2011年5月23日月曜日

鬼平犯科帳

 久々に落ち着いて読書をと思い、図書館にいって池波正太郎の鬼平犯科帳を手に取った。池波の本は剣客商売を楽しんで読んだので期待していた。とりあえず2冊借りてみたのだが・・・・非常にのめりこんでしまった。

 剣客よりも少し後の時代(江戸時代)が舞台となっている。江戸の風俗が生き生きと描かれ、時々江戸時代に生きた人々の生活を覗き見ているような感覚を味わえるのは剣客と同じ。鬼平は犯罪者の視点も多く存在するから、今の時代とだいぶ違うのだなと思いながら読んでおります。鬼平につかまって、足に五寸釘を打たれて拷問されたら、そりゃ自白するだろうよね。

 鬼兵はなんと文庫で全24巻。これは長く楽しめるわい。

ラヴェルの歌曲。いい曲です。

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