2011年12月31日土曜日

12月31日

色々あった2011年でした。
震災に子供の成長、自分の成長、さまざまな人との新たな出会い。

人知を超える力、我が力の及ぶ範囲の小さく、弱きことを感じる年でもありました。
しかしこれは良い経験。夜が明ければ、また歩き出せることを知りました。

では皆さんも良い年をお迎えください。

今聞いているのは、J.S.Bach[トッカータとフーガ ニ短調]
さよなら2011年、ようこそ2012年。反省の曲といえばバッハですね。

2011年12月26日月曜日

クリスマス2011年

ようやく、本日クリスマスが終わりました。自分の仕事としては一番の繁忙期がクリスマスです。毎年色々発生しますが、今年は楽しかった。楽しいと思えるだけあって結果もでたと思います。

さて、次の休みは何をしよう。何の料理を作ろうかな。

今聞いているのは、ガブリエル フォーレ[子守唄]
おやすみなさい!

2011年12月25日日曜日

ニーチェ 詩集を読み終わる

ニーチェ 「ヘラクレイトス讃」
地上のいっさいの幸福を与えるものは、
友よ、戦争なのだ!
そうだ、友となるためには、
砲煙が必要なのだ!
友とは三つの点で一致する者だ、
困苦に対しては兄弟、
敵に対しては平等の者、
死に対しては―自由な者。

ニーチェ詩集の読後感想としては「ニーチェって意外と骨太の詩人だったのか」でした。後は深淵という言葉を良く使うなあということ。ニーチェの詩集を読むにあたって「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」という一文を探していた。

これは好きな映画のタイトル直前に表示される言葉です。どうやらニーチェの「善悪の彼岸」という作品に書かれているようです。

・・・寒くなったのでそろそろおやすみなさい!
今読んでいるのは、梨木香歩「不思議な羅針盤」
12月に読むにふさわしい本。時々はっとさせられます。



2011年12月22日木曜日

クリスマスの曲

11月頃から、さて今年はいつクリスマスの曲を聞くだろうということを意識します。
もう聴いた曲
John Lennon [Happy Xmas (War Is Over)]
Paul McCartney [Wonderful Christmas Time]
Claude Debussy [家なき子らのクリスマス]

まだ聴いてない曲(別に聞きたくないが、毎年意識してしまう)
ワム [Last Christmas]
山下 達郎[クリスマス イブ]

ここ数年はラジオを聴くことが多いので、聴いた曲3曲はいずれもNHK-FMです。まさかドビュッシーのあの曲を聞けるとは思いませんでした。山下達郎は・・・リンク先のふくれっ面の深津絵里に吹いた!

今読んでいるのは、スティーブン キング[ザ スタンド]
ム ウ ン。トム カレンとニックの出会いと旅は、ロードオブザリングスの旅の困難とリンクしてしまいます。まだまだコロラド州には着きません・・・

2011年12月20日火曜日

自分のカラダスキャン

銭湯に行ったらタニタの体重計があったので測定してみた。(常には家で体重、体脂肪率、内臓脂肪貯蔵度を測っています)
2011年12月19日夜測定
体重:56.5kg
体脂肪率:12.5%
骨格筋率:35.6%
内臓脂肪貯蔵度:2(少ない)
基礎代謝量:1425kcal

ほー面白い。体脂肪率、体重は家で毎日量っているデータとほぼ同じ。同じタニタだから両方の体重計の測定は正しいように(アルゴリズムが同じように)思えます。

データを少々ひも解くと・・・・
■この時の体重は多分に排出予定物を含んでいたのでこれから300~500gは軽くなりますね。
■体脂肪率から己の肉体には7キロの脂肪があるようです。体脂肪的には普通~やや痩せということです。
■初めて骨格筋率(運動して増やせる筋肉、全筋肉量の40%ほどだとか)を知りましたが、この数値は普通~やや高いというレベルです。ま、マッチョではありませんからね。
■内蔵脂肪(貯蔵)度は少ない。これは自分のウエストから実感できます。微妙に腹筋が触れます。
■基礎代謝量はどうやら身長、体重、性別、年齢から算出しているようなので目安ですが、さらに1日の消費エネルギーを調べてみる2497kcalであることが判明しました。

なるほど!自分の体のことを知るのは良いことですね。 2500kcalを3で割ると833か。朝昼晩と連続する3日間くらいのカロリー、栄養バランスに気をつけようと思いました。

今聞いているのは、Pet Shop Boys [Yesterday, when I was mad]

Good songs for running! (thank you JK)

9月以来、ランニングの趣味が復活している。少し走りなれてきたのでiPodで音楽を聴きながら走っているのだが、色々な試行錯誤の上、いい曲を見つけました。

 Maurice Ravel [Une Barque sur l'Ocean](Miroirs No.3)
モーリス ラヴェル 「洋上の小舟」(鏡 より 第3曲)

