2011年6月30日木曜日

仰向けに寝る



大人と子供の決定的な違いを感じるときは多々あるのだが、このパゴダのような姿勢で大人が寝ることは滅多にない。バンザイのように手を上に上げて寝ているのだ。ちなみに足はO字型になっていたり、しぇーのように微妙に重なっていたり。

最近のパゴダは人の言った言葉に対していちいち反対語を言ってくれる。これ食べる?→「これ食べるじゃないわー」。大丈夫だよ→「大丈夫じゃないわー」。ちょっと頭を使わせるために「大丈夫じゃないの?」というと一瞬戸惑う表情を見せて面白い。結局「大丈夫じゃないよー、じゃないよー」と来るわけだが。

今聞いているのは、

Pecanrrowという曲で、MUJIの店内BGMCDに入っている曲です。

2011年6月18日土曜日

池袋のWAVE(現BEAMS)

最近、池袋で働いており色々と懐かしい記憶がよみがえってきた。東京(正確に言うと埼玉だが、静岡から見れば十分東京だった)に住んでいた兄のところに遊びに行くときに、池袋で待ち合わせをした。待ち合わせまでの時間、(今思えば)明治通りを歩き、洋楽CDショップのWAVEにふらふらと入っていった。何だか暗く、CDがやたらとたくさん陳列されており、田舎者にとっては非常に驚きの空間だった。

そこで色々なCDを視聴し、当時流行っていたPetshopboysのVeryを購入したのであった。WAVEから出た時の地上がなんとまぶしかったことか。

その後、兄とは東武線の改札口付近で待ち合わせたのだが、携帯電話も無い当時よく落ち合えたものだ。先日、久しぶりに東武線に乗って色々と思い出してしまった・・・

今聞いているのは、Petshopboys [Dreaming Of The Queen]

2011年6月15日水曜日

No.1

No.1と聞いて何を思い出すだろうか。いやいや、第一番(No.1)で何を思い浮かべるだろうか・・・。私の場合は断然ブラームスの交響曲第一番です。今聞いているのは、チェリビダッケ指揮です。チェリビダッケ独特のテンポの遅さが・・・1楽章の冒頭をより印象付けます。悲壮感漂う弦楽器とティンパニの旋律が脳裏に強く焼き付けられます。

さて、今聞いている曲は・・・


ドビュッシーの「フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ」です。この楽器の組み合わせの妙といったらありません。ヴィオラの絶妙の音域、音楽の広がりはどうでしょうか。うっとりとしてしまいます。

2011年6月9日木曜日

歌は続く・・・

ビゼーの真珠採りをYouTubeで探していたら、ラヴェルの「マラルメの3つの詩」の動画に行き着いた。この画質、演奏のクオリティはお宝級です。

Maurice Ravel 「Trois Poemes de Stephane Mallarme

Soupir


Placet Futile


Surgi de la croupe et du bond


いやーありがたやありがたや。CDの録音自体は結構あるので楽器の編成は分かるし、スコアも持っているのだけれども演奏風景を見られるのはそうそう無い。ラヴェルの室内楽アンサンブルは面白い。

2011年6月8日水曜日

耳に残るは君の歌声



この曲を聴いたのは、アメリカのテレビドラマのERで。ビゼーの歌劇「真珠採り」よりアリア「耳に残るは君の歌声」というのが曲の名前。ERの中では年老いた父と若く有望なオペラ歌手という設定があったように思う。最後に父と子の諍いが解けたのだが、父は死亡・・・みたいなあらすじだったがどうだろうか。

ともかく最後に闇の中で歌っていた曲がこの「耳に残るは君の歌声」であった。ビゼーのCDを色々と聞いていくうちに、ERで使われいたのがこのニコライ ゲッダが歌っているらしいことがなんとなく分かってきた。ドラマで流れた曲相と似ていたという理由だったのだが・・・。

しかしニコライ ゲッダの歌はいい。哀愁を帯びたこの曲をそこはかとなくあっさりと歌い上げるのだが、繊細な雰囲気を含んでいる。これが人から発せられる音なのだから、ぐっと引き込まれてしまうのです。

今読んでいるのは、伊坂幸太郎 [陽気なギャングが地球を回す]
なるほど。伊坂幸太郎の真骨頂とはこの本のことだったのだね。

2011年6月5日日曜日

30年の時を経て



というわけで左側が私。右側はパゴダです。デコについている白い物体はガーゼで、たしか滑り台から落ちてデコを切ったのです。しかし、服装に時代を感じるよなあ・・・

最近のパゴダは会話力がついてきました。それで?どうだったの?どれが?などと問いかけると話がしっかりとつながります。こちらの問いかけに反応するのもまた面白い。

さて、明日はどこに遊びに行こうかな・・・

今聞いているのは、ヴァスクス [弦楽オーケストラの為のカンタービレ]
この作曲家、渋い。音も無く泥の中に沈み込んでいくような重圧感と緊張感がたまりません。