2011年3月26日土曜日

久々にスティーブン キング

 今、久々にスティーブン キングを読んでいる。なぜかって理由は明確。キングの作品には大災害がたびたび登場し、住人の数割しか生き残らないという展開が結構ある。それを今回の震災と重ねてしまうから。そして、キングの作品は必ず善が買って終わる。途中どんな犠牲を払う必要があっても悪が勝利することなないのだ。そんな安心感もあって今読んでいるのは、スティーブン キング[セル]です。

2011年3月20日日曜日

How?

[How?] by John Lennon

How can I go forward when I don't know which way I'm facing?
How can I go forward when I don't know which way to turn?
How can I go forward into something I'm not sure of?
Oh no, oh no

How can I have feeling when I don't know if it's a feeling?
How can I feel something if I just don't know how to feel?
How can I have feelings when my feelings have always been denied?
Oh no, oh no

You know life can be long
And you got to be so strong
And the world is so tough
Sometimes I feel I've had enough

How can I give love when I don't know what it is I'm giving?
How can I give love when I just don't know how to give?
How can I give love when love is something I ain't never had?
Oh no, oh no

You know life can be long
You've got to be so strong
And the world she is tough
Sometimes I feel I've had enough

How can we go forward when we don't know which way we're facing?
How can we go forward when we don't know which way to turn?
How can we go forward into something we're not sure of?
Oh no, oh no

今聴いている曲です。絶望しているわけではないけれど、震災の被害の状況を映像でみて何もいえない気持ちになるのです。

2011年3月13日日曜日

0311-0312 東日本大地震

我が家は3人とも無事でした。東京の多くの人がこのパターンだと思うのですが、被害はほとんど無く、地震の後銀座から徒歩で4時間弱かけて歩いて帰りました。夫婦で勤務地が近かったので、勤務先を離れる前に合流することができ、私、妻、妻の女性の上司の3人で徒歩で帰りました。途中、新橋のドンキでスニーカーと靴下を購入。女性はパンプスから履き替えて移動開始。この時17時48分でした。

新橋→大門付近→三田→泉岳寺→高輪台→五反田とほぼ都営浅草線沿いに移動。距離的には近いルートだったのですが、同じように徒歩で帰る人も多く道は大変混雑していました。特にJRと接続があり、大きなオフィスビルののある大門、三田付近は大混雑です。しかし1本内側の道をあるくと・・・空いている。物理的に歩きやすいし、精神的にも気を使わないので楽です。途中からは、iPhoneによるGPSとGoogleMapが効果を発し安心でした。

家に帰ったのは22時前。子供を保育園に預けていたのですが、保育園に到着したときはパゴダは割と機嫌よさげに保育師のからあげ(あだ名)と遊んでいました。

家に帰って、パゴダを風呂に入れ、寝かせ、大人の夕食、テレビで情報収集、メールで家族関係、職場関係、知人の情報確認をしました。メールも遅延気味だったのですが、自宅に帰る途中の人、職場にとどまった人とおおよその詳細がわかってひとまず安心できました。

今までに感じた今回の教訓。
1:初動が大切。ためらわずに帰宅すべし。
2:今回はJRは再開が遅い。地下鉄は再開するも数時間後だった。
3:歩きやすい服装、寒くない服は重要。
4:地図、ナビは役立つがネットワークに依存するとつながらない可能性あり。
5:被災地域、人口密集地域への電話連絡はネットワークに負担をかけるので控える
6:渋滞になると、バス、タクシーも動きが分からない
7:再開した電車も余震が発生している状態では、なかなか進まない
8:東京の人はやはり冷たい(タクシーで乗り合いにすれば良いのに・・・)
9:いざというときには、連帯感が生まれる

次回への糧としなくては。

2011年3月11日金曜日

沈丁花

季節の移ろいを何で感じるだろうか。僕は匂いと夕空の雰囲気で感じることが圧倒的に多い。最近だと春の気配は何と言っても温かい湿った強い南風からだ。通称春一番。そう、あの風は湿度と温かさの中に、かすかな埃っぽさの匂いと荒れ狂う圧力を秘めている。冷たい冬の風の、常に一定方向から吹き付けてくるのとは違う、高い圧力に押し出され荒れ狂う力強い空気を感じる。

最近薫ったのは沈丁花。冬と春をつなぐかおり。思わずどこに木があるのか探してしまいます。冬にはこんなにかおりを漂わせるものがないからね。おお、自然も目覚め始めたなって感じるわけです。

今読んでいるのは、伊集院静[潮流]
初伊集院です。なんというか、その時期の時代を色濃く描いているという意味の時代小説だ。こういう時代もあったんだと感じました。もう2、3読んでみなくてはね。