2012年6月9日土曜日

雨が心を揺り起こした(ちょっとまじめ)

揺り起こした?こんな表現があるのか分からないけれどそんな気持ちです。
雨とあの白い花が心にさざなみを立てたようです。

関東地方もついに梅雨入り。梅雨、というと蒸し暑い、雨が嫌だというイメージが先行してしまうけれども、日本にとっては重要な恵みの雨の季節でもあります。こういうところをもっとアピールしたいところです。

今日は徒歩での移動のときに、面倒くさくて(雨を感じたくて)傘をささずに歩いていた。霧雨に近い小雨はいつの間にか服にしみこみます。梅雨の花といえばアジサイが有名だけれど、個人的には「クチナシ」の白い花が梅雨の花です。

あの、明るい黄緑色でちょっと硬い葉がてかてかと雨に濡れ、湿気を含んだ空気がクチナシの甘い香りを運んでくる。まさに梅雨です。アジサイと違ってクチナシの花はあっという間に終わってしまうのもそこはかとなくてよいものです。自然の変化にはとても短いサイクルがあって、これを見逃すとまた来年!チャオ!ということになってしまうので油断なら無いです。

クチナシの花を見ていつも思い出すこと・・・クチナシの実はとても綺麗な黄色を出すこと、母校の大学の入り口にクチナシが植えられていて、そこでこの花のよさを知ったこと、花言葉は「私は幸せ」ということ。

今聴いているのは、Mazzy Star 「Fade into you」
CSI:NY5 で流れた曲です。

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