2011年1月21日金曜日

「赤い諜報員-ゾルゲ、尾崎秀実、そしてスメドレー」を読んで

スパイゾルゲという映画が公開されたとき、ゾルゲって面白いかな?と気になりました。しかし、日常とさほど関係があるわけではないのでそれで終わってしまったのですが、ふとした拍子にゾルゲに関する本を1冊読みました。その本はゾルゲのセリフ、心情、シチュエーションなどが作者の想像によって再現されており、純粋なルポ、ノンフィクションとはいえないが史実に基づいているという作りでした。

純粋なノンフィクションでないということが好みの分かれ目かもしれません。個人的にはゾルゲ、尾崎、スメドレーの3人のキャラクターが強烈に脳内に焼きついてしまった。次はNHK取材班のゾルゲ本を読もうと思うのだけれど、読書後にどのような印象を持つことになるかな。楽しみです。

今読んでいるのは、 NHK取材班著 下斗米伸夫著 「国際スパイゾルゲの真実」
第二次世界大戦は当時の日本政府の判断ミス(暴挙)というふうに歴史の授業で学んだ記憶があるのだけれど、駐日ドイツ大使館や尾崎を通してゾルゲは政治工作を行っていたのだろうか・・・。ソ連の為に情報操作を行っていたとすれば・・・。

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