2014年12月28日日曜日

クリスマス 2015

個人的に、宗教に関してはかなりニュートラルなのでNHKの朝のニュースで今日はクリスマスです!と浮かれて言っていたりすると、どうなっているのだ?と思ってしまうのだけれど今ではすっかり日本に取り込まれているクリスマスですね。

経済効果も馬鹿にできないので、今後日本のクリスマスが衰退していくことは無いでしょう・・・

子供が、サンタの存在を信じ、純粋な気持ちで祈っている姿を見ると、自分には無い美徳をみているようでなんとも複雑な心境です。クリスマスケーキは自分では作らずに・・・・「スワンベーカリー」で冷凍ケーキを買って(買わされて)います。5年位前のケーキはずいぶんとひどい内容で、冷凍焼けしかけていたり、形が微妙だったりだったのですが、毎年味も形もレベルアップしています。
数年前からは普通の店のケーキと遜色なく美味しく、今年はかなりいい線いっていました。

世の中浮かれるクリスマスですがスワンベーカリーは「焼きたてのパンやケーキのおいしさで障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現を目指しています。」という理念のもとに運営されていて、そこの商品を買うというのはクリスマスにふさわしく、少し良い気分です。

そのケーキにろうそくを立て、火をつけて、クリスマスの歌を妻と子の3人で歌ったのですが、保育園で歌っている「もうすぐクリスマス!ツリーを飾ろう!・・・」と5番まである歌を歌いました。その間ロウソクのろうがケーキに垂れそうでドキドキしてしまいました。

また、雰囲気作りのために購入したシャンメリーを飲んだ息子は「こんなに美味しいものは初めて飲んだよ!」とハイテンションで言っていました。僕はコップいっぱい飲むのがやっとの、不味い代物だと思いましたが・・・・。来年はスパークリングブドウジュースにしようと心に誓いました。

今聞いているのは、J.S.バッハ [トッカータとフーガ]ストコフスキー編曲オーケストラ版
NHK-FMで聞いたのだけれど・・・・オケ版も良いね。

2014年12月17日水曜日

本の感想

1:村田エフェンディ滞土録 梨木 香歩
これは名作です。明治初期の日本から土耳其(トルコ)への(トルコの)国費留学生の日々が
描かれています。ドイツ人、ギリシア人、イギリス人、トルコ人の共同生活の中では、さまざまな
価値観が入り乱れているのですが、それぞれがそれぞれを受け入れていく様がなんとも面白い。
グローバル化とか言われている昨今ですが、それは今も昔も同じことのようです。

最終章の「日本」は何度か読み返してしまった。それほどしみじみと心に染み入る内容です。
数年ぶりの再読なのですが、この時期に読んでよかった。


2:海うそ 梨木 香歩
昭和初期の九州地方のとある島を舞台とした小説。その島独特の宗教と自然か複雑に
絡み合い、その謎にひかれた地理学者のフィールドワークの話。
梨木さんは江戸末期から明治時代にはまだあった、人間の外の世界(あるいは人間が自ら作った自分以外という意味の世界か)に興味が尽きないのだろう。神様、もののけ、怪しきもの・・・。


3:天の梯(そらのかけはし) 高田 郁
ついに完結です。前号、前々号と辛い涙ばかりだったのですが、最期は円満でおわり。
友のことも、恋のことも、そうなるとはわかっていたのですが、そういうふうに話が進んだか!
長い間楽しませてもらいました。


4:江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 原田 実
江戸しぐさとは「江戸時代に当たり前だった相手のことを思った作法」というようなもので、
一部教育現場や企業にも導入されていたりするのだが、その出所がトンデモ系の
でっち上げだっだというのが本書の内容。ノンフィクションで、確かに江戸しぐさはトンデモだと
思えました。身近に江戸しぐさがある方、本書を読んでどちらが正しいか判断してください。


5:丹生都比売 梨木 香歩
丹生都比売を含めた梨木さんの短編集。しかしどうだろう。梨木さんの短編はあまり世界に
なじめなかった。これは川上弘美のときと同じ感じなのだが、短編小説のなかで作られる強烈な
世界観には波長があって、そこが同調しないとうーんって感じている間に読み終わってしまう。

梨木香歩を集中して読みましたが、2014年中に5冊読み終わった!

今聞いているのは、John Lennon [Happy Christmas(War Is Over)]
キリスト教徒ではないし、クリスマスといってもさほど楽しみではないのだが、
子供がクリスマスを楽しみにしている、というのは純粋さがあってほほえましい。
この曲、今年はまだラジオ、テレビでは聞いていないな。
ジョン レノンのLegendというCDに収録されているけど、この次の曲が
「Give Peace A Chance」・・・。これは切ない。

2014年12月6日土曜日

2014年のうちにしたい、10のこと

今年は難易度をぐっぐっとさげ、達成率100%を狙うことにしました。
ロールケーキは2回作ってみるということです。

1:本を5冊読む
2:年賀状を25日までに投函する
3:体重を1キロ減らす
4:NISAを始める
5:ロールケーキを焼いてみる
6:もう一度ロールケーキを焼いてみる
7:パゴダとサイクリングへ行く
8:写真のバックアップをする
9:交響曲をスコアみながら聴く×3曲
10:CDをタワレコのリアル店舗で2枚買う

ちなみに2011年の内容は
1:本を10冊読む。
2:絵画の展覧会に行く
3:5キロを3回走る。
4:髪を切る
5:TDLに行く
6:ダイエットして57キロを切る
7:休日に1日パゴダと過ごす
8:パソコンのバックアップを取る
9:CDを2枚タワレコで購入する
10:12月20日までに年賀状を投函する
でした。

今読んでいるのは、梨木果歩[村田エフェンディ滞土録]
土はトルコ、エフェンディは留学生といった意味です。
明治期に国費でトルコに留学した村田何某の体験記ですが、
小説なのでフィクションです。設定が面白く読み進んでしまいます。

2014年12月5日金曜日

PC修理

安物の電源搭載のBTOパソコンを使っていたので、ついにこの日がやってきたという感じではあったのですが、電源が不安定になってしまいました・・・・。そこで何回か電源入れて、途中で落ちてというのをやっていたら・・・マザボまで壊れてしまった!!

というわけでこれを機に、マザボ、ケース、電源を交換しました。すべてamazonで発注!ネットの相場程度で安く買えたし、休みの日にパーツがそろったので作業がとてもはかどりました。

パーツの交換自体はさほど手間はかからないのですが、マザボを変えると起動時にブルーバックになってしまって手間取りました。簡単に言うと、マザボ交換により、チップセットが変わるのでOSが管理しているHDD、SSDなどデバイスのドライバが無効となり、起動できないという内容でした。

タブレットでググるとレジストリの修正で何とかなるとわかりましたが、レジストリは正常値のままでした・・・。結局BIOSのIDE接続の設定を変更したらすんなり起動。それ以後安定しています。

ブルーバックは焦るけれど、マザボ交換はOS再インストールと紙一重だなと実感。電源も650Wにしたし、メモリも4枚させるようになったし満足の修理でした。

今聞いているのはRavel Sonata for Violin ando Violin Cello
この演奏は・・・かなりイイ!音質はあまり良くないが、二人の技量と
この曲のデュオならではの濃厚な絡み合いがなんともいえません。