2011年6月8日水曜日

耳に残るは君の歌声



この曲を聴いたのは、アメリカのテレビドラマのERで。ビゼーの歌劇「真珠採り」よりアリア「耳に残るは君の歌声」というのが曲の名前。ERの中では年老いた父と若く有望なオペラ歌手という設定があったように思う。最後に父と子の諍いが解けたのだが、父は死亡・・・みたいなあらすじだったがどうだろうか。

ともかく最後に闇の中で歌っていた曲がこの「耳に残るは君の歌声」であった。ビゼーのCDを色々と聞いていくうちに、ERで使われいたのがこのニコライ ゲッダが歌っているらしいことがなんとなく分かってきた。ドラマで流れた曲相と似ていたという理由だったのだが・・・。

しかしニコライ ゲッダの歌はいい。哀愁を帯びたこの曲をそこはかとなくあっさりと歌い上げるのだが、繊細な雰囲気を含んでいる。これが人から発せられる音なのだから、ぐっと引き込まれてしまうのです。

今読んでいるのは、伊坂幸太郎 [陽気なギャングが地球を回す]
なるほど。伊坂幸太郎の真骨頂とはこの本のことだったのだね。

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