ちょっと気になって、昼休みに会社の近くの公園をいくつか回ってみた。いくつか回ってといっても同じ地域なので特別気候が変わるわけではないのですが・・・
東京都中央区付近の桜はまだ1~4分咲きでした。日陰のところはまだほとんど咲いていません。日当たりが良く、風の通り道となっていない公園で4分咲き、日陰の桜はまだ蕾が十分に膨らむ手前でした。自宅付近にある桜もその程度です。
巷では都知事が「花見を自粛して」というコメントをだし、「経済縮小ムードばかりで景気が悪化するから花見くらいは自由にすればいいんだよ」という反応もあるようですが、都知事の発言の真意は「仮設トイレの不足、警備する警官、救急車を運用する消防の人力不足」というところにあるという話です。確かに警視庁も東京の消防も被災地に応援に行ったり、バックアップ体制をしいているはずで東京人がするのんきな花見にかまっている時間はないだろう。
個人的にはこの週末が休みなので、そこでひっそりと花見をしようと思っています。電車の車庫の近くのあの公園はどうだろうか・・・。
すべての日本人にとって、もうじきもっと綺麗に咲くであろう今年の桜の花をみて、東日本大震災の犠牲者、被災者のことを思い起こさない人はいないだろう。東北地方でもしばらくすると桜の木が花を咲かせる。それがかの地にいる(眠る)人々の慰めとならんことを東京の桜をみて思った。
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