好きな作曲家ラヴェルの曲です。ピアノの左手の細かい動きと、右手の八分音符や主題のタイで結ばれた八分音符の揺らめきがランニングの歩調とシンクロします。曲の長さが7分30秒程度なので2回聞いてちょうど15分、早いペースで3キロ地点到着です。

もう一曲はJamiroquaiの[Virtual Insanity]
ジャミロクワイ [ヴァーチャル インサニティ]

ピアノの拍子がランニング時のステップに良く合います。1秒で3回のステップに合う!小刻みで軽く走れる曲です。多少の障害物ならば軽く乗り越えていける気分です!このPVを見たとき、衝撃を受けました。今見てもクール。Jey KayのステップはMJ並みにインパクトがあります!

日清のカップヌードルのCM。痺れますね。
「Futures made of virtual insanity now Always seem to be governed by this love we have for」
「ウタッテタラ ハラヘッタ オー カップヌードル イツツタベラレル Cry!
ホカノージャヤーヨ!カップヌードルガイイヨー」
というわけで thank you JK(JKはもちろんJey Kayですよ!)


今読んでいるのは、梨木香歩 [渡りの季節]
梨木香歩のエッセイにやられています。現代の作家で慎重に良い言葉を選んで使っている人だなと強く感じます。「家守綺譚」とか「裏庭」とか「西魔女」とは違った魅力。良い本にめぐり合えました。

2011年12月17日土曜日

音痴になってしまった

非常に悲しいことに、音痴になってしまった。今の歌の実力は間違いなくヘタレベルだ。理由ははっきりしていて、一人暮らしのときと比べて歌う回数が減ったからだ。昼、夜を問わず鼻歌とかフンフンやっていたのだが、部屋にほかの人がいるとそんなことはあまりしない。

というわけでいつの間にか音痴になっていた。 頭の中で鳴っている音と、自分の口からでる音のギャップといったら・・・特に高音域はうまくいきません。直すには練習あるのみということでいろんな場所で小声で歌っています。歌っているのは18~24歳くらいに聞いていた曲。スウェーディッシュロックとか流行っていました。懐かしい!

今聞いているのは、James Blunt [You'er beautiful]
シャンプーのTUBAKIのCMソング。エビちゃんを久しぶりに見ました。常にテレビに出ていないと消えそうだよね・・・

You'er beautiful is true! そういえばこの曲自殺する前の状況を歌った曲だったような気が!

2011年12月16日金曜日

ふと英単語の意味(plastic)

五反田駅の柱に病院の広告がありまして、そこには「plastic surgery」と書かれていました。日本語でも診療科が書かれていたのですぐに「形成外科」ということはわかったのですが、思わず広告を見直してまったのはplastic = 形成 ?という疑問があったからでした。

家に帰ってwebでplasticを英和、英英辞典で調べてみると・・・・
plastic (adj) 1:プラスチック製の 2:形を作る 3:可塑性の 4:柔軟な 5:人工的な・・・造形、不自然な、形成の
とありました。なるほど、日本語のプラスチックというと例の物質としてのプラスチックしか思い浮かばないのだが(むしろ可塑性とは逆の意味さえも思い浮かべてしまう)、英語では形容詞で用法が広いようですね。

たまにはこういうことを調べるのも役に立ちますね。

今聞いているのは、MEN'S 5[とってもウマナミ]
こういう曲も聴くんですよ。ウマナミなのね~

2011年12月14日水曜日

ふたご座流星群はあきらめた

さすがに月がこんなに明るい空ではふたご座流星群は見えにくいか。10分ほど空を見ながら歩いたけれど流れ星は見えませんでした。

しかし、東京の空だと1等星も存在感が薄い。田舎ではあれだけ神々しく光っていたシリウスも夜空に溶け込んでしまう・・・。

最近空を見てばかり。下を向いているよりはいいのかな。思えば空を見るというのは、強力なストレス解消法なのです。どうやらストレスが溜まっているようだ。10キロ走らねば!

今聞いているのは、ラジオドラマ[ボイスト]
知り合いが出演しています。

ふと目が覚めた

ふと目が覚めた午前3時。べつに不眠症ではないのだが、布団に入って5時間ほどで最短の睡眠サイクルが終了するのかきっぱりと目覚めてしまった。

外をみると暗い。月が出ていてもおかしくないのだが今夜は雲の向こう側のようだ。 パソコンに向かう前の30分ほど読書をする。今読んでいるのはスティーブンキングの「ザ スタンド」。嫌われ者のハロルドもまだ一回しか出ていないし、病気に耐性がない人はようやく死に絶えたという状況です。ボールダーに着くころが楽しいんだよな・・・

日の出の1時間位前から空が明るくなるのでカーテンを開けてみたのだが・・・冷気が入ってきて寒いけど変化していく空を見るのはイイね!

