数年前から考えが少し変わって「無添加っていうことが、特別良いってわけではないよね」という考えになっているのですが、不要なものを入れる必要は無いよねっていう考えはベースにあります。
これは保存料は少ないほうが良いけど、それによって食品の安全性や利便性がたかまっているメリットも大きいので、添加物を毛嫌いしないというスタンスです。
内容もそうですが、食べる頻度や量を気にするようにしています。
ここ一年くらい、自宅で作る味噌汁はいりこ(煮干)でダシを取っています。ズボラなので、味噌汁には煮干を入れたままで仕上げてしまい、その煮干も食べるので割りと小さい(中羽以下)の煮干を選んでいます。
東京は地方のアンテナショップがたくさんあって、それぞれの地域の自慢のいりこを買うことができます。今までで一番美味しかったのは広島の尾道のいりこでした。香川の伊吹島のいりこも美味しかったが大羽が中心で頭と腹をそのまま食べる場合は少し苦かった。現在は長崎のいりこを使っているが、80点くらいの味でもう少し美味しいのがありそうだと思ってしまう・・・。
次回は新橋の島根、香川愛媛のアンテナショップで購入してみようと思います。
今読んでいるのは、梨木香歩「冬虫夏草」
これはとても面白い本だ。「家守綺譚」の続編だけれど、ほんの少し前の日本では
自然と人間の世界が重なっていて、そこに怪しい物どもの存在する余地があったのだなと思いました。