2012年3月28日水曜日

思わず買ってしまった美味しいダイエット菓子

本日、メトロの売店で見つけたこの「バランスアップ(バターがレット)」はとても美味しい。さくさくと軽い食感なのだがバターの香りがしっかりしていて適度な甘さ。カロリーメイトのようなしっとりではありません。
そして昔よくダイエット食として食べていたんです。なつかし~

今聴いているのは、The Eccentric Opera [Sanctus]
書上さん、イイ曲ですよ。

2012年3月26日月曜日

みんな悩んでいる

柳田邦男の「『犠牲(サクリファイス』への手紙」を読み終わった。この本は「犠牲(サクリファイス)」という著書の読者からの手紙を集めたもの。

「犠牲」を読んだときは、自殺してしまった主人公の悩み、苦しみの極一部を自分の体験として共感できたに過ぎないが、読者から寄せられた多岐に渡る苦しみ、悩みの姿、多様性を知るとそれはもやは僕が持つ多くの悩みと一致する。個人的には深刻な悩みは人並みに少ないけれど、周りの人々も悩みを抱えているのだろうなとリアルに想像できます。

手紙を書いて寄こした人は日常生活に支障が出るほどの状況となっており、なかなか生きにくい世の中で大変な思いをしていることを少しは理解できたかと思います。

今聴いているのは、ドヴォルザーク [ミサ曲]第1曲 キリエ、第2曲グロリア
ドヴォルザークは宗教曲も結構良くて、この合唱つきの曲は特に素晴らしい!


2012年3月23日金曜日

池袋の恋と銀座の恋

2月より勤務地が池袋から銀座に変わりました。色々な意味で大きな変化があったのですが、池袋と銀座の恋にまつわる物語もずいぶんと違うものだなと実感しております。(残念ながら僕の恋の話ではありません)

恋する人々をそれとなく見るのは、それはそれは街の風景のひとつとして非常に趣があると思う。池袋では仕事が終わって、22時頃の電車に乗ろうとして改札に行くと、改札の前には男女の姿が必ずある。

意外な事に多くの場合はどちらかがちょっと(もしくはだいぶ)不機嫌そうな顔をしている。きっとそれぞれの家路につくのが寂しいのだろう。この点、結婚していると達観できるのだが・・・。

どちらかが怒っているというのも割りと良くあり、何で怒らせてしまったのだろうと疑問に思い、部外者にとっては少しほほえましい光景でもある。あの二人はこれからどうやって家に帰るのか。怒らせてしまっても結局一緒に帰っているうちに機嫌がなおるってこともあるよな・・・

池袋の恋はその様子に共感したり過去の記憶が重なることもしばしばなのだが、銀座の恋は大人の恋でかなりドライ。ドライなので不機嫌になったり怒ったりはしないようでその点よそよそしいのである。恋人同士でよそよそしいってあり?というのが個人的な感想です。

昨日池袋に行ってそんな恋人たちを目にして、銀座との違いを実感しました。

今聴いているのは、ビゼー作曲 [耳に残るは君の声] オペラ「真珠採り」より。
歌はNicolai Geddaです。

2012年3月21日水曜日

ギモーヴを食べた

ハンドメイドのギモーヴ

ハンドメイドのギモーヴを頂きました。恥ずかしながら、ギモーヴという言葉自体聞いたことが無かったのですがマシュマロのことのようです。でもちょっと違うような・・・。ふわふわの泡の元はどうやらメレンゲのようなのですが詳細は謎のままです。僕の手には負えない難易度のお菓子なのでレシピも聞けません!

気になる味の方は・・・まず四角という形が良いですね。オレンジマンゴーとブルーベリーフランボワーズで普通のマシュマロより弾力がありました。弾力があるのだけれど泡のはかない食感◎。とても美味しく頂きました。

最近、マシュマロと言えば棒に刺して炙って食べてばかりいたので、上品なものは新鮮でした。

ごちそうさまでした!

