最近読んでいるのは、高田郁の「みをつくし料理帖」です。江戸時代の今で言う定食屋の料理人の話です。しばらく前に読んだ池波正太郎の「鬼平犯科帳」、「剣客商売」が男世界の硬派江戸小説だとすれば、みをつくしは女世界の庶民江戸小説という感じです。登場する人々がポジティブなのは軽い気持ちで読む身としてはとても良いですね。料理に関する記述は、若干後出しじゃんけん的なところもありますが、基本的には面白いです。
息子のパゴダは寝る前にほぼ必ず本を読むのですが、ほとんどは図書館で借りています。父、母、それぞれ本の選択に大きな違いがあるので、パゴダも色々な種類の絵本に接することができるのではないかなと肯定的に考えています。そんあ最近僕のチョイスは外国の絵本。日本で育っている日本人のパゴダ。やはり日本の絵本の本がすんなりと話しに入っていけます。語られている話の世界観、ニュアンスをはじめ、絵柄などがあっているのだと思います。
変化球ということで外国の絵本を選んでいるのですが、この本は名作です。
にぐるまひいて
満月をまって
バーバラ クーニーの素朴な絵は美しく、思わず細部まで見入ってしまいます。そして大人ならばその絵に少し懐かしさを感じると思います。
今読んでいるのは、高田郁の「みをつくし料理帖」。
次の巻で完結するのですが、どう完結させるのだろう・・・流れからいってハッピーエンドは間違いないと思うのだけれど・・・。