタで東京在住というのになんとも情けない結果になってしまいました。スピードワゴンはクールに去るぜ!

ジョジョ(ジョジョの奇妙な冒険)の25周年記念らしいのだが、実はひっそりとしかし相当にジョジョ周辺が盛り上がっています。アニメが放送されているし(しかもまさかの第一部)、夏にはジョジョ携帯が発売されたし、先日は山手線でジョジョを読んでいる人を2人も見たし・・・。今更ではあるが、個人的にジョジョをプッシュしてしばらく時を過ごしてみよう。

さてコンビニ。最近コンビニが客数アップの為にしているサービスをよく使う。セブンイレブンでメール便を出し、フジフィルムのネットプリントを受け取る。ローソンではアマゾンの商品の留め置きをして、郵便物を投函。ファミリーマートではJavariの返品の靴を発送し・・・・。

数年前とは比べ物にならないほどコンビニの便利度(コンビ二度)がアップしております。さすがコンビニ!便利すぎて恐れ入ります。しかし残念ながらサービスだけを使ってコンビニでの買い物は頻度が下がっているように思えます。

今聞いているのは、Radiohead [Reckoner]なんとなく、ジョジョっぽい雰囲気のある曲です。


2012年10月27日土曜日

読書を再開した

最近、異動があって以前より長く電車に乗るようになったので読書の趣味を再開しました。最寄の図書館で文学賞フェアをやっていて、さまざまな文学賞の過去の受賞作を集めていたので、軽そうな(重さではなくて内容が・・・)本を選びました。それが8年(堂場瞬一)という本でした。対象は、10代後半かなというさらりとした内容でした。久々に本を読むリハビリには丁度良い。

この本は小説すばる新人賞受賞作品です。内容は野球を軸に展開するのですが、同じ野球だったらバッテリー(あさのあつこ)の方が熱くなれます。

さて、本日渋谷で聞いた街に漂う会話。

デブA:「カップヤキソバといえばなにかな?」
デブB:「まずはぺヤング、そしてUFO。あと加えるとすれば一平ちゃんかな。あのカラシマヨはいいね」
デブA:「そこは外せないよね」

横断歩道の信号待ちで聞いたのですがなかなかシュールな話題で盛り上がっていました。

今聞いているのは、Bjork [Pagan Poetry]
これはRoyal Opera Houseのライブなのですが、 Cambridgeライブと共にBjorkのあるひとつのイイ時代の映像だと思います。

2012年10月24日水曜日

深まる秋は読書の秋

美味しい秋刀魚も食べたし、キンモクセイの香りを胸いっぱいに吸い込んだし、オリオン座を見たし、ついでにシリウスの光も見たし、窓が結露しているのも見た。

すっかり秋になりました。秋の夜長ということで久々に読書の趣味を再開しました。今読んでいるのは、堂場瞬一の「8年」という小説です。すばる新人賞受賞作品です。大リーグで活躍する訳ありの日本人ピッチャーが主人公。半分くらい読みましたがストーリーの先が分からなくてワクワクする。

今聞いているのは、Kodaly [Duo] これは名曲です。


2012年10月15日月曜日

金木犀の不覚

日々反省することは多いのだが、本日通りがかりの人のフレグランスによって、2012年の初キンモクセイの香りを感じてしまった・・・。不覚。そしてその人はオシャレさんだ。

この反省を生かして、23時過ぎの帰宅際に少しだけ遠回りして本物のキンモクセイの木の下を通りました。東京ではキンモクセイノつぼみはまだ固くて、顔を少し近づけなければその匂いを感じることはできませんでした。

明日は休み。秋を感じることをしてみようかな。

今聞いているのは、 Stina Nordenstam[Murder in Mairyland Park]

2012年9月28日金曜日

好きだわのだわ

人との会話というのはつくづく面白い。人は会話によって自分の世界を他人にぶつけているのだと思うしだいであります。

面白い表現だなと思ったのに

(アンパンの小ささを嘆いて)「さっき買ったアンパン、キムラヤのアンパンよりちっさかったのよ」

というのもがありました。
これは迫力満点です。聞いたときに爆笑しそうになりました。上品で値段もいいことで有名なキムラヤのアンパン。その高級アンパンよりももっと小さかったのです。僕はその言葉を聞いた数日後にコンビニでヤマザキの栗入りアンパンを購入してしまいました。ヤマザキのアンパンはおっきかったです。そして意外なことに美味しかった・・・・。


