この一月でパゴダも5歳になりました。子供を持って、自分の親の気持ちが良く分かるようになるというのは、、「その立場に立って良く分かるようになった」ということなのですが、感情的になる(いわゆる涙もろくなる)のは子育て特有かもしれません。
いい意味でも、悪い意味でも5歳のパゴダは知恵というものが発達してきました。2~3歳の発達が、本能的な、「自然に」成長している感じがあった一方で、4~5歳の成長は親を含めた周りの環境に大きな影響を受けつつのものである感じがします。そしてこの傾向はもっと強くなっていくでしょう。教育っていうと、勉強、学力と思ってしまうのですが、環境を整える=教育という考えが大事だなと思います。
さて、最近のパゴダを見ると・・・怒ったり、怒られたりしたときに拗ねるときがある。部屋の隅に行ったり、布団に包まったり。様子を見に行くと「触らないでよ!」と言うのだけれども、100%強がりなのがわかってそれが可愛くもあり、ツッコンでみたくもなります。彼が属する社会(保育園)で覚えてくるのですが、「このくそやろぉぅ、くそばばぁ、ばっか!」と言うのも今の時点ではその意味を理解していない点で可愛くもある。言われたこちらは、ぜんぜん悔しくないのである。
そんなパゴダの拗ねたり、場にふさわしい言葉を選ぶセンスは成長しているな~と強く感じるのは、己がダークサイドの人間だからだろう。バランスよくいろいろなことを覚えてほしいものです。
今読んでいるのは、中島らも[酒気帯び車椅子]
中島らもを知るきっかけとなったのは、朝日新聞の「明るい悩み相談」なのだけれど、20歳過ぎの僕はだいぶ読みました。世間的にはちょっとヤバイ人・・・という印象なのだろうけれどそれは彼の人生の後半のドラッグ、アル中、躁鬱病の印象なのだろう。酒の弱い自分がアル中になることは無いだろうが、らもの本を読んでアル中は恐ろしいなと心底思ったものです。
「ガラダの豚」、「こらっ」、「啓蒙かまぼこ新聞」なんかが面白いです。特に啓蒙かまぼこ新聞シリーズは中島らもの隠れた名作だと思います。「最後の晩餐」をリアルタイムで見ていた僕が言うのだから間違いありません!
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