2011年12月25日日曜日

ニーチェ 詩集を読み終わる

ニーチェ 「ヘラクレイトス讃」
地上のいっさいの幸福を与えるものは、
友よ、戦争なのだ!
そうだ、友となるためには、
砲煙が必要なのだ!
友とは三つの点で一致する者だ、
困苦に対しては兄弟、
敵に対しては平等の者、
死に対しては―自由な者。

ニーチェ詩集の読後感想としては「ニーチェって意外と骨太の詩人だったのか」でした。後は深淵という言葉を良く使うなあということ。ニーチェの詩集を読むにあたって「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」という一文を探していた。

これは好きな映画のタイトル直前に表示される言葉です。どうやらニーチェの「善悪の彼岸」という作品に書かれているようです。

・・・寒くなったのでそろそろおやすみなさい!
今読んでいるのは、梨木香歩「不思議な羅針盤」
12月に読むにふさわしい本。時々はっとさせられます。



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