今日の美しい夕焼けを眺めていた人は何人かいたようだ。
ちょうど、夕焼けが始まる前から外を歩いていました。強い風に引きちぎられたような雲が浮かんでいました。
このダイナミックだけれど当たり前な自然現象を目の当たりにして、なんだかアテられました。
自然ってでかいですね。
今聴いているのは、中村由利子[私の騎士]
この曲は今から20年くらい前、深夜に放送されていた映画「1999年の夏休み」で知りました。
偶然見たんだけれど、とてもインパクトが強い映画で数年後に再度見たときもやはり驚きました。
今ではDVDが販売されているようです。
「子供の頃、夕焼けを見て泣き出したことがあった。セミを取りに行って、四、五人いた仲間とはぐれて気づいたら一人ぼっちで、夕焼けで、僕は恐ろしいほど孤独だった。まるで天と地の間に僕一人しかいないような、そんな寂しさ。夕焼けは酷い位に綺麗で、赤と金色が入り交じって、あたり一面光っていた。それなのに、その事を語る事のできる奴は、誰もいない。恐かった。寂しかった。僕は、どうしようもなく無力で、出来る事といったら、泣き出す事だけだった。今でも僕は、その日の事を夢に見る。ちょうどこんな風な夕焼けだったよ。」(映画のセリフより)
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