2011年11月4日金曜日

読書の秋-2011

涼しくなると、途端に読書熱が沸騰します。最近読んだ本。 ■東野 圭吾「流星の絆」 東野って直木賞作家だけれど、意外と本によって完成度にブレがあると感じる。売れっ子の宿命か。 オムライス、3人兄弟妹の話だけれど、兄弟妹の苦悩の描写が少なかった。前向き兄弟妹ということか。 ■スティーブン キング 「ファイアースターター」 知り合いに薦めたので再読と思い読んだのだが、ほんとに薦めたかったのは「キャリー」だった(汗)。勘違いしておりました。 ファイアースターターはキング作品初めてだと多少難易度が高いか。全編に切なさがあふれていますが、翻訳が古くて読み辛い。 そりゃ違うだろ!と思う箇所もあります。 ■野沢尚「リミット」 ミステリ小説では現代の警察(警視庁)内部の描写が基本要件となるのだが、東野圭吾、高村薫、野沢尚を比べて読んでだいぶ印象が違う。 東野では警察って仕事も面白そうと思い、野沢では警察ってやっぱ厳しいよねって思い、高村では警察って絶対にやれないなって思います。 なんだろ、ストイックさの違いか。 この秋、まだまだ読むぞ! 今読んでいるのは、野沢尚「眠れぬ夜を抱いて」

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