2012年7月28日土曜日

ドビュッシー展を観て来ました

ブリヂストン美術館で開催中の「ドビュッシー、音楽と美術-印象派と象徴派の間で」を観て来ました。

客観的な評価としては・・・60周年記念の特別展ということで通常の企画展とは一味違った切り口の内容でしたが、かなりマニアックな内容でした。貴重な資料がたくさんあって、ドビュッシー好きとしては大満足な内容なのですが、パンフの表紙がルノアールの絵であることから予想できた通り「印象派」というキーワードでお客を呼びつつ、ちょっと強引にドビュッシーと絵画を結びつけたという感じです。そもそもドビュッシーは美術より文学との結びつきが強い作曲家・・・。

 ドビュッシーの愛用していた文鎮、タバコ入れ、「Claude Debussy」の直筆サインもいたるところにありましたし、写真、CDのジャケットを始めさまざまなところで使われるマルセル バシャの「クロード ドビュッシーの肖像(オルセー美術館)」を観れたのは良かったです。北斎にインスパイアされた交響詩「海」の楽譜の表紙もありました。

ミュージアムショップでもドビュッシー関連グッズが多く、思わずドビュッシーの肖像のクリアフォルダとか買ってしまいました。


というわけで今聴いているのは、クロード ドビュッシー
[パゴダ] 版画より、「チェロソナタ」、[沈める寺]、[]、[6つの古代碑文]、[アラベスク第一番]、[]