今聞いているのは、書上奈朋子 [Flower and Ice]
Don't feel so sad.Don't feel sorry. Your beauty can thaw the ice now...

2011年12月13日火曜日

冬の空 浜松、東京

僕が生まれ19歳まで育った浜松は冬の晴天率の高さに関しては全国でも屈指の都市である。冬=晴れ。冬=風の強い晴れ、これで決まりだった。風は日本海からわたって来るのだが、日本のアルプスによって湿気を雪の形で奪われたてしまう。そのため乾いた冬の風がいつも吹いていた(だから晴れが多いらしい)。

中学、高校と自転車通学で道中は田舎道も多かったので、車などに気をつけなくてよい道もあった。そんな道を走っている時は空を良く見ていた。浜松の冬の空の色は、深い青ではなく少し白い青、強い風が雲の色を空に溶かし込んだように思える色、あるいは溶け込んだのは冬の太陽の光かもしれない。そういう空の色だった。地上にいる僕は、自分の体に圧力として風を感じる一方で空では音のない風が力となって雲の形を変えてゆく様子をなんとなしにみていた。

昨日、今日と2日連続でここ東京も良い天気だった。まさに雲ひとつ無い快晴。浜松の冬の空よりも若干青色が濃いと感じた空の下で、しばし昔に思いを馳せたのでした。18歳ももう15年以上前のことだ。

cinnamon [Take my love]
why don't you take my love ? This is what I've been dreaming of...

第15回目白ロードレースについて(2012/03/04)

参加予定のマラソン大会の情報です。
情報が更新されたら、別途メールで連絡いたします。

【日時】:2012年3月4日(日) 10時スタート位
【場所】:JR目白駅徒歩7分、都電荒川線学習院下駅すぐ
【距離】:5キロ
【エントリー予定時期】:2012年1月上旬
【参加費】:未定(2500円くらい)
【大会の特徴】
今までに2回出場しましたが、非常に良い大会です。
距離が5キロで走りやすい、学習院大学のキャンパス内を走れる(悪魔の上り坂がある)、デサントがサポートしてくれている、あんぱんや豚汁や綿菓子が無料で食べられる(美味!)、駅チカの大会で便利、中学校の体育館/会議室が更衣室として利用できるといった良い点があるからです。

都内の車道(目白駅の白山通りも一部通行止め!)を走れる気持ちの良い大会です。
どうぞ皆さん、各自の予定をご確認ください。
年明け早々にはエントリーしたいと思っています。

2011年12月11日日曜日

冬の空と月食

2011年12月10日は日本で皆既月食を見ることができた。ということで夜の21時以降、頭上を気にしながらすごしました。食が始まり・・・赤い月が現われ・・・再び月に輝きが戻る一連の流れをゆっくりと(しかし断片的に)見ることができました。地球の影を意識するのはこんな時しかありませんね。

冬の夜空といえば「冬のダイアモンド」を意識せずにはいられません。
中心にオリオン座のベテルギウス。それを囲むようにぎょしゃ座のカペラ、牡牛座のアルデバラン、オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のボルックス。
すべて1等星なので空が明るい東京でも判別がつきます。この冬のダイアモンド、意外と大きくある程度空が開けて、星の高度が良くないと見れません。

今日は雲が出ていて全部は見れませんでした。

今聞いているのは、Claude Debussy [月の光]
歌曲の方でございます。原詩はヴェルレーヌです。

2011年にしたい10のこと-途中経過1210-

2011年にしたい10のことの途中経過をご報告。

 1:本を10冊読む。
1.池波正太郎 「忍びの風」
2.梨木 香歩 「僕、そして僕たちはどういきるか」
3.ダニエル キイス 「アルジャーノンに花束を」

4.ニーチェ 浅井 弓男 訳 「ニーチェ詩集」
5.スティーブン キング 「ザ スタンド」
→5冊目でスタンドだと間に合わないか・・・

2:絵画の展覧会に行く
ロートレック展(三菱一号館美術館)に行ってきました。

3:5キロを3回走る。
→現在2回走りました。ファイナルは10キロか!?