思わずドキッとしてしまった言葉。
女性と会話をしていて「~だわ、~わ」が語尾につくとドキッとしてしまう。
「いらないわ」というネガティブワードなのになんか耳が反応して強く記憶に残ってしまう。この理由は当然で自分で「欲しいわ」とかいったこと無いので新鮮に感じるだけである。今の日本ではだいぶ数が少なくなってしまった女性言葉のひとつではないでしょうか。

違和感を感じる言葉。
お金(自分の会社が、ですが)を払っている相手から「ご苦労様」と言われたり、お金(やはり会社のお金ですが)を払っている相手に「かしこまりました」といっている人がいたり・・・・。こんな事象から言葉が基本的には一方通行なのだが、その人の思考、世界観、バックグラウンドなどを含んでいるんだなと痛感です。僕は一度だけ人が人に「そんなことをするとお里が知れるぞ」と言ったのを聞いたことがありますが、人の言葉として発せられたことに軽い感動を覚えました。

パゴダは3歳となりだいぶ複雑な言葉を操れるようになってきました。意味が簡単に分からないことを言うのですが最近では
「夜のおとうは好きだけれど、朝のおとうはキライ」
というのがありました。夜と朝、パゴダの中でどのように違うのだろう。


今聞いているのは、遊佐未森 [窓を開けた時]
この曲を聞いていた時代、僕は今よりも良いヤツだったかもしれない・・・懐かしいですな。



2012年9月18日火曜日

ラジオを買い換えたが・・・

災害への備えという意味もあるのですが、ここ数年ラジオを良く聞きます。テレビを持っていなかった5年くらい前から良く聞いています。東京はFM局が多いので楽しいのですが、もっぱらNHKFMを聞いております。

先日、使っていたラジオが壊れてチューニングがあわなくなりました。一応、ガンガンと叩いてみたがなおらず。アマゾンで新しいラジオを購入しました。古いのも新しいのも1500円くらいの同レベルの品なのですが、使い勝手、音質、結構違います。誰の役に立つかもしれないのでその違いを書きます。

古いラジオ(壊れた原因は不明。5年位使用)
パナソニック:RF-P150A-S
特徴:チューニングがあわせにくい、音質が良い(小さな音でも聞き取りやすい)

新しいラジオ(ソニーはラジオに力を入れているので選択)
ソニー:ICF-9-FM-AMラジオ
特徴:チューニングダイアルが細かく扱える、音質が荒い、電源と音量スイッチが独立している。

総合的に使い勝手が良いのはソニーのラジオで、それは電源、音量スイッチが独立しているからです。電源を入れるといつもの局がいつもの音量で聞こえます。スピーカーの性能はパナソニックの勝利。僕の場合「日常生活音があふれる中」で聞いているのですが、同じくらいの音量でパナソニックはトーク内容がはっきりと分かったのに、ソニーのラジオでは音量を上げないと会話の内容は聞き取りにくいです。ただし、寝室など静かな場所だとソニーの方が小さい音量で聞き取りやすいと思います。使いやすいのはソニーですが、パナソニックの方が良く聞こえる・・・悩ましい限りです。

 ラジオって脳内妄想で情景をいつのまにか作っているのでこの感覚が楽しいです。


2012年9月10日月曜日

パウンドケーキを作った

 

やはり作ってすぐのパウンドケーキはパサパサしていて美味しくない。これは確かですね。さて今回の留意点。

・(今更ながらですが・・・)無塩バターを使いました。噂どおり少しあっさりした味です。
・配分はカルトカール(小麦粉、卵、バター、砂糖を均等配分、それぞれ117g)
・オーブンの予熱は200℃に設定、180℃で20分、160度で8分、途中1回オーブンを開けた。
仕上がりはまずまず。共立て法ではこのくらいの膨らみでしょうか・・・。
味的にはちょっと甘すぎるので、こっから先は砂糖の分量を減らしながらトライです。

広島の青いレモンを売っている店を見つけたのでこれを使うのも面白そうです。膨らみや焼き色を考えると予熱と焼き上げの時間もまずまず、といったところか。

11月の本番までに次は砂糖の分量を減らして試してみよう。

今聞いているのは、中谷美紀[逢いびきの森で]
最近中谷美紀を懐かしく聞いている。当時坂本龍一プロデュースで脚光を浴びていたのだが、作曲や作詞、アレンジが一流どころなので今でも面白い。この曲は作詞作曲が小西康陽です。
詩がちょっと秋っぽい気がします。