2012年4月3日火曜日
舞台っていいですね、たまには観なきゃ
いとこの息子が出演する舞台を観に行ってきました。彼はなかなか律儀なヤツで出演する舞台があるとメールでお知らせしてくれます。今回は中野、下北沢と続いて3回目の舞台でした。だいぶ練習や経験を積んだようで良かった。世界に引き込まれます。
◆劇団る~びっく18/2ぶ(るーびっくきゅーぶ)・「月影に陰るは果ての世界」
・ストーリー
朝靄と腐敗する匂いに影が動く。ここは住み処、彼らの住み処。
境界線の向こうは飽食の街。人の心は表と裏の二面性。
テレビと物語は現実と理想の境界線。街からやって来た男の子の一言から
物語は動き出す『僕と、友達になってくれないかな?』
ミュージカルのキャッツを思わせるような舞台背景。そこに生きている人間と街の人間が織り成す生活には裏切り、憎しみ、犠牲、怒り、悲しみ、あきらめ、絶望、喜び、そしてさまざまな形の愛が語られている。
一番のメッセージは「生きる」ということと、それと同等の意味を持つ「死ぬ」ということ。普遍的なテーマではあるけれど、舞台は観客との距離が近く、舞台の上の緊迫感を容易に共感することができ、画面を通したものとは伝わり力がぜんぜん違う。観ながら「そう、それでもやっぱり生きなくては」と何度も思いました。 生きるって言うのは時々せつない出来事にぶつかります。それでもやはり生きているだけで価値があるのだな、と当たり前のことを気がつかせてくれます。
舞台終了後の彼の晴れ晴れとした表情も良かったです。親戚でありながら会う機会は少ないのですが、彼の成長を実感でき刺激を受けました。
今聴いているのは、フォーレ[ピアノトリオ Op120 第一楽章]
舞台を観ている時の気分をあらわしている曲です。
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