4:髪を切る
→紙切りました。寒いので伸ばします。

5:TDLに行く
→残念ながら行けませんでした。

6:ダイエットして57キロを切る
→いろいろありましたが、56キロ台に突入。体が軽い。年越しまで維持できるか。

7:休日に1日パゴダと過ごす
→新宿御苑行ってきました。

8:パソコンのバックアップを取る
→BDはあるのだが・・・・HDDが値上がりしてしまった・・・・

9:CDを2枚タワレコで購入する
→ビョークの新譜を買いました。あと一枚は何買おうかな・・・

10:12月20日までに年賀状を投函する
→むむむ。明日の課題か。

どうでしょう。まずまずかな。


今聞いているのは、スザンヌ ヴェガ「99.9F」
この曲、邦題は「微熱」です。99.9F(ファーレンハイト)=37.72C(セルシウス)。
確かに微熱出てますね。

2011年12月9日金曜日

海に沈めてくれ

昨夜、携帯のリスモにリュック ベッソン監督の映画「グラン ブルー」のサントラを入れた。で、本日雨に降られながらこの曲を聞いていた。

Much Better Down There「俺を沈めてくれ」


エンゾ(ジャン レノ)の死のシーン・・・。エンゾが紺碧の海へと沈んでいく様はとても記憶に残っている。最後のセリフが「この海に俺を沈めてくれ・・・」

今聞いているのは 、Eric Serra[Homo Delphinus]

2011年12月8日木曜日

僕は、そして僕たちはどう生きるか

僕は、そして僕たちはどう生きるか」 梨木 香歩
 本日読み終わった本です。久々の梨木香歩ですが、深く考えさせられる箇所が多くありました。中学生~高校生を啓蒙するような内容に感じるのだけれどももちろん大人だって色々考えてしまう本です。

僕としては「言葉を非常に大事にしているな」というのを強く感じました。これは池澤夏樹にも通じる感じで、読書中に「あれ?この本の作者は池澤夏樹だっけ?」と何度も思いました。

色々なことのある人生で、どう問題に立ち向かっていくのかがさまざまな立場から静かに描かれている。悩んでいるのは自分だけではないって気がつけばそれが慰めにもなるんだよな。

今聞いているのは、Cocteautwins [know who you are at every age]
これはFour-Calendar Cafeというアルバムに入っている非常に好きな曲。
良く聞いていた広島時代の風景を思い出します。大田川の風景を。川岸の石垣を。
夜の闇にたたずむ桜とナンキンハゼの木を・・・

2011年12月6日火曜日

早朝

パゴダと早く寝て、朝ちょっと仕事をするというスタイルをたまに取る。十分に睡眠時間が確保されて、出勤時間まで適度の締め切り緊張感があるこのスタイルは確かに結構効率的である。

冬の朝4時台前半は、まだ街が完全に眠っている。窓を開けて外の空気の冷たさを確認すると、耳に入るのは風が草を揺らすかすかな音だけだ。曇りがちな今日の空はにぎやかな冬の星座を隠している(とってもこの時間だと冬の星座はすでに見えにくい場所に下がっているだろう)。
本日の日の出は6:36、日の入りは16:28、月の出は13:31、月の入りは2:21(東京)でした。

ちなみに12月10日は皆既月食が見られます。20~ 26時まで10日の23時ころが最大という好条件。月は南の空高くに見られるようです。
 国立天文台 天文情報センター
ではまた。

今聞いているのは、ドビュッシー「フルート、ハープ、ヴィオラのためのソナタ」
寝て起きているので気分は朝なのだけれども、周囲に濃厚に立ち込めるのは夜の気配です。


2011年12月3日土曜日

クリスマス 2011年


ドビュッシーの「家無き子らのクリスマス」という曲です。
Noël des Enfants qui n'ont plus de Maisons

クリスマスというと非常に幸せなムードがクローズアップされているけれども、
そんなのばかりでもないでしょ・・・ということを思い出させてくれる曲です。
ドビュッシーが作詞/作曲しております。

僕らにはもう家もない!敵たちが全部取って行ってしまった。
僕らの小さなベッドさえも!

 この動画は合唱で聞きなれているソプラノ曲とはだいぶ印象が違います。

2011年12月2日金曜日

今日も桜

すっかり桜に心を奪われてしまった。本日も桜の紅葉を見るために、一駅前で降り、15分ほど歩いて帰宅した。雨にぬれた桜の木は樹皮がより黒くなり、色づいた葉とのコントラストが相当美しい。はあ、思わずため息が出てしまいました。

今聞いているのは 、坂本龍一 デヴィット シルヴィアン「禁じられた色彩」

Senseless years thunder by
Millions are willing to give their lives for you
Does nothing live on?

2011年12月1日木曜日

胃が重い

これぞまさに年齢のせいだろう。22時を過ぎてご飯を食べると翌朝、非常に胃がもたれている。付き合いで遅い時間に食事すると・・・・翌朝ブルー。本日はちょっとブルー。

気をつけなくては!

今読んでいるのは、ダニエル キイス「アルジャーノンに花束を」
かれこれ40年ほど前の本です。現在、チャーリーの知能はマックス状態。切ない本です。