今聴いているのは、 ELO[Yours Truly,2095]
Electric Light Orchestraのこの曲は高校生のときNHKのラジオの深夜番組、午前2時位に聴きました。おおおと思って曲名をメモしCDを買いました。

怪我をして痛い・・・

先日、ぼーっとしながらたまねぎを切っていたら、パゴダにエプロンをぐいっと引っ張られ、その瞬間に左手の親指の第一関節付近をザクッと包丁で切ってしまった。最近包丁を研いでいたのでさくっと切れて痛かった。

さて、切れた瞬間どうしようかなと思っていると、怪我の程度はたいしたことは無いのだが、傷の長さがあるので割りと血が出る。まずは止血だ・・・と思ってキッチンペーパで傷を抑えながら妻にガーゼとサージカルテープを出してもらう。料理をしているときに、パゴダが遊んでいたのでこの結末は良そうだ来たのだが、適当な気持ちで刃物を扱った罰だろう。子供の教育に生かすことにしました。血を見せて子供の顔が青ざめるようならばすぐにやめなければ、と思いながら傷を見せて

おとう)「おとう、指から血が出て痛い、痛い」

パゴダはちょっとびっくりした顔で

パ)「おとう怪我したの?ばんそうこう貼れば治るよ」

と可愛い言葉。その言葉に調子よくして

お)「包丁で手を切ってしまった。血が出て痛いんだ。」


パ)「おとう、指が痛いの?」

お)「そう痛いの。包丁で指を切ったから痛いの。パゴダも包丁は気をつけるんだよ。痛いから気をつけるのだよ。」

パ)「うん、パゴダ包丁触らないね」

と教育することができました。一方で怪我の方は、数時間後に止血できてから、傷パワーパッドで湿潤療法。現在ちょうど1週間が過ぎたところですが、かなり良い具合に治っている予感です。

こちらは本日のパゴダ。浜離宮の菜の花を前にして。

今聴いているのは、 DJ Cam[Scream]
切ったときは叫びませんでした。

2012年3月17日土曜日

親不孝者の月

下弦の月のことを「親不孝者の月」と呼んでいる。真夜中に地平線から出て、深夜に南中、昼間に地平線に沈む。

人があまり活動しない時間の夜空に見える三日月の形がちょっと違うな・・・と感じたらそれはきっと下弦の月。朝帰り等不健康な時間帯に活動していると遭遇するのだが・・・近頃はパゴダと一緒に21時頃に寝てしまい、6時間ぐっすり寝た午前3時に起床!という時に下弦の月に遭遇します。

南中したときの美しさ、夜明け前のほっそりとした姿は思わず見とれてしまいます。

今聴いているのは、 J.S.Bach[主よ人の望みの喜びよ]
有名な曲です。しみじみと良いです。

2012年3月15日木曜日

良い日でした(レモンのパウンドケーキ)

3月14日、いく人もの少しだけ懐かしい方々に会え、良い日でした。天気が良く朝からテンションも高かったのは、体内時計が春時間にになったからですね。調子こいて薄着で出てしまったのもしょうがない。


大切な用を早めに済ますことができ、ホワイトデーでもあるのでお菓子を作ることにしました。冷蔵庫を開けるとレモンが4つ。バターも丸々200gあったので「レモンのパウンドケーキ」を作りました。

参考にした レシピは料理教室「オーブンミトン」主宰の小嶋ルミさんのレシピ。薄力粉、砂糖、バター、卵の配合は伝統的なカルトカール(どれも均等配合、今回はそれぞれ120g)です。卵が2個で120g程度なので作りやすい分量ですが、仕上がりからすると割と大きなカルトカール(パウンドケーキ)が出来上がりました。型が先か、分量が先かは悩ましい問題だ。

今回のメモ
・スポンジと同じ共立て法
・全卵の泡立ては低温(38℃くらい)が良さそう
・卵は高速で泡立てた後、低速でキメをそろえるように泡立てる
・バターの分量が多いので粉を入れる前に泡立てた卵と混ぜる
・使ったレモンは果汁小さじ1、皮1個分(残った果汁をお湯で割って飲んでむせた)
・卵と粉を混ぜるときに、シリコンヘラを使用(やっぱり使いやすい。生地の状態も良くなった)
・小嶋ルミさんのレシピは焼き色をしっかりつけるタイプ
・使っているオーブンは火の回りが早いので、焼き時間はレシピの1割減で良さそう
・バターの配分が多いので、翌日からが美味しいだろうな・・・(つまり前日仕込むべきだった)
・伝統的なお菓子はやはりベーキングパウダーを使わずに作りたい(BPは体に悪いとは考えていないが)
・100円ショップのアルミの型を使ったけれど、紙、ちゃんとした型では仕上がりが変わるのだろうか・・・
・次回はレモンのアイシングでコーティングしてみたい(アイシング好きなんです)
・朝、バターを冷蔵庫から出したが半日後でも中心は硬かった。(3月なのに寒いね)

レモンケーキ


今聴いているのは、ドビュッシー [沈める寺]
まだ空は明るくなりません。今回は吹奏楽版です。ドビュッシーと吹奏楽は相性が良いね。

2012年3月12日月曜日

365日

2011年3月11日から本日まで、地震や災害のことを考えなかった日はなかった。福島、震源、津波、生命、家族、責任、未来、経済、日本・・・どこに焦点を当てるかで、感じ方はさまざまだけれど多くの日本人にとって人生観が大きく変わる出来事であることは事実でしょう。

きっとこの先も継続していく問題で、3650日後でもくすぶっているかもしれない。大きな問題です。

今聴いているのは、
Maurice Ravel [Nahandove]
Claude Debussy [La Flute de Pan]

2012年3月10日土曜日

スポンジケーキ 備忘録

この世はなんで対局する2つの意見が同時に存在するのだろう。右手と左手では握手できないのに・・・。時代の流れの王道とそのアンチ?スポンジケーキのレシピも例外ではありません。


本日、今年4回目となるスポンジケーキを作りました。3回目まで参考にしていたレシピのキモは、共立法において全卵の泡立てが重要、泡立ちやすいように指では熱く感じる温度(55℃)に保って泡立てろということでした。その教えにのっとり(55℃って熱湯コマーシャルのお湯の温度だなっていつも思い出し笑いがありました)卵液を高目の温度に保ちながら、もったりするまでしっかりと泡立てていました。

最近職場の方に教えてもらったレシピによれば・・・「全卵液は砂糖を入れ、38℃程度で良く泡立てる」とありました。 どうなんでしょう・・・。まったく正反対のように思えましたが、多くのレシピでは人肌よりちょっと熱い(38~42℃程度)での泡立てを推奨しております。高温にする利点の一つはズバリ泡立てやすいから。高温だと早く泡立つからです。低温にする利点は、立てた泡が安定してきめ細かい生地になるということでした。

で、本日は低温で作ったのですが確かに今までのレシピよりきめ細かかったです。全体の仕上がりもなかなか。ただし泡立てが弱かったのか、ふくらみはもうひとつ。このレシピで泡立て具合を変化させながらあと数回焼けばコツがどこなのかが分かってきそうです。

まだ菓子作り歴が浅いので天気、室温、材料、泡立て、混ぜ、焼く温度、オーブンの性能などその都度変化する要素が多く緊張の日々です。

というわけで4回目のスポンジの留意点は・・・
・卵は共立て
・常温の卵をほぐし、全量の砂糖を入れ湯煎
・卵液の温度は38℃程度、高速で泡立てる
・卵液が常温になったら小麦粉を入れる
・焼きは170℃で25分(今回のマイナス要因が温度。はじめは180℃だな)
・ゴムベラとスパチュラを早く買わなくては・・・
でございました。

ようやくブログで報告できる段階になってきました。次回は4月のトライ!

今読んでいるのは、石川直樹[POLAR]
現代の、同世代を代表する冒険家だが・・・予想を下回る写真のクオリティでした。
もう数冊読んでみて残念な評価(もう読まないリスト入り)を決めるとしよう。
今の段階でB-

2012年3月7日水曜日

備忘録

最近、高校教師をしている知人と話す機会があって自分の学生時代のさまざまな思い出がよみがえってきた。懐かしい。思わず思い出に浸ってしまった。

小学校高学年のときの担任教師が持っていたのがずばり「備忘録」と書かれた青い背表紙のノート。その色目が渋かったので今でも記憶に残っている。厚紙の表紙のなかなか上等なつくりだった。大人になって分かるのだが、あの当時(20年以上も前)にあんなオサレなノートがあるわけない。と言うことは山岡先生の手作りだったのか・・・。やるな!

最近の私は、携帯とgmail、ブログが備忘録代わりです。

今聴いているのは、菅野よう子 Origa[inner univerce]

2012年3月6日火曜日

目白ロードレース完走の感想

「第15回目白ロードレース」に参加してきました。マラソン熱が復活して約半年。体のコンディションは良い状態で大会を迎えられました。

種目は30~40代男子、5キロ。コースは目白駅周辺、学習院大学のキャンパス内を走る周回コース。途中でこれってマラソン中だよね?っていう急な階段がでてくるのが特徴です。

それでもスポンサーにデサントがついており、大会自体は非常に印象の良い大会です。

前日の金曜日が晴れて暖かかったので思わず油断してしまいましたが、大会当日はとても寒かった。半袖で走る予定だったのですが、ウインドブレーカーは脱げないままスタートしました。

ひそかに自己ベスト記録を狙っていたのですが、結果は5キロで25分46秒。25分を切るという野望も強烈な上り坂の前に達成できませんでした。しかし走り終えた後はやっぱり達成感でいっぱい!テンションも上がります。そしてこの大会の一番の特徴、ふるまいの豚汁を食べいい気分。また次回も出たい大会です。

車道を走れるのも、給水スポットで水を飲めるのも大会ならではの楽しみです!

今聴いているのは、UNICORN [デーゲーム]
なんとなく、マラソン後のけだるい疲れの中で聞いていて気持ちよかったです。

2012年3月2日金曜日

チョコがたくさん!の3月

今年のバレンタインは色々なタイミングもあって、たくさんの美味しいチョコを頂きました。そのチョコをゆっくり味わっていられるのも2月までです。もう3月となりました。すぐにホワイトデーが来ます。何にしようかな・・・。mizutama Cafeで手配するくらいの時間が取れるだろうか。頂いたチョコにはどれも個性があってそれに応えたい!という思いもあるのですが、どれくらい時間を作れるかな・・・。

今聴いているのは、the Cranberries [The Icicle Melts]
icicleってツララです。春ですから、ツララも解けるよ!

2012年3月1日木曜日

「喜び」が死んでしまったから

最近、職場の環境が変わって寝ても寝ても眠い・・・。春眠暁を覚えず、と同じような気分です。やらなきゃいけないことと、やりたいことが頭の中でごちゃごちゃなのでちょっと整理しなくてはね。

ぼーっと帰りの地下鉄に揺られながらiPodnanoで音楽を聴いていた。最近はパソコンから好きなボーカル曲を選んでプレイリストを作り、それをシャッフルしながら聞いている。ボーカル曲はテンションが上がるような曲を選んでいるのだが、300曲近くを入れているのであまり聞かない曲にも出会って楽しい。本日はこのタイトルの曲と出会いました!

イントロを聞いたとき「おお!なんという素敵なメロディーだ!」と思ってタイトルを見てみると・・・『ロンデル-「喜び」が死んでしまったから」と書かれている。そうか、ロンデルって相当良い作曲家だなと思いました・・・しかし、ちょっと調べてみるとなんと僕の好きな作曲家のドビュッシーの曲でした。やっぱりねー。このメロディ、ドビュッシーだよねってタイトルとは裏腹にうれしくなってしまいました。

メランコリーな曲はタイトルをダイレクトに表現している。喜びが死んでしまった・・・喜びの感触がまだ残っているけれども、もう戻ってこない・・・この悲しみを感じます。

というわけで今聴いているのは、ドビュッシー作曲、 ロンデル:「喜び」が死んでしまったから
Rondel: Pour ce que plaisance est morte
YouTubeの動画では3分12秒からこのロンデルが